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「創価のルネサンス90」池田大作
 
「創価のルネサンス90」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
108ページ
1996年1月15日 初版発行
 
1997年 平成9年 7月 読了
 
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※収録期間 平成7年(1995年)11月2日~11月14
 
【目次】
 
人間主義の最高峰を仰ぎて――現代に生きる釈尊(ネパール王国・国立トリブバン大学での記念講演)H7.11.2
 智慧の大光
 生命の宝塔を輝かせよ
 釈尊の不滅のメッセージ 人間よ汝自身を開発せよ
 無限の富は足下にある 今、そこを掘れ
 人間自身の光で 進歩の未来を照らす
 民の心に聴く
 人間の大指導者の智慧の源泉
 智慧とく知識を活かす
 他人を苦しめるエゴの学問は不毛
 慈悲の大海
 人類の宇宙的使命は慈悲にある
 ヒマラヤのごとく悠然と
 不動の自己を築け それが慈悲の基盤
 自他ともの幸福を目指せ
 現代人の「心の病」の良薬は“相手の身になってみる”こと
 
アジアは「平和の心」で連帯(第3回アジア文化教育会議・第2日)H7.11.7
 永遠に社会貢献の王道うぃ着実に
 幸福の実証を見るうれしさ
 勇気が人の真価をつちかう
 どこまでも共に
 キング夫妻の闘争“差別の屋台骨を壊すのだ”
 最も厳しい地へ
 女史の執念の力
 戦い続ける心が人間としての勝利
 歴史の進歩に逆行すれば滅びる
 リーダーの勇気が皆の堤防
 恐れは、直視すれば打ち勝てる
 会員を守り切る指導者たれ
 
指導者の目的は会員の幸福(第3回アジア文化教育会議・最終日)H7.11.9
 友の勝利へ「毎自作是念」の祈りを
 門下の勝利を喜ばれた大聖人
 悩める友をこそ守り、励ます
 四条金吾はなぜ諸難に勝てたか「前前の用心」「けなげ」「強き信心」
 用心・勇気・信心
 経文通りの「無上道の人生」を歩もう
 仏法は永遠に行き詰まらない
 
人類貢献の「不変の大道」を歩め(11.18記念アジア代表者会議)H7.11.12 
 大海のごとき境涯を示された日蓮大聖人「大難来たりなば 弥弥悦びをなすべし」
 信仰の「火」には 難は「薪」となる
 悠々たる前進を
 牧口先生は軍国日本の狂いを叱咤「法華経は 永遠の法」時代で変わる法律とは違う
 権力悪と戦う
 世界の希望の巷
 
創価学会の使命とは「平和の大計」と「民衆の万年の幸福」を確立(11.18創立記念勤行会)H7.11.18
 アジア歴訪の成功に感謝
 ローマの賢者は 暴君の傲慢を笑う
 魂に鎖はつけられない
 精神の自由は、誰人も縛れない
 権力は無常 信心の王者こそ永遠
 信心で勝つ人が永遠の勝利者
 楽しめ人生を! 妙法は変毒為薬の法
 牧口先生の法難は今、栄光の歴史に
 牧口先生の確信
 御本仏に抱かれて「常楽我浄化の旅路を」悠々と
 楽観主義で!
 
<折々の語らい>
ヒマラヤのように堂々たる人間に(ネパールの子どもたちと語る)H7.11.3
 
生涯、不変の信念で我が道を(第3回アジア文化教育会議・第1日目)H7.11.6
 
<授章>
世界的に公明な識者から選定 日本人で初! 池田氏は“人間への尊敬に満ちた世界”に貢献(ネパール王国・国立トリブバン大学の「名誉文学博士」学位記授与式)H7.11.3
 国の豊かさは「心」で決まる――池田SGI会長の謝辞
 文学の魂輝くネパール「精神のルネサンス」の風よ 世界へ渡れ
 
「池田氏の平和運動に私たちも貢献したい」デウバ首相 「現代史に特筆される対話・人権闘争」シン市長(ネパール王国・カトマンズ市の「名誉市民」称号授与式)H7.11.4
 ネパールに人材山脈が聳(そび)える――池田SGI会長の謝辞
  カトマンズは山上に聳える人間性の殿堂
  栄光の都の一員となった喜び
 
池田博士は「現代のヒューマニズム」を体現(カマオ大学の「名誉社会科学博士」称号授与式)H7.11.14
 日本との交流の道を開いた創価大学
 冷戦後の今こそ創造的友好の航路を――池田SGI会長の謝辞
  小我を越えた人類意識を育め
  21世紀開発すべきは人間自身
 
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池田先生のスピーチ集創価のルネサンス」の第90巻です。
 
平成7年(1995年)11月2日~11月14日までのスピーチ・折々の語らい等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●同志が功徳を受け、幸福になった姿を見ることが、私の一番の喜びである。これほど、うれしいことはない。そのためにも、第一にも仲良く、第二にも仲良く、第三にも仲良く、進んでいただきたい。そして、家族を大切にし、友人を大切にし、社会を大切にしながら、無限の希望に生き抜いていただきたい(P29)
 
●「勇気のある人は、恐れに真正面から立ち向かうことによって、恐れに打ち勝つことができる。臆病な人は恐れを直視できないから、それにより、逆に恐れに打ち負かされてしまう。(中略)私たちは、押し寄せてくる恐れの洪水を阻止するだけの、勇気という名の堤防を絶えず築き続けていかなければならない――キング博士。
「臆病」では幸福になれない。「勇気」こそ、幸福への扉を開くカギである(P35)
 
●人の世のわびしい習いとして、順調な時は、皆、寄ってくるが、いざ苦境に立たされると、離れてしまう。それどころか、悪口や批判で、ますます追い込もうとするものである。
仏法者の生き方は正反対である。苦しみ悩む友、逆境と懸命に戦っている人、そうした人々をこそ、守りに守っていく。
未来に希望をもち、現在に勝っていけるよう励ましていく。心に温かく“滋養”を送りながら、ともに肩を組み、ともに前へ前へと進んでいく(P41)
 
●どんなに権力・権威を振りかざそうとも、まことの賢者には通用しない。
魂の自由は、誰人にも縛られない。心の王国は、何ものにも侵されない。
いわんや、絶対に私どもの信心を侵すことはできない。ゆえに信心で戦い、信心で勝つことであえる。信心の王者こそ永遠の勝利者である。信心こそ創価学会の魂なのである。
反対に、傲慢な権力は、一時の幻である。あぶくのごとく、はかない。その虚しさを見破ってしまえば、恐れるものは何もない(P58)