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「生と死をめぐる生命倫理―脳死・臓器移植問題」創価学会生命倫理 研究会・東洋哲学研究所 共編
 
「生と死をめぐる生命倫理―脳死・臓器移植問題」
創価学会生命倫理 研究会,・東洋哲学研究所 共編
第三文明社
207ページ
1998年11月25日 初版発行
 
2004年 平成16年 2月9日 読了
 
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【目次】
 
まえがき
 
1.生命倫理研究会・研究論文「脳死・臓器移植問題」について考える>
はじめに
脳死とは何か
脳死とはどのように判定するか
仏教では臨終をどうみるか
臓器移植と日本人の身体観
自由意志について
 ドナーカード制度等の制定
 移植ネットワーク・コーディネーター制度の整備
社会的合意の形成にむけて
永遠の生命
語註
 
2.座談会「脳死・臓器移植をめぐる問題」>
この10年の経過
「脳死・臓器移植問題」の底流
「自己決定」の重要性
成立した「臓器移植法」について
「ドナーカード」の普及
マスコミ・政治家への期待
議論しない国民性の淵源
大乗仏教の精神
看護者の役割
「臓器移植法」施行後の問題
レシピエントの問題
今後の展望
 
3.「臓器移植法」成立までの経過およびその内容について>
成立までの経過
「中山案」と「金田案」
成立した「臓器移植法」
出はじめた法改正への提言
語註
 
<参考論文「大脳生理学より脳死を考える」>
はじめに
「脳死」の問題点
 「脳死の定義」に関する問題点
 「脳死の判定基準」に関する問題点
「脳死」と「臓器移植」
おわりに
語註
 
参考文献
 
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「生命倫理研究会」は1986年に、「脳死問題」をテーマに出発し、以来12年間、日蓮大聖人の仏法を基軸に、論議を重ねてきました。医学に直接・間接に関与するメンバーが、仏教思想をベースに積み重ねてきた思索のプロセスをたどっていただきたいとねがっています。
(「BOOK」データベースより)
 
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「脳死問題」をテーマにして、創価学会の医師、学術者、看護者を中心として出発したグループ「生命倫理研究会」の、12年間にわたる研究をまとめた、第一弾の本です。
 
「脳死・臓器移植問題」を、日蓮大聖人の仏法を基軸にして、論じ合っています。