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「創価のルネサンス89」池田大作
 
「創価のルネサンス89
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
102ページ
1995年12月10日 初版発行
 
1997年 平成9年 7月 読了
 
★ ★ ★
 
※収録期間 平成7年(1995年)9月22日~10月17
 
【目次】
 
青梅の天地を広布理想郷に(青梅区の友との懇談会)H7.9.22
 心を常に喜びと希望の方向に
 歴史を動かす英雄は民衆
 民衆に学べ!
 ナポレオン軍の老兵たちの思い
 歴史家ミシュレの叫び「才人なんか、いくらでもいる」「必要なのは、気骨ある人物だ」
 心を見なければ何もわからない
 民衆尊敬の心を社会の底流に
 迫害は正義の証
日蓮大聖人の憂国の警鐘 国主は道理を親と敬え 政道を曲げては国に災いを招く
公正な基準を
 立て、師子として
 氷川に脈打つ三代会長の魂「不屈の信念」の人を社会に――山崎第二東京総合長の話
 
国家悪の20世紀を「民衆が勝つ21世紀」へ転換(第92回本部幹部会、第32回全国婦人部幹部会、第14回中部総会、中部青年部21世紀総会)H7.10.6
 堅実・着実・誠実が強い 偉大なる中部の大発展がここに
 見栄でもなく形式でもなく
 権力と戦う中部
 牧口青年の来訪
 一歩一歩進め
 牧口先生「文明国の使命は国民の自由の確保」
 国家の臣民でなく、世界の市民
 国家は精神世界に介入するな
 権力に弱い日本の精神土壌を変革
 民主主義の気骨をつくれ 民衆仏法が、確固たる精神の柱に
 柔順で脆弱な心を権力が悪用
 明るく人権闘争
 青年よ、敢然と! 母よ、未来建設を!
 恩を忘れぬ誠実
 民衆(とも)よ進もう! 人権の世紀へ!!
 スケール大きく
 成長する限り女性は輝く“人生の最盛期”を決めるのは“心”
 活躍する女性は一生涯、美しい
 心の力は無限
 エレノア・ルーズベルト女史「一つ切り抜けたら 次も大丈夫」
 勝利とは自分が勝ち取るもの
 
青年よ「事の信仰」で勝て!(中部・北陸池田学校総会)H7.10.6
 智慧の王子たち
 信心の炎が燃え上がる教学を
 信心も100% 生活も100% 仏法即社会の実証を
 口先だけの信仰は理の信仰
 強敵と戦う心が、君の力を引き出す
 権力からの迫害は、正義の証明
 民衆よ叫べ!! 黙すれば権力が喜ぶ
 みずから虫けらになる者はふみつけられても文句は言えぬ――カント
 戦う心を生涯
 
民衆が「本」、権力者は「末」(滋賀県最高協議会)H7.10.8
 素晴らしき滋賀の時代を
 大聖人は「王は民を親とし」と御断言 本末転倒の社会は衰亡 ゆえに民衆よ悪を許すな
 人民が安穏でこそ国王も安泰
 権勢よりも人格 財産よりも信念
 正法の人を憎む故に三災七難が
 あなたは幸福の種を蒔く人
 聞かせることが成仏の縁に
 女性信徒への御聖訓“一切衆生の仏性を、妙法の一音が呼び顕す”
 題目の力は宇宙を動かす
 ともに全世界へ、平和の種を
 
「無限の希望」を全人類に!!(第20回SGI総会、21世紀兵庫希望総会)H7.10.17
 健康第一で
 毎日、真剣に追善
 真の宗教は安穏と生きがいの源泉
 仏法は平和の地から
 仏法に行き詰まりはない
 信心は無限の希望を生む
 御自身は忍難 人々には慈愛
 一身のことより民主のことを
 SGIは大慈悲の哲学を世界に宣揚
 「日蓮と同意」が最高の人生
 妙法は永遠の幸福の秘術、希望の智慧
 苦悩をとどめる唯一の秘術
 “試練と向き合い応戦せよ、そこから新文明が生まれる”トインビー博士
 ゆえに、阪神大震災を乗り越えた新生・兵庫に期待
 没後20年・トインビー博士を偲ぶ
 文明を決めるのは宗教の質
 希望は敢然と足を踏み出す
 
<創立者祝辞>
自分自身に生ききれ。人ではない、自分で決まる(関西創価中学・高校の新「金星寮」完成祝賀記念の集い)H7.10.10
 オックスフォード大学・ケンブリッジ大学 寮で人格と友情を育てた
 新世紀の空を照らせ 金星のごとく 高く 明るく
 暗黒の時代に自由の明星と光った恩師 信念の歴史は今、燦然と
 昭和18年信濃町へ 精神の自由守った人権闘争の秘話
 一人の幸福のため家庭訪問
 野蛮な侵略性と戦い抜く
 会館は庶民の福徳が結晶
 関西への着目
 互いに尊敬を
 
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池田先生のスピーチ集創価のルネサンス」の第89巻です。
 
平成7年(1995年)9月22日~10月17日までのスピーチ・祝辞等が収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●心は見えない。その意味で空気に似ている。見えないにもかかわらず、空気が濁っているか、清浄かで、生活は全く変わる(P6)
 
●あらゆる指導者が謙虚に「民衆に学ぼう」と決意するとき、世の中はどんなにすがすがしく向上するだろうか(P9)
 
●アメリカの、エレノア・ルーズベルト女史について(P41)
 
●学会が強いのはなぜか。
それは、狂った権力者の魔性によって牧口先生が獄死させられ、戸田先生が迫害された。
その魔性を「断じて許さない」心があるから強いのである。
この魂を忘れない限り、学会は断じて敗れない。ますます発展していく。そう私は厳然と言い残しておきたい。
民衆が臆病で、我慢強く、何も言わないから、権力は安泰なのである。
だから人権闘争、精神闘争、言論闘争が必要なのである(P55)
 
●「裏切りは人生における最大の犯罪」と言った人がいる。
いい時だけついてきて、悪くなると逃げていくのは悪党の中の悪党である。人生の敗北者である(P80)