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「創価のルネサンス71」池田大作
 
「創価のルネサンス71
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
91ページ
1994年6月20日 初版発行
 
1997年 平成9年 5月 読了
 
★ ★ ★
 
※収録期間 平成6年(1994年)4月2日~5月14日
 
【目次】
 
今、民衆は進歩する、求道の人が輝く(第77回本部幹部会、聖教新聞創刊43周年記念配達員大会、北区栄光総会)H6.4.23
 戦いは、勇者こそ勝者
 勇気の乙女が臆病の男性を叱咤
 乙女ジャンヌ・ダルクの叫び「命ある限り戦うのです」「我らが城を守るのです」
 心で決まる
 ダンテが、シェークスピアが、ユゴーが求めた「人間の思想の大道」を
 活動が止まると心に雑草が
 民衆は進む「新世紀」の光明へ “古き文明は一掃された!”“今、建設の時!!”
 進歩のうちに 民衆を建設
 「命がけで信心せよ 最高の善がわかる」牧口先生
 善悪は観念ではわからない
 魔を見抜き、魔を打ち破る信心
 自分をつくれ 求道心でつくれ
 求道の人は 毎日が真剣 毎日が新鮮
 青年ならば「勇猛精進」したまえ
 無冠の友・機関紙推進の友に最大の感謝
 人に希望を与え、幸福にする労苦
 人を救う文字を広げる大功徳
 仏典に「文字は是れ 三世諸仏の気命(いのち)なり」「願わくば皆 出世の文字を受持せよ」
 雨粒と大地の塵は数えられても
 人格の花咲く庭に人は集う
 安喜多=秋田と喜多=北が交流
 
創価の道に「21世紀の宗教」の光輝(5.3記念の集い、第1回首都圏総会、第9回東京総会)H6.5.3
 戦前の最後の総会 昭和18年5月2日 “恐れるな 大聖人の正義に殉教”牧口先生
 逮捕2カ月前も
 御聖訓「すこしも・をづる心なかれ」
 卑怯な振る舞いで笑われるな
 5.2から5.3 不思議のリズム
 師を継いで立った 昭和26年5月3日 “学会員の勇気に勝る者はない”戸田先生
 迹化の菩薩は恐れをもいだこう
 全世界に築いた人間ネットワーク 「普賢(あまねく、かしこい)菩薩」の英知の力で
 未来部、頑張れ!
 通い合う心と心
 インドのラジブ・ガンジー元首相の子息への教え「ベストを尽くせ」「その上でもう一歩努力を」
 勝利の方程式
 賢者たれ 勝者たれ 「勝つまで走れ」
 最後のひと踏ん張りが大事だ
 うそを見抜け、戦え
 真実は必ずわかる 不動の心で
 獅子一人いれば
 トインビー博士は「宗教改革」に期待 宗教の魂を救え 21世紀のために
 宗教が輝き、精神が輝く21世紀
 「もみがら(付随的なもの)」を捨てよ 「米(本質的なもの)」を取れ
 改革を続ける宗教を信用する
 求道者が勝利者
 この日がありて広宣の威光輝き
 
<創立者祝辞>
「自分で考える」創造的知性を(第24回創価大学・第10回創価女子短期大学入学式)H6.4.4
 モスクワ大学の知的伝統 最先端の戦う知性たれ
 変革の先駆には学生が
 使命感の力
 “苦闘の日々が最も幸福な時代”キュリー夫人
 世紀の発見はゴミの中から
 環境ではなく、負けない自分
 あの日々こそ輝いていた
 人格を築け 自己との闘争で
 何ものにも左右されない人格
 自分で真理を 自分で価値を
 口まねでなく自分で考えよ
 カリフォルニア大学バークレー校の知的伝統
 “人類のために何ができるか”――教授と学生は探究の同志
 夜を徹して世界情勢を
 知性の闘士たれ
 長風 浪を破る かならず時有り
 
「なぜ」と問い続ける好奇心を(第27回創価中学・高校入学式)H6.4.8
 私の希望の太陽 それは諸君――誓いを貫き 世界で活躍する学園生出身者
 うれしい学園卒業生の活躍
 根が深ければ必ず花は咲く
 天文台とコンピューターで結ぶ
 人間は脳を十分に使っていない “無限の力”引き出すのは探求心
 脳は小宇宙
 友誼の桜は爛漫
 「何のため?」「全て人民のため!!」 15歳の時の叫びを貫いた鄧頴超女史
 正義の声「なぜ行動しないのか」
 きのうの自分を乗り越えよ
 民衆に奉仕を そのための学問
 人間の目は頭の後ろ意ついていない 人間ならば前へ! 前へ!
 ユゴーの呼びかけ「常に夜明けのほうを見よ」
 
<折々の語らい>
仏道修行に徹し勝利の人生を(4.2記念の集い)H6.4.2
 
皆の意見を大切に(南米の代表と協議会)H6.4.9
 
蘇生への励ましを送る慈愛のリーダーに(海外の代表と協議会)H6.4.11
 
祈りこそリーダーの根本(ヨーロッパの代表と第3回協議会)H6.4.16
 
女性の意見を大切に(婦人部・女子部の代表と協議会)H6.4.17
 
温かい言葉、誠実な表現(方面・県の代表と協議会)H6.4.20
 
希望強き人が勝利者(婦人部の代表と協議会)H6.4.21
 
リーダーは燃えあがる情熱を(第2東京の壮年部・婦人部の代表と協議会)H6.5.4
 
幸福は自分で決めるもの(代表と協議会)H6.5.7
 
指導者の責任感で決まる(最高幹部と協議会)H6.5.10
 
勢いで勝つ。基本で勝つ(方面代表と協議会)H6.5.11
 
希望は不死鳥のごとく(婦人部の代表と協議会)H6.5.12
 
人材育成を真剣勝負で(各部の代表と協議会)H6.5.14
 
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池田先生のスピーチ集創価のルネサンス」の第71巻です。
 
平成6年(1994年)4月2日~5月14日までのスピーチ・祝辞・折々の語らい等が、収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●ジャンヌ・ダルクについて(P6)
 
●「人間の心というものは、活動がとまってしまうと、雑草が生えるものだ」と、シェークスピアは記している。
その通りである。川の水も、流れが止まれば、濁ってしまう。
信心を失い、広布の活動を避ける人間は、生命が濁る。そういう人を信用できるはずがない(P10)
 
●人知れず、人一倍の努力をする。最善を尽くしたうえで、さらに努力する。いずこの世界であれ、これこそが大成への鉄則であり、法則である。
反対に、「もうこの辺でいいだろう」と努力をやめる。それは慢心であり、成長が止まってしまう。必ず行き詰まってしまう。
いわんや、信心の世界は、もっと厳しい。謙虚な求道心を忘れ、自分を大した存在と思ったとたんに堕ちてしまう。幹部も、地位を得た人間も、皆そうである(P35)
 
●賢き人は、絶対に、あきらめない。どこまでも挑戦、求道の人生を進み続ける。逃げない。退かない。
愚かな人は、すぐに、あきらめる。鍛えの道を避けて、“うまく楽をして生きていこう”“要領よく立ち回ればいい”――そういうことだけを考え、転落していく。何と情けない人生であろうか(P37)
 
●キュリー夫人について(P52)
 
●学問も、人生も、「これ以上は無理だ」とあきらめる自分、「もうこれくらいでいいだろう」と妥協しそうになる自分との戦いである。
「断じてあきらめない」「断じて負けない」「自己との闘争に勝つ」
そこにこそ、大成への要諦がある(P54)
 
●大変な、試練の時が必ず人生にはある。しかし、すべて困難はチャンスである。その時こそ、未来を開く勇気をもって進もう、何ものも恐れず進もう(P61)
 
●自分で自分の限界を決めつけるような後ろ向きの一念であれば、その一念が因となって、生命力を弱めてしまう(P79)
 
●真剣でなければ、結果は出ない。私は、どんな小さな事も、何一つおろそかにせず、ひとつひとつ、真剣、全力で取り組んできた。ゆえに勝った。
自分が陰で真剣にやらずして、価値ある結果が実るはずがない(P86)
 
●幸福は結局、最後は自分で決めるしかない。人が決めるのではない。
世間にどう見えるかを基準にするのは、陰を追う迹門の生き方である。
自分自身で、これでよし、これで満足だ、私は勝った、と決定していくのが本門の生き方である(P86)