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「創価のルネサンス70」池田大作
 
「創価のルネサンス70」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
103ページ
1994年5月3日 初版発行
 
1997年 平成9年 5月 読了
 
★ ★ ★
 
※収録期間 平成6年(1994年)3月5日~3月21日
 
【目次】
 
民衆を守れ、民衆と生きよ、それが王者(第75回本部幹部会、全国青年部幹部会、第15回芸術部総会)H6.3.5
 夢に向かって
 煩悩を菩提に 悩みを成長に 「強き人は幸福」「強き人は自在」
 悩みに負けるな“金の人”たれ
 屈するな、挑め
 苦労が栄養、苦労が財産 すべては「自分を強くする」チャンスと
 強いことは喜び
 幸福の秘術
 強い人は謙虚
 暴君は死ねば統治が終わる
 殉教者は死んで統治が始まる
 弘通の人を軽んじるのは、妙法を軽んじる謗法
 最高の法弘める最高の人々
 学会員を尊敬
 人材育成の大地
 君よ「広宣流布の闘士」たれ!! この一言を青年に贈る、この一言に万感を込めて
 自分の信念で生きてこそ人間
 王道を行け、民衆と一体で行け 3.16に刻まれた恩師の魂「創価学会は宗教界の王者」
 王者の使命
 不幸な人の味方こそ、尊貴な人
 人間として光れ 人間群のなかで
 
指導者は謙虚に学べ(各部代表との協議会)H6.3.10
 日中友好で世界に春を
 春を呼ぶ花
 四月に中国書画展、九月に大訪中団を
 リーダーは一切から学べ 「人の長所を知る勇気」「自分の短所を知る勇気」
 周総理「レッテル張りはいけない」
 平和な「大同の世界」へ 周総理と見つめた21世紀
 世界中みな兄弟姉妹(けいていしまい)なのです
 慈悲心からの行動
 一にも実行、二にも実行
 日淳上人「牧口先生に自ら合掌せざるを得なくなる」 「戦い抜く気魄」
 仏の使いが学会を創立
 大聖人の生命がわいてくる
 仏の因行も果徳も譲られる
 絶対的幸福を今世で 何があっても楽しい。生きていること自体が愉快
 幸福の軌道をまっすぐに
 
妙法は生死を照らす「金色の太陽」(春季彼岸勤行大法会、第76回本部幹部会、北陸栄光総会)H6.3.20
 北風にも胸張り進む北陸の友
 「忍難弘通の人(難に耐え、法を弘める人)」を諸天は供養
 必ず仏が守る=広宣の闘士の位
 心を師とする自己中心主義
 妙法は大光明 全生命を照らす
 自我偈の文字は金色の文字
 広布の人生が最高の回向に 御聖訓通りの「正統の教団」でこそ成仏
 真実の親孝行
 信心で結ばれた絆は切れない
 生も仏 死も仏 生死ともに仏
 生きているうちに仏になる信心
 胸中に常楽の浄土を
 浄土も地獄も「ただ我等がむねの間にあり」
 戦い抜く信心に「仏界」は固まる
 いずこも寂光土
 三世にわたる常楽の旅路
 心ゆくまで唱題
 大聖人は在家に「あなた自身が追善を」と
 大聖人は“僧による追善は不要”とされていた
 生死ともに一切衆生を救う 創価学会の尊貴さ
 人間のための「秘蔵の法門」
 学会活動が最上の追善 回向の本義=仏道修行の功徳を「回し向ける」
 広宣流布の人生に自他共の幸福
 
広布へ戦い続ける人間が「仏」(東北栄光総会、第1回宮城県総会)H6.3.21
 まことの時に戦う信心の人が仏 御聖訓「諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし」
 「開目抄」の大精神
 仏とは「人間」 最高に強き「人間」
 不断の精進がそのまま仏行
 大難が如来の使の証明 御聖訓「始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使なり」
 法華経は随自意
 随他意では人は救えない
 仏の御心そのままを正直に説く
 随自意で堂々と広宣流布を
 尊貴なる創価学会を心から尊敬
 人を救う使命
 御本仏は「臆病にては叶うべからず」と
 青年よ勇気で勝て!! 勇気は慈悲 勇気は知恵
 毒鼓の縁を結ぶ
 耐え抜いた人に勝れるものなし
 初めて世界一周した日本人は
 東北人は強い
 その場が勝負 その場が寂光土
 ここで学ぼう 友情を結ぼう
 鎖国の日本へ
 躍動の東北から世界に春を
 世界の東北 新しき東北
 戦っていること自体が幸福
 冬は必ず春と
 
<創立者祝辞>
理想を燃やせ、太陽のごとく (第24回創価中学・高校卒業式)H6.3.16
 卒業は勝利の証 全員に創立者賞
 今日から明日へ「今が出発」「希望への出発」
 アインシュタイン博士は苦闘に感謝「順調でなかったからこそ」
 いよいよの心に前進が、勝利が
 父は極悪ナチスに迫害された
 平和学の創始者ガトゥング博士「頭は現実主義で、心には理想の炎を」
 あきらめる前にやってみよう
 少女アンネは日記に「私は嘆かない」 青春の日記を勇気でつづれ
 50年前の日記「雄々しく生きたい」
 心で決まる 弱き心を克服せよ
 知恵を使って
 エクアドルの解放詩人「勝利は大胆な者に訪れる」
 あせるな、負けるな、最後に勝て
 
賢者たれ、強者たれ、忍耐で勝て (第20回創価大学・第8回創価女子短期大学卒業式)H6.3.18
 創価とは無限の希望の異名
 焦らず、悲観せず
 トインビー博士の期待「青年よ忍耐強くあれ」
 悩んだ人こそが成長する
 対談集から20年
 創造的精神活動を
 個人は社会の歯車なのか
 自己中心性の克服を
 不条理な世の中をどう生きるか
 現実に負けるな
 非人間的な力に負けない自分を
 難問を直視し行動している
 母校の精神で戦うコロンビア大統領「民衆の苦しみを傍観するな!!」
 まっすぐに強く信念の人生を
 諸君の20年後の勇姿が楽しみ
 母校のために皆が力を結集
 他人を尊敬し、正義を貫け
 
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池田先生のスピーチ集創価のルネサンス」の第70巻です。
 
平成6年(1994年)3月5日~3月21日までのスピーチ・祝辞等が、収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●「幸福な人」とは、どういう人か。結論的に言えば、それは「強い人」である。
「不幸な人」とは、だれか。それは「弱い人」である。
強い人は、何でも楽しめる。何かあればあるほど、ますます強くなっていく(P9)
 
●画家セザンヌは手紙に書いた。
「自分の強さを実感している人は謙虚になる」と。
強い人は、いばらない。いばるのは、臆病だからである。権威とか権力の陰に隠れ、それらを使って人を脅そうとする。それは、実は臆病なのだと見破れば、何も恐れる必要はない。
ある人は、言っていた。日本人がすぐにいばるのは、弱さ、臆病さ、自信のなさの証明ではないかと(P13)
 
●よく戸田先生は言われた。苦労したほうがいい。苦労したほうが幸せである。全部、自分のためになる。苦労しない人は、鍛えられず、必ず最後は「弱き人」になり、不幸に堕ちる、と。
一切が、自分を強くしていけるチャンスである。
“全部、自分のためだ”“もっと苦労しよう”“なんでもこい!”
――このように生き生きと、闊達に生きて行ける青年になってほしいと私は願う(P16)
 
●「まことの時」――その時にこそ立ち上がり、敢然と戦っていく。その人は「自然に仏界にいたるべし」と大聖人は仰せである。
諸難を越えて戦い続ける人こそが仏になる。ここに重大なポイントがある(P61)
 
●仏といっても特別な存在ではない。戦い続ける心が「仏」、行動し続ける姿が「仏」である。魔と戦いきる人が「仏」なのである(P63)
 
●「まことの時」に戦わない人間が偽善者であり、臆病である。そこには仏界はない。地獄しかない(P63)
 
●アンネ・フランクについて(P87)
 
●悩みによって初めて知恵は生まれる。悩みがないところに知恵は生まれない(P94)
 
●トインビー博士について(P94)