イメージ 1
「創価のルネサンス69」池田大作
 
「創価のルネサンス69」
池田名誉会長のスピーチから
池田大作
小冊子
聖教新聞社
定価100円
109ページ
1994年4月20日 初版発行
 
1997年 平成9年 4月 読了
 
★ ★ ★
 
※収録期間 平成6年(1994年)2月6日~3月5日
 
【目次】
 
永遠に自在の境涯を開こう(第1回タイ総会)H6.2.6
 「心こそ大切」いさぎよきダイヤモンドの信心に、崩れざるダイヤモンドの幸福が
 福徳は大樹と育てば、実り限りなく
 最高の人生のために、最高の法を
 一番いい人生をどう生きるか
 「偽の幸福」は人を醜く高慢にする
 生き抜くエンジン 信心を燃やそう 悩みを喜びに マイナスをプラスに変える不可思議の法
 悩みの雲を突き抜け幸福の空へ
 今世から未来へ 今から未来へ 無限に開けゆく大境涯
 三世の因果
 大難をも「これほどの悦び」と
 大宇宙の宝は我が身に
 我が身が妙法蓮華経五字の当体
 広宣流布に生き抜く人は「我即宇宙」と
 小宇宙の人体
 あとには必ず、清き功徳がわく
 持続こそ力
 良き人と付き合えば向上
 真剣の人を、諸天も真剣に守る
 諸仏・諸菩薩・諸天が味方に
 御本尊は「鏡」
 生死ともに「永遠に自在」「永遠に歓喜」
 大満足の死から、歓喜の生へ出発
 気高き人格の華の芳香を社会へ
 徳の薫りは風に逆らってでも薫る
 尊き今世を悔いなく、無事故で
 交通事故をなくそう
 
毎日が元日、毎日が久遠元初(香港・関西合同総会――第2回関西ワールド総会)H6.2.10
 「凡身の当体、全くこれ久遠元初の自受用身なり」日寛上人
 きょうも出発 きょうも新鮮
 関西と香港に歴史に縁
 大交流で“世界広布のシルクロード”を
 関西に光をくれた広東の人々
 近代中国の父・孫文は逝去の前年、神戸で講演
 「アジアには徳による王道の文化」――力による覇道をゆく日本に警告
 慕われてこそ文化の国
 SGIは永遠に人間主義の王道を
 
「民衆こそ尊貴」その証明の闘争を(沖縄県広布40周年記念総会)H6.2.16
 大聖人は「民衆のため」「民衆として」御誕生
 御聖誕の深義
 「新・人間革命」第二巻を執筆開始 ここから波を ここから平和を
 学会のみが直結
 沖縄を「アジア繁栄のキー・ステーション」に
 アジアの旅の大成功に感謝
 愛された指導者
 苦労が人の心を教える
 その場で結果を
 今、何が必要か
 その地の人に慕われよ
 あの人がいれば
 アヘンの悪と妥協なく戦った勇者・林則徐 「民衆を救った」その人、その教団が正統
 妥協なく、邪教のアヘン(日顕宗)を撲滅
 我は建つ 我が民のために
 現実的な手を
 強くあれ 清くあれ 勇気で進め
 魔は弱いところに
 難攻不落たれ
 妬みゆえに
 青空のように大きな心で
 引いた故に敗北
 人に尽くした人が勝利者
 
 原野が沃地に
 人間として光れ 人間を救え
 栄光の人は誰か
 アジア太平洋の世紀の要・沖縄
 
アメリカの幸福心理学の大家が十界論に注目(沖縄最高会議)H6.2.17
 大乗仏教の真髄がアメリカの学界でも
 より強く、より幸福に、自己は深化する。と
 強き人格の人は優しい
 人を高める宗教と、人を利用する宗教
 使命を忘れた宗教
 時代とともに輝く宗教、凍結した宗教
 自己コントロールの心理学
 菩薩の生き方に模範
 道を示す人
 人間革命運動を賛嘆
 人間の力を開発
 心で決まる
 学会の信心に御本尊の大利益
 願いとして達せざるなく
 偉大なる生命力が涌く
 大聖人・御本尊と我ら衆生が一体
 大宇宙と調和
 勇気に功徳が
 生まれるたびに所願が満足
 真の大利益とは成仏の境涯
 我、本来、仏なり
 ただ友のため
 
「法主絶対論」は絶対に邪(第2回沖縄・九州合同協議会)H6.2.18
 日興上人は御命令“謗法の法主は捨てよ”
 法主も過ちを犯すことが明示
 信頼に値せぬ法主だからこそ 批判封じのため権威づけ
 絶対論の狙い
 稚児貫首の頃
 主なき大石寺
 相承絶対化の背景とカラクリ
 邪義の寺出身の法主が続く
 絶対論は、法を破る魔の教義
 檀徒も地獄と
 真剣と知恵で黄金の勝利を
 
<折々の語らい>
リーダーの一念は「会員が中心」で(第1回沖縄・九州合同協議会)H6.2.13
 
広布に戦う人が尊貴(最高幹部と協議会)H6.2.20
 
信念強き人を尊敬すれば発展(代表と協議会)H6.2.23
 
21世紀は女性の時代(方面代表と協議会)H6.2.25
 
幸福の軌道をまっすぐに(婦人部代表と協議会)H6.2.27
 
「道を開く」一念で行動を(代表と協議会)H6.3.2
 
大確信の心に大功徳が(代表と協議会)H6.3.4
 
広布に生き抜く人は必ず幸福に(婦人部の最高幹部と協議会)H6.3.5
 
★ ★ ★
 
池田先生のスピーチ集創価のルネサンス」の第69巻です。
 
平成6年(1994年)2月6日~3月5日までのスピーチ・折々の語らい等が、収録されています。
 
以下、ポイントメモです。
 
●人生、いろいろなことがある。悲しみがあり、苦しみがある。毎日、いやなこともある。夫婦ゲンカもあれば、離婚して不幸になる場合もある。仲が良くても、子どもが病気になることもある。自分が病むこともある。
ありとあらゆる悩みがある。生きていくことが、どれほど大変か――。
その人生を生きて生き抜くためのエンジンが信仰である。
生き生きと、ロケットのように、悩みの雲を突き抜けて、ぐんぐん上昇していく。限りなく向上していく。幸福の大空を遊戯していく。そのための噴射力が信心である(P11)
 
●信心の持続のために、良き同志が大事である。
今、どういう人とつながっているのか。どういう人の中にいるのか。それで人生の多くの部分が方向づけられていく(P19)
 
●有名であっても偉大でない人もいる。偉大であっても、無名の人もいる。こうした矛盾が人間の世界の実相である(P49)
 
●幹部も、学会員に一生懸命尽くせば皆から愛される。
皆から「嫌な人だな」――こう思われたら負けである(P62)
 
●ただ上の人にへつらい、上からほめられようとするだけの生き方は、色あせた敗北の人生である(P64)
 
●強き人は心が優しく、弱き人ほど、すぐに怒るものである(P73)
 
●戸田先生は言われた。
「人生も種々なる苦難の峠である。たがいに過去世の宿業を背負い、現世の約束にしばられて、この峠を往復しなければならない。
生命力の弱きものは、たえず泣きながら、苦しみながら、人生をわたるのである。生命力のたくましきものは、楽しみながら、わたるのである。されば、生命力に偉大なる功徳をえることこそ、真の利益ではないか」(P81)
 
●信心の行動には必ず、大いなる功徳がわく。絶対に例外はない。時には、さまざまな苦難を感じることもあるにちがいない。しかし、大確信で前へ進めば必ず乗り越えられる(P108)
 
●我が一生の総決算にあって、喜び、感謝といったプラスが多いか、悲しみ、後悔といったマイナスが多いか。プラスのほうが多ければ幸福な一生である。この差し引きにおいて、プラスを大きくしていくための信心である。
信心の心が清く、豊かであれば、尽きせぬ喜びがわき、幸福がわく。その心が我が一生を飾る(P108)