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「人間革命と人間の条件」アンドレ・マルロー(フランス)/池田大作
 
「人間革命と人間の条件」
アンドレ・マルロー(フランス)/池田大作 共著
箱入りハードカバー
潮出版社
定価980円
204ページ
昭和51年8月25日 発行
昭和51年9月30日 第4刷
※押印入り
 
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文庫本
聖教新聞社
定価380
191ページ
1981210日 発行
1995530日 第17
 
1999年 平成11年 724日 読了
 
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【目次】
 
実践者の対話-桑原武夫
 
1.仏法と実践
 月の仏教太陽の仏教/宗教と政治の関係について/自由・平等・博愛と日本の伝統文化/人間の尊厳とデモクラシー/日本と中国をどう位置づけるか/核の脅威を絶滅する方法ありや?/人類の災厄との闘争で生まれるもの/世界食糧・資源銀行の創設を提案/最初の行動者が回答を/人間革命の意義とその必要性/新しい騎士道を創り出すのはだれか?/生死を本源的に止揚する仏法/期待される日本的偉大性の蘇生
 
2.人類と平和
 ソビエトの印象/平和への決断と行動/日米関係と日本の進路/世界の平和と一国の平和/予測できない未来だが、二十一世紀には精神革命が/科学と宗教の新しい関係/核廃絶と食糧危機の回避
 
3.文学と行動
 文学と人間の追求/日本美術の西欧への影響/社会主義国の印象/仏教の西欧への影響/活力のある国、ない国/人間にとって最重要なもの
 
解説・蒼い地球の運命への問い・不可知論と行動-竹本忠雄
 
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アンドレ・マルロー
19011976年。フランスの作家。ナチスへのレジスタンスで戦う。作品は、インドシナの密林を舞台とした『王道』、中国革命の動乱から生まれた『征服者』『人間の条件』など。芸術論も多く、東洋の美を深く探究。フランス文化大臣として「ミロのヴィーナス」の日本公開に尽力。名誉会長との2度の語らいは、対談集『人間革命と人間の条件』に結実した。
 
1901年、パリに生まれる。23年、インドシナの文化財発掘調査に従事。第二次世界大戦の時は対独抵抗運動を指導。戦後はフランスの情報相、文化相を歴任。1976年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
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行動の作家A・マルローと
仏法の実践者池田大作との壮大な対話
西洋思想と東洋思想との交流等――行動でもって自己を問う立場からの発言は今後の文明を洞察する上に貴重な示唆となる。
(潮出版社の案内文より)
 
「人間の条件」の著者と、人類の危機を回避するための実践的な平和対談。
東洋と西洋の“行動する知性”が、「仏法と実践」「人類と平和」「文学と行動」をめぐって語り合う。
(聖教ブックサービスの案内文より)
 
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小説家でありながら、ナチスへのレジスタンスとして活躍し、ドゴール政権においては、文化大臣として活躍した、「実践・行動の人」である、アンドレ・マルロー氏との対談集です。
 
「人間は、いかにして宿命を転換することができるか」
 
死が一切を無に終わらせるなら、人生に何の意味があるのか?
キリスト教の思想が無力化を露呈した中、マルロー氏が仏法者である池田先生になげかけた、大きな質問がこれでした。
 
人間の幸福を真剣に考えている人ほど、万人の人間の中に、宇宙大の力が存在することを説く仏法の思想を求めているということを、痛感します。
 
この本は現在、聖教ワイド文庫として発売されています。
 
※池田大作全集には、第4巻に収録されています。