142回公演『満ち足りた散歩者』 飲水思源 | こじにずむ日記

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千葉大学演劇部 劇団個人主義のブログです
公演情報や日々の稽古の様子などを公開しています                 



みなさんお久しぶりです佐倉太郎です
今回は佐倉です
ブログでは本当にお久しぶりですね
 
まさか自分が演出としてブログを書くことになるとは思っていませんでしたので、すごくそうわそうわしています
拙い文ですが、どうか最後までお付き合いください
 
 
 
ちゃんとした演出をやるのは今までに一回あったかなくらいで、
各部署まで首を突っ込んで回すのは今回が初めてでした
いやー、演出というのは本当に難しいですね
同期の一人が「演出じゃないから色々口出せる」と言ってましたが、
本当に身にしみました
演出になると考えなければいけないことが多すぎてどこから手を付ければいいのかわからなくなるんですよ
野次馬ってたときよりも言葉が出ないしでねえ奥さん
それに演出以外で考えなきゃいけないことの多さよ奥さん
 
それでも部署が動くたびに私も前に進めた気がします
たくさんの方に感謝してもしきれないです
 
 
 
 
 
 
 
 
本題
 
 
ブログ書くことないんですよ、困った…
舞台について書きなよと言われたけど、
うーん、なんだろ、えっと、観ての通りですので、あ、観たまんまで、はい。
 
 
 
 
舞台についてはネタバレ防止であまり触れたくないので
うーんそうだなあ
私の演出観?的な?ものでも書こうかなと思います
要は思想です、私は〜構文多いです
 
多分未来の私はなんでこんなもん書いたんだと悶えてるな
 
 
 
 
 
 
 
 
今度こそ本題。
 
皆さんはエンタメとか芸術とか好きですか?
私はエンタメも芸術も大好きです
そしてエンタメ芸術の違いは何だろうってずっと考えてます
 
現代、手軽なエンタメは良く評価されますが、歴史に残るのはほとんど芸術と呼ばれるものです
 
YouTubeとかSNSで、
コメント欄で「芸術だ」的なことを言われってるけどこれはエンタメやろって思うことが多々あります
 
エンタメと芸術の違いってなんでしょう
 
 
ちなみに私はまだはっきり答えを出せていないし、エンタメと芸術を兼ねるものもあると思うし、明日にはまた考えが変わっているかもですが、
 
 
たかだか20年生きて出したのは、
一つに表現の出し方にあるのかなと思います
 
 
超個人的ですが、
 
エンタメは
「こうすれば相手が喜ぶか」
という色が強くて
 
芸術は
「どうすればさらに良いものができるか」
という色が強い
 
エンタメは受け取り手第一だが、芸術は受け取り手も表現の一部に組み込まれている
 
と思う
ざっくりしすぎてるけど
 
思います。
はい。
 
 
 
 
 
何か表現をするとき、
最近の風潮は真っ白なキャンパスで好きにやれと言う感じが流行っているが、
それじゃあだめなんだよ
スタートもゴールもない
自分らしさ?自分らしさは人を真似て学んで得るものだ
ゼロからでいいもんができるわけがない
まったく、クソみたいな世の中だ
教育もクソだな、薄っぺ(略)
 
じゃあ「表現」って何かって?
知らん自分で考えろ
あ、自己主張の話ではないからな?
 
 
 
 
限られた条件の中でいかに自分が美しいと思う表現ができるか、いかに工夫して理想に近づけ超えるか
 
血反吐を吐きながら考えて考えて考えて、考え抜かれて生まれる表現は、本当に本当に美しいと思う
そしてそういうのが芸術と呼ばれるかもしれない
私も生み出せるようになりたい
 
 
そういえば、高校の同期が「演出は病んでなんぼ」と言っていましたが、かなり言い得て妙だなと今に思う
 
 
 
 
 
 
大学生が闘争に参加していた頃、演劇は盛んに行われてました
 
学生たちは、暴力以外でどうにか自分の意思を表現できないか模索していた
自分の願いが、理想の社会が叶うにはどうすればいいか、おそらく、ずっと考えてた
そして演劇はあくまで手段であった
つい50年前の、「死」が今よりずっと身近だった時代の話である
 
今私達は演劇をするために演劇をしています
それを間違えだとは決して思わないし私も演劇は大好きです
ただ、やはり私は、
演劇も音楽も美術もエンタメもそれ以外も
「私」の表現の手段にしたい
そして死ぬときには今の私ができる最大限の表現ができたな、と思いながら死にたい
 
 
 
 
 
芸術観についてばっか話しましたが、
エンタメも大好きです
2つともから本当にたくさんの元気をもらっていて、
生きる糧になっています
 
だけどな、芸術の皮を被ったエンタメ、貴様は大ッキライだ
エンタメのいいところと芸術のいいところを全部潰したお前は大っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっキライ
あああああああああああああああああいああ
この世から消えてほしいくらいには全然嫌い
 
 
 
 
 
 
話を戻して
今回、自分に「円形舞台(笑)」という制限を設けました
自分の表現の限界に挑戦したかった
 
制限をかける代償として
中途半端では客に見せられるものじゃなくなる
私も他の方もある程度殻を破れないと成立しない
逃げれば芸術モドキのエンタメになる
 
 
 
 
 
今回は役者に自然な演技を求めました
 
昔見た劇で
演技が自然すぎて時々本当にそこに存在しているように感じたのがありました
 
それがやりたい
 
お客さんを錯覚させたい
「この世界は本当にあるよ」とぶん殴ってやりたい
 
 
うーん…いや、むしろ誰にも気づかれずに全員を私の世界に引きずり込んでやりたい
 
これだ
 
 
 
 
 
 
 
舞台装置であれ。
 
あー楽しかったで終わらせるものか
言葉にならないものとして
影響として残ってやる
 
笑い=喜びとか安直なことを考えるなよ、この世は全部喜劇なんだからな
そこで安心して笑ってるがいい
そんなお前らを笑うのが私(達)だ
 
 
 
 
 
 
 
だから観たまんま受け取ればいい
理解できないならできない状態を楽しんでみてほしい
 
 
 
 
 
 
 
 
…なんて偉そうなこと言ってきて、
実際この1ヶ月でできたかなんて、
知るわけないじゃないですかあああああん?
 
この感は押し付けになるかなと思って役者に言ってなかったけど
絶対言えばよかった…
本当に後悔が多いな…
 
できたかわからないですが、
今後表に立って動くことはもうほとんどないと思うので
 
とりあえず、私の演劇の全てをかけたつもりです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クソみたいな話で本当に申し訳ないです
とっちらかるのは運命だな
これで終わりですので…
ブログなんてまっぴらだ………………
 
 
 
 
何はともあれ、私の山は超えました
あとは素敵な仲間達が頑張るだけや
 
 
 
 
 
 
最後に、
 
この舞台のために駆けずり回ってくれたすべての方に感謝を
これから観る方へ、楽しんでくれると幸いです
 
そしてブログを最後まで読んでくれてありがとうございました
 
 
また機会があればお会いしましょう
 
佐倉太郎
 



 

以下、公演情報です。

 

劇団個人主義第142回公演

『満ち足りた散歩者』

日時:2024年11月30日、12月1日

会場:両国BEAR

料金:無料(フリーカンパ制)

 

来場予約はこちらから

 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScK2kpU_bDK2nB9H4J8MZPTe92wN6l341zqbp_ew3F8id0S7Q/viewform

※30日の講演予約は締め切りました。

※1日の雷霆組の予約も満員のため締め切りました。お気を付けください。

 

また、配信予約に関しては、また用意が整い次第公式X、Instagram、HPにてご案内いたします。