世界で旅するのに心配な疫病。
それぞれの疫病にそれぞれのワクチンがあり、予防接種を受ければ安心のものも多い。
しかし中には予防接種がなく、ただ蚊に刺されないようにするしかないというとんでもないものがある。
それが マラリア。
ざざーっと説明すると
いろんなタイプのマラリアがあるが、アフリカではもっとも危険な熱帯熱マラリアが主流なんだって。
マラリアの疑いがあるときに初期の段階で早めに病院に行き適切な処置を受ければ大事には至らないが、
対処が遅れれば命を落とすこともある危険な病気。
予防薬はあるが100%予防できるわけではなく、なるときはなるという話だし、とんでもなく副作用が激しいことで有名だとか。
なので、予防薬は飲まず、なったと思ったらすぐ治療、という手段をとる人も多い。
あなたなら飲みますか?飲みませんか?
私は…
今飲んでます。
だって日本で待ってくれてる旦那に心配かけたくn…
…とまた懲りずにイイコぶってみましたが(もちろんこの理由もほんとだけどさ)
今回の問題は「時間」。
私の今回の旅は一ヶ月。
その一ヶ月の間に4~5ヶ国まわろうと思ってます。
そうなのだ、病気になってる暇なんかないのだ!
まぁなったらなったでしょうがないけど、
一ヶ月を有効に使う為に最大限の努力はしようと思ったのです。
とは言えもちろん副作用のことは大の心配だったのでキング先生(前回の日記参照)に相談したところ試しに二週間飲んでみることにしました。
↑だから先生、黒いってば!
一言でマラリア予防薬と言ってもいろいろあります。
中でもメフロキンの副作用は有名で、
調べると、飲んだら悪夢みた!だの、
服用者のほとんどが不眠になるだの、
海外に派遣されメフロキンを服用した自衛隊員の自殺が相次いだという報道が数年前にあっただの…
そういえば、
吐き気、嘔吐、下痢等、体の不調を半数の人が訴え、
20%が悪夢を見る、鬱になる
というのもどこかでみた記憶が…。こわい。こわすぎる。(十万石まんじゅう。…と思わずつぶやいた方、同じ埼玉出身の方ですね)
じゃあ
メフロキンにしなきゃいいじゃん!って思うよね。
ところがどっこい、
実は地域によってすでに耐性(その薬が効かない)マラリアが出てきてしまっていると
いうマラリアの進化ぶり。こわい。こわすぎる。(十万石まんじyu...)
たとえば
アジアにはメフロキン耐性のマラリア
アフリカにはクロロキン耐性のマラリア
がいるんだって。
なのでアフリカに行くなら…と必然的に選択肢が狭まってきます。
そして予防的に飲むには渡航前○日前(薬によって○の中の数字はさまざま)から飲まなければならないので、
今回は必然的に日本で手に入るものを選ばなくてはならない。
というわけで選択肢はこんな感じに絞られる。
(↑メフロキンのとこ重篤な副作用はないってあるけど、その上の精神神経症状が気になるんだってば…。)
これ見ると絶対マラロンがいい!って一瞬なるんだよ。
でも世の中そんなにうまいこといかない。値段が…明らかにやばい…。
え?メフロキンとそんなかわらないって??
いやいや、メフロキンは週1服用に対して、こいつは毎日服用なのさ。
一ヶ月じゃなくて1週間程度の滞在なら…うーん、いや…それにしたって高いよ…。泣
じゃあドキシサイクリン(ビブラマイシン)がいいんじゃない?値段も安いし、副作用も少ないよ!
と思うでしょ。
これまた、写真の表には載ってないのですが、
抗生物質の薬のため、
過剰摂取すると抗生物質の効かない体になっちゃうだの、
そして中途半端な服用は耐性菌を発生させる可能性があって、
抗生物質耐性コレラを体の中で育てる危険があるからコレラ発生地域では使わないほうがいいだの、
トータル一ヶ月以上の摂取はオススメできない、だから長期滞在には向かないっていう書き込みも見た。
メフロキンのメリットとしてはマラリアになってしまった時の治療薬としても使えるし、
今まで書いたことをまとめて考えても
副作用さえでなければメフロキンがやはりいいのかなぁ。という考えに落ち着いた。
しかも週1で飲めばいいので他の毎日飲まなければならない予防薬よりも飲み忘れしにくく、
そのため比べると、メフロキンを選択したほうがマラリア感染者が少ない、という統計があるんだそうだ。
飲み忘れしにくい…。
ザ・適当人間の自分にはこれが一番の決定打だった。
僕が毎日忘れず続けられたことなんて、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すくらいだ。
うん、僕には君しかいない。ミス メフロ・キン。
というわけで、飲んでみることにしました。
つづく。
*************
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それぞれの疫病にそれぞれのワクチンがあり、予防接種を受ければ安心のものも多い。
しかし中には予防接種がなく、ただ蚊に刺されないようにするしかないというとんでもないものがある。
それが マラリア。
ざざーっと説明すると
いろんなタイプのマラリアがあるが、アフリカではもっとも危険な熱帯熱マラリアが主流なんだって。
マラリアの疑いがあるときに初期の段階で早めに病院に行き適切な処置を受ければ大事には至らないが、
対処が遅れれば命を落とすこともある危険な病気。
予防薬はあるが100%予防できるわけではなく、なるときはなるという話だし、とんでもなく副作用が激しいことで有名だとか。
なので、予防薬は飲まず、なったと思ったらすぐ治療、という手段をとる人も多い。
あなたなら飲みますか?飲みませんか?
私は…
今飲んでます。
だって日本で待ってくれてる旦那に心配かけたくn…
…とまた懲りずにイイコぶってみましたが(もちろんこの理由もほんとだけどさ)
今回の問題は「時間」。
私の今回の旅は一ヶ月。
その一ヶ月の間に4~5ヶ国まわろうと思ってます。
そうなのだ、病気になってる暇なんかないのだ!
まぁなったらなったでしょうがないけど、
一ヶ月を有効に使う為に最大限の努力はしようと思ったのです。
とは言えもちろん副作用のことは大の心配だったのでキング先生(前回の日記参照)に相談したところ試しに二週間飲んでみることにしました。
↑だから先生、黒いってば!
一言でマラリア予防薬と言ってもいろいろあります。
中でもメフロキンの副作用は有名で、
調べると、飲んだら悪夢みた!だの、
服用者のほとんどが不眠になるだの、
海外に派遣されメフロキンを服用した自衛隊員の自殺が相次いだという報道が数年前にあっただの…
そういえば、
吐き気、嘔吐、下痢等、体の不調を半数の人が訴え、
20%が悪夢を見る、鬱になる
というのもどこかでみた記憶が…。こわい。こわすぎる。(十万石まんじゅう。…と思わずつぶやいた方、同じ埼玉出身の方ですね)
じゃあ
メフロキンにしなきゃいいじゃん!って思うよね。
ところがどっこい、
実は地域によってすでに耐性(その薬が効かない)マラリアが出てきてしまっていると
いうマラリアの進化ぶり。こわい。こわすぎる。(十万石まんじyu...)
たとえば
アジアにはメフロキン耐性のマラリア
アフリカにはクロロキン耐性のマラリア
がいるんだって。
なのでアフリカに行くなら…と必然的に選択肢が狭まってきます。
そして予防的に飲むには渡航前○日前(薬によって○の中の数字はさまざま)から飲まなければならないので、
今回は必然的に日本で手に入るものを選ばなくてはならない。
というわけで選択肢はこんな感じに絞られる。
(↑メフロキンのとこ重篤な副作用はないってあるけど、その上の精神神経症状が気になるんだってば…。)
これ見ると絶対マラロンがいい!って一瞬なるんだよ。
でも世の中そんなにうまいこといかない。値段が…明らかにやばい…。
え?メフロキンとそんなかわらないって??
いやいや、メフロキンは週1服用に対して、こいつは毎日服用なのさ。
一ヶ月じゃなくて1週間程度の滞在なら…うーん、いや…それにしたって高いよ…。泣
じゃあドキシサイクリン(ビブラマイシン)がいいんじゃない?値段も安いし、副作用も少ないよ!
と思うでしょ。
これまた、写真の表には載ってないのですが、
抗生物質の薬のため、
過剰摂取すると抗生物質の効かない体になっちゃうだの、
そして中途半端な服用は耐性菌を発生させる可能性があって、
抗生物質耐性コレラを体の中で育てる危険があるからコレラ発生地域では使わないほうがいいだの、
トータル一ヶ月以上の摂取はオススメできない、だから長期滞在には向かないっていう書き込みも見た。
メフロキンのメリットとしてはマラリアになってしまった時の治療薬としても使えるし、
今まで書いたことをまとめて考えても
副作用さえでなければメフロキンがやはりいいのかなぁ。という考えに落ち着いた。
しかも週1で飲めばいいので他の毎日飲まなければならない予防薬よりも飲み忘れしにくく、
そのため比べると、メフロキンを選択したほうがマラリア感染者が少ない、という統計があるんだそうだ。
飲み忘れしにくい…。
ザ・適当人間の自分にはこれが一番の決定打だった。
僕が毎日忘れず続けられたことなんて、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すくらいだ。
うん、僕には君しかいない。ミス メフロ・キン。
というわけで、飲んでみることにしました。
つづく。
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