※今から載せるのは１０月０７日に書いたもので、UPしようとしたら宿のインターネットがなぜか使えなくなり、UPを断念したという日記です。
このエジプトのあと→イギリスと移動し→今現在、私はデンマーク・コペンハーゲンの友人の家にいて、ネットを拝借しております。
今日また１３時間のバスの旅でここからオランダに移動予定です。
リアルタイムの日記が書けなくて本当にごめんなさい。順番ぐちゃぐちゃで混乱しちゃうかもですが、とにかくネットが使えるときにバンバンUPしてかないと！と思い、すぐにUPできそうな日記からバンバンUPしていこうと思います！ほんますみません！！
ではではどうぞ！
↓
↓
↓
みなさん本当にお久しぶりです！
だんなはんにも「いいかげん日記アップしないとみんな心配するぞ！！」と叱られまして、
うん、わかってはいるんだけど、時間が、、ネット環境が、、、と相変わらずなまけもののボク、、、。
そういう環境の下でも日記をこまめにアップしているかたはたくさんいらっしゃるわけで、
はい、すべてはボクの怠慢な性格がゆえに日記がアップできていないのです。
世界を見る！っつって、大口たたいても、所詮ワタシはワタシ。
ほんまみなさん申し訳ございません、、、
さてさて今ワタクシはエジプトにいます。
エジプトの滞在期間は中２日しかとっていないもので、もうなにげに今日が丸々一日あいてる最終日でございます。
中２日なので、ルクソールとかエジプトの南に下りたい思いを一生懸命おさえ、
いさぎよくカイロとギザのみ見ることに。
エジプトは世界３大ウザイ国(笑)の１つと言われていて(他は、インドとモロッコ)、
怒涛のインドののち、ヨルダン・イスラエルで人の優しさに触れ、少し物足りなささえ感じていた私は、
そんなウザイと言われるエジプトが正直めっちゃ楽しみでした。笑
まずはカイロの空港に着き、
無事にビザもゲット！(アライバルで空港着いたらその場で簡単に取れます。)
トイレに行くと、係のおばちゃんがいました。
ヨルダン同様、気持ちのいい笑顔で迎えてくれて、やれこのティッシュを使いなさいだの、石鹸はこれよだの、言われなくてもわかってるよってことでもたくさん世話を焼いてくれます
インドで人を疑うことを覚えたけど、中東でやっぱり信じていいのかも、とすこしゆるんでいた私。
ここで、ヨルダンの空港のトイレでは言われなかった言葉、
「バクシーシ!(チップ)」
と言われました。
おお！久々のこの言葉！しかもバクシーシってあれ？！ヒンディー語じゃなかっただっけ？！
あとからわかったことだけど、わりとエジプト人もバクシーシという言葉を使います。チップという言葉と半々くらいかな。
とにかくその言葉を聞いて久々ハートに火がついた私は反撃を開始。
とりあえず軽くこう言ってみる。
「ごめん、今空港についたばかりでお金がまったくない。」
すると
「OK」
とそれだけで会話終了。
・・・・・・・・・
ええ？！それだけ？！
いいの？！反撃しないの？！？！いいんだよ？！もっときても！！
と、あっけなく終わってしまったのがなんだか物足りなすぎて、なぜか持っていた飴ちゃんをあげてしまった。笑
いかんいかん。インドからケンカやトラブルが楽しくなってしまっている。
自分の中のサディスティックな部分が目覚めてしまったのだろうか。いやある意味これはマゾの方か？
とにかく刺激がほしい。刺激がほしい。
日本帰ったらケンカや刺激を求めて年甲斐もなくヤンキーにでもなってしまうんじゃないだろうか。
３０歳にしてヤンキー。うん、それもおもしろそうだ。
って違うやろ！笑
と一人で考えながら無事カイロの空港を出た。
さて空港を出てみたものの、
今回の旅、実はガイドブックを持ってきていない。
持ってこようとして家を出たが、荷物が重たすぎて、家に帰ってすべて置いてきてしまった。
しかも一部あわててやぶってきたが、とくに重要なページではないところを持ってきてしまい、全くもって意味がない。笑
PCにスキャンしてきた部分もあるが、今その肝心のPCが電源切れ。アホだ私。
毎回バックパッカーらしく人を空港で見つけ、声をかけ、ご一緒させていただく、
そんなアバウトな感じで今までやってきたが、
今回は全然いない。全くいない。やばいな。久々ってか、むしろ旅出てから初めての完全一人だ。
一応ヨルダンを出る前に友人のエジプトガイドブックの１ページを写真に撮らせてもらったんだけど、
(↑ボクの唯一の頼りの写真。笑。我ながらよくこれだけで過ごせたもんだ。笑。)
そこに載っていた「スルタンホテル」の情報。
これをたよりに聞き込み開始。
これはここの空港からわりと遠く、市内にあることが発覚。
その市内にいくにはまず市内に行くバスのあるターミナルを見つけなければならない。
そして空港からそのターミナルに行くバスもみつけなくては。
とりあえず空港から市内行きのバスのあるターミナルへ行くバスNoとバス停の場所を聞き込みによりゲット。
その間にも、うんうん、来るね、タクシーの勧誘が。(笑)
空港から市内行きバスターミナルはタダ。その市内行きバスから市内までは２ポンド(約３２円)
タクシードライバーはみんなこう言う。
「８５ポンド(約１３６０円)でのせるよ！」
たっけえよ！！！ だってバス２ポンドだよ？！８５ってどういうこと？！けっこうふっかけてきやがるぜ！エジプト！！(ワクワク☆)
そりゃね、日本のタクシーの感覚だったら安いもんですけど、忘れちゃいかん、ここはエジプト。
けっこう足元見やがるエジプトにがぜんワクワクモード！
「バスよりチープだよ！ほんとだよ！」
と、だれがそんなんひっかかるか的なうそを言ってくる。
よおし来た来た！
「え～ほんとに！じゃあ２ポンドより安いんだ！なら乗るわ！」
「OK。バイバイ。バス停はあっちだよーベイビー」
あっけなく戦い終了。
ううん、やはりなんだか物足りないが、だいぶ過ごしやすいかもなこの国。(と思ったのは実際この日だけでしたがｗ)
そんなこんなで無事市内行きバスターミナルに着く。
やはりここのバスターミナルでもタクシーの法外値段での勧誘は耐えないが、あっさりみんな負けて帰っていく。
なんかいつのまにか強くなってきたな自分。どれもこれもインドのおかげか。(インドの日記書き溜め中。のちにブワっとUPします！順番バラバラでごめんなさい！)
ただ問題は、インド同様、エジプトもめっちゃわかりにくい。看板がない。たとえあってももちろんアラビア語。
ううん、どうしよう、全くわからん。
また聞き込みを開始しようとしたら、
一人のムスリムの女の子と目が合う。名前はシェイマー。
英語も聞き取りやすい。聞けば空港で働いている女の子だという。
顔からも話し方からも穏やかで教養のある人だと判断した私は、
彼女は同じ方向に行くということでついていく事にした。
バスを一緒に降りて、地下鉄に乗り、町を一緒に歩き、いろんな話をした。
聞けば先日婚約したばかりで、右手の薬指にきれいな指輪が光っていた。
ムスリム(イスラム教)と日本は結婚までの道のりが全く違う。
婚約するまで彼のことはなにも知らなかったそうだ。
でも婚約してから少しずつ彼のことを知り始め、その話をする彼女の顔は、普通の恋をしている女の子となにも変わらない。
「彼はいい人？」と聞いたら「そうだったらいいな☆」と笑っていた。
地下鉄のお金を払ってくれようとしたり、街でマンゴージュースをおごってくれたり、すごくいたれりつくせりな彼女をもちろん疑わなかったわけではない。
もしのちにバクシーシと言われたら、もし睡眠薬が入ってたら、、、とインド方式で常に最悪のパターンが頭に浮かぶ。
でも彼女はなにも私に求めなかった。 「ようこそエジプトへ。だってここは私の国だもの。あなたを歓迎するのが私のするべきことよ。」
彼女とはすごく仲良くなれそうな気がする。
これからも。離れても。ずっと。
なんだか楽しくなりそうだぜ！エジプト！！！
*************
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このエジプトのあと→イギリスと移動し→今現在、私はデンマーク・コペンハーゲンの友人の家にいて、ネットを拝借しております。
今日また１３時間のバスの旅でここからオランダに移動予定です。
リアルタイムの日記が書けなくて本当にごめんなさい。順番ぐちゃぐちゃで混乱しちゃうかもですが、とにかくネットが使えるときにバンバンUPしてかないと！と思い、すぐにUPできそうな日記からバンバンUPしていこうと思います！ほんますみません！！
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だんなはんにも「いいかげん日記アップしないとみんな心配するぞ！！」と叱られまして、
うん、わかってはいるんだけど、時間が、、ネット環境が、、、と相変わらずなまけもののボク、、、。
そういう環境の下でも日記をこまめにアップしているかたはたくさんいらっしゃるわけで、
はい、すべてはボクの怠慢な性格がゆえに日記がアップできていないのです。
世界を見る！っつって、大口たたいても、所詮ワタシはワタシ。
ほんまみなさん申し訳ございません、、、
さてさて今ワタクシはエジプトにいます。
エジプトの滞在期間は中２日しかとっていないもので、もうなにげに今日が丸々一日あいてる最終日でございます。
中２日なので、ルクソールとかエジプトの南に下りたい思いを一生懸命おさえ、
いさぎよくカイロとギザのみ見ることに。
エジプトは世界３大ウザイ国(笑)の１つと言われていて(他は、インドとモロッコ)、
怒涛のインドののち、ヨルダン・イスラエルで人の優しさに触れ、少し物足りなささえ感じていた私は、
そんなウザイと言われるエジプトが正直めっちゃ楽しみでした。笑
まずはカイロの空港に着き、
無事にビザもゲット！(アライバルで空港着いたらその場で簡単に取れます。)
トイレに行くと、係のおばちゃんがいました。
ヨルダン同様、気持ちのいい笑顔で迎えてくれて、やれこのティッシュを使いなさいだの、石鹸はこれよだの、言われなくてもわかってるよってことでもたくさん世話を焼いてくれます
インドで人を疑うことを覚えたけど、中東でやっぱり信じていいのかも、とすこしゆるんでいた私。
ここで、ヨルダンの空港のトイレでは言われなかった言葉、
「バクシーシ!(チップ)」
と言われました。
おお！久々のこの言葉！しかもバクシーシってあれ？！ヒンディー語じゃなかっただっけ？！
あとからわかったことだけど、わりとエジプト人もバクシーシという言葉を使います。チップという言葉と半々くらいかな。
とにかくその言葉を聞いて久々ハートに火がついた私は反撃を開始。
とりあえず軽くこう言ってみる。
「ごめん、今空港についたばかりでお金がまったくない。」
すると
「OK」
とそれだけで会話終了。
・・・・・・・・・
ええ？！それだけ？！
いいの？！反撃しないの？！？！いいんだよ？！もっときても！！
と、あっけなく終わってしまったのがなんだか物足りなすぎて、なぜか持っていた飴ちゃんをあげてしまった。笑
いかんいかん。インドからケンカやトラブルが楽しくなってしまっている。
自分の中のサディスティックな部分が目覚めてしまったのだろうか。いやある意味これはマゾの方か？
とにかく刺激がほしい。刺激がほしい。
日本帰ったらケンカや刺激を求めて年甲斐もなくヤンキーにでもなってしまうんじゃないだろうか。
３０歳にしてヤンキー。うん、それもおもしろそうだ。
って違うやろ！笑
と一人で考えながら無事カイロの空港を出た。
さて空港を出てみたものの、
今回の旅、実はガイドブックを持ってきていない。
持ってこようとして家を出たが、荷物が重たすぎて、家に帰ってすべて置いてきてしまった。
しかも一部あわててやぶってきたが、とくに重要なページではないところを持ってきてしまい、全くもって意味がない。笑
PCにスキャンしてきた部分もあるが、今その肝心のPCが電源切れ。アホだ私。
毎回バックパッカーらしく人を空港で見つけ、声をかけ、ご一緒させていただく、
そんなアバウトな感じで今までやってきたが、
今回は全然いない。全くいない。やばいな。久々ってか、むしろ旅出てから初めての完全一人だ。
一応ヨルダンを出る前に友人のエジプトガイドブックの１ページを写真に撮らせてもらったんだけど、
(↑ボクの唯一の頼りの写真。笑。我ながらよくこれだけで過ごせたもんだ。笑。)
そこに載っていた「スルタンホテル」の情報。
これをたよりに聞き込み開始。
これはここの空港からわりと遠く、市内にあることが発覚。
その市内にいくにはまず市内に行くバスのあるターミナルを見つけなければならない。
そして空港からそのターミナルに行くバスもみつけなくては。
とりあえず空港から市内行きのバスのあるターミナルへ行くバスNoとバス停の場所を聞き込みによりゲット。
その間にも、うんうん、来るね、タクシーの勧誘が。(笑)
空港から市内行きバスターミナルはタダ。その市内行きバスから市内までは２ポンド(約３２円)
タクシードライバーはみんなこう言う。
「８５ポンド(約１３６０円)でのせるよ！」
たっけえよ！！！ だってバス２ポンドだよ？！８５ってどういうこと？！けっこうふっかけてきやがるぜ！エジプト！！(ワクワク☆)
そりゃね、日本のタクシーの感覚だったら安いもんですけど、忘れちゃいかん、ここはエジプト。
けっこう足元見やがるエジプトにがぜんワクワクモード！
「バスよりチープだよ！ほんとだよ！」
と、だれがそんなんひっかかるか的なうそを言ってくる。
よおし来た来た！
「え～ほんとに！じゃあ２ポンドより安いんだ！なら乗るわ！」
「OK。バイバイ。バス停はあっちだよーベイビー」
あっけなく戦い終了。
ううん、やはりなんだか物足りないが、だいぶ過ごしやすいかもなこの国。(と思ったのは実際この日だけでしたがｗ)
そんなこんなで無事市内行きバスターミナルに着く。
やはりここのバスターミナルでもタクシーの法外値段での勧誘は耐えないが、あっさりみんな負けて帰っていく。
なんかいつのまにか強くなってきたな自分。どれもこれもインドのおかげか。(インドの日記書き溜め中。のちにブワっとUPします！順番バラバラでごめんなさい！)
ただ問題は、インド同様、エジプトもめっちゃわかりにくい。看板がない。たとえあってももちろんアラビア語。
ううん、どうしよう、全くわからん。
また聞き込みを開始しようとしたら、
一人のムスリムの女の子と目が合う。名前はシェイマー。
英語も聞き取りやすい。聞けば空港で働いている女の子だという。
顔からも話し方からも穏やかで教養のある人だと判断した私は、
彼女は同じ方向に行くということでついていく事にした。
バスを一緒に降りて、地下鉄に乗り、町を一緒に歩き、いろんな話をした。
聞けば先日婚約したばかりで、右手の薬指にきれいな指輪が光っていた。
ムスリム(イスラム教)と日本は結婚までの道のりが全く違う。
婚約するまで彼のことはなにも知らなかったそうだ。
でも婚約してから少しずつ彼のことを知り始め、その話をする彼女の顔は、普通の恋をしている女の子となにも変わらない。
「彼はいい人？」と聞いたら「そうだったらいいな☆」と笑っていた。
地下鉄のお金を払ってくれようとしたり、街でマンゴージュースをおごってくれたり、すごくいたれりつくせりな彼女をもちろん疑わなかったわけではない。
もしのちにバクシーシと言われたら、もし睡眠薬が入ってたら、、、とインド方式で常に最悪のパターンが頭に浮かぶ。
でも彼女はなにも私に求めなかった。 「ようこそエジプトへ。だってここは私の国だもの。あなたを歓迎するのが私のするべきことよ。」
彼女とはすごく仲良くなれそうな気がする。
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