みなさま、こんにちは!

 

今日は、経営されていた会社をM&Aで第三者に引き継いだ60代の方のお話をうかがうことができました。

従業員も取引先も困ることなく移行できてまずはひと安心。

そして、やっぱりホッとしました…

と解放されたような笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。

 

まだ60代、お若いのに、とも一瞬思いましたが、

年齢というよりも、その方の生き方として、いい着地点を見つけ、実行されたんだ、

ということがすばらしいと思い直しました。

 

始めることの方が簡単で、終わり方の方が難しい、

ということがよく言われますが、

税理士として様々な事業者の方々と関わり、また、相続税の依頼をいただいて人の死に接する度に、

事業も、人生も、本当にそうだなぁ、と実感しています。

 

かくいう私も、税理士を何歳まで続けて、どんな風に生涯を閉じるかという明確な絵は描けていません。

例えてみるならばその絵は、ぼやけた水彩画、と言った程度です。

 

幸なことに、税理士の仕事をしていると、様々なお終いの場面に仕事として関わったり、

また、見聞きすることも多いものです。

お役に立てるように仕事をしつつ、

私自身のお手本ともさせて頂けることに感謝したいと思っています。