みなさま、こんにちは!
昨日知って、ビックリして目が点だったニュースはコチラ
弁護士34人から8700万円詐取か 税理士を詐欺容疑で逮捕 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
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弁護士34人に対し、自身の預金口座に現金を振り込んでもらえれば、共済を運営する機構に代わりに掛け金を支払っておくと、うその内容のメールを送信するなどし、計約8700万円をだまし取ったとしている。
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税理士が顧問先であるお客様から金をだまし取った…
って、こんなことある?
というのが私がまず最初に思ったことです。
税理士としてお客様からいただくお金は、
仕事の対価としての報酬と
システムレンタル等の使用料と、
時に発生する多少の立替金、
だからです。
この事件の詳細は不明ですが、新聞記事などによると、
独立行政法人 中小企業基盤整備機構の共済制度のうちの小規模企業共済をお客様に勧めた、
ということかと想像します。
ここまでだったら、私もよくお勧めします。
ですが、
掛金を私の口座に振り込んで下さい、とは絶対に言いません。
掛金は機構が指定する口座に直接振り込む決まりになっていて、
一旦誰かの口座を経由する、なんてことはあり得ない仕組みです。
あり得ないことを考えて、言葉巧みに誘導した輩がいて、
それに引っかかってしまった人たちが弁護士34人。
全くの第三者の私からすると、何でこんなことに引っかかるの!?
と不思議でなりませんが、(それも法律の専門家が)
様々なバイアスがその何で?を見えなくさせるということでしょうか…
本気でだましにかかる相手にはかなわないか、
と思いつつも、
必ず付いて回るのがうさん臭さ、
でもあります。
自分だけは例外とは思わず、どこかにうさん臭さを感じないか、
センサー感度はキープしていたいものです。