皆さま、おはようございます!
昨年11月に永眠された落語家立川談志さん
その弟子の立川志らくさんが、『談志のことば』という本を出版されたそうです。昨日、そのインタビュー記事を読みました。
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「おい、このやろう」と言ってくれる人がいなくなる。
それでその悲しみを解消するために、自分の師匠は自分の身体の中にいるんだ、と決めちゃえばいいんだと考えたんです。
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死んでさよならをするんじゃなくて、今後は自分の身体の中に入っている師匠と相談しながら物事やっていく。やがてそれが同化して、いつの間にか師匠が消えていった時、初めて自分は師匠の足元に近づくんだとわかった。
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談志さんは常々、「お前(志らく)は一番俺に近い」と言っていたそうです。
また、談志さんは、こんなことも言っていました。
「ガンは未練の整理にちょうどいい」
ガンで余命1年と言われるとみんな慌てるけど、考え方を変えれば、自分の未練の整理ができるってことだ。
あの人に会っておこうとか、この本を読んでおこうとか、自分の未練を整理できるわけだから、ガンはいい。
会いたい人にちゃんと会ってお別れをしておく。
そう思えば、ガンもまんざら悪いものじゃない。
死について、先のことだとしても、ゆっくりと考えて、話し合って、決めていけたらいいな…と思いました。
葬送の曲は、”ザッツ・ザ・プレンティ”だったとか
あらためて聴いてみた一曲です