静岡県の緊急事態宣言 | 漢方薬局と調剤薬局を経営する☆国際中医師・小島 晃の社長ブログ

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静岡県沼津市で漢方薬局1店舗と調剤薬局7店舗を経営する、国際中医師で薬剤師の小島 晃が、漢方医学の知見や日々の出来事を紹介をするブログです。

皆さん、こんにちは。

 

静岡県でも緊急事態宣言が8月20日~9月12日まで実施されることになりました。

弊社でも引き続きクラスターを起こさないように感染対策を行いながら営業を続けています。

 

さて、8月12日のテレビ番組で、長尾クリニックの長尾和宏院長が、新型コロナの指定感染症5類へのダウングレードを提言したことが話題になっています。

長尾院長は「今の制度では患者が放置されているのが問題。重症化するのを待つだけになっている。インフルエンザ並みの5類にすれば、感染が分かった時点で保健所を経由しないで、かかりつけ医で治療を受けることができる」と主張しました。

 

個人的には非常に合理的な考えだと思います。以前にも書きましたが、現在の新型コロナの報道は非常に偏っていて問題が多いと感じています。

 

特にPCR検査の陽性者=新型コロナ感染者という考えが広く常識になっていることは問題があると思います。

国立医薬品食品衛生研究所が2020年3月~5月に使用許可が出たPCR検査キッド9製品を調べたところ、ある企業の検査薬は遺伝物質が含まれない水でも12回中4回が「陽性」と判定され「偽陽性」が起きやすかった、とういう報道が朝日新聞でありました。

 

その後、このことを報道するマスコミはほとんどありませんが、現在流通しているPCR検査キッドは問題が多く、メーカーによってプライマーが若干異なるようです。また、日本のPCR検査はCt値を40サイクル以上に設定していますが、このことも大きな問題だと思います。

つまり、現在行われているPCR検査は本当に新型コロナウイルスの感染を反映しているのか、疑義があるといえます。

 

新型コロナの予防で最も大切なことは自身の免疫力を高めることという考え方に変わりはありません。

 

現在はワクチンの報道が増えており、多くの方がワクチンに期待しています。ワクチンは集団免疫という面でも期待はありますが、免疫は抗体のような獲得免疫だけでなく、NK細胞などの自然免疫、皮膚や粘膜などのバリア機能も大きな役割を持っています。

ですからワクチンだけに過度な期待を持つのではなく、普段の生活面で食事や睡眠、運動に気をつけて、必要があれば漢方薬や健康食品などを活用して免疫力を高めるようにしましょう。

 

さて、先日「伝統と挑戦の革新企業」というWEBサイトの取材を受けました。現在記事を作成しているということですので、掲載を楽しみにしています。