冬はこたつが好きだけど、今の家には狭すぎておけない。

じゃ、暖房はというとクーラーと兼用のがあるけど、これは電気代がかかりすぎる。
じゃ、ガスストーブは?というと、ガス口がないので使えなかった。

そこで去年、石油ファンヒーターを買った。

これがあったかい。信じられないくらい暖かい。

何故今まで買わなかったか?

簡単である。

石油が怖い。
もちろん安全に使わなければ、暖房なんてみんな危ない。
その中でも石油が怖かった。

でもでも、慣れてしまうとこんなに暖かいものはない。

今日やっと使った。
未だに石油を入れて、逆さにする時、女房に確認する。

“これでいいか?”

バンド時代はお金がなくて暖房を持っていなかった。
常に布団に入っていた。

どうしようもなく寒かったので、お湯を沸かし、厚着していた。

そのうちガス口があったから、ガスストーブを借金して買った。

このときも感動した。

“冬って暖かい”って。

今の仕事部屋にはクーラーがついてるから、暖房もある。
ピッて音とともに暖かくなる。

暑くなると、寒くなると、バンド時代の田島荘を思い出す。

今年は秋が短かったから、なんだか物足りない。
さ、デモテープの続きやろう。

昔から比べたら、天と地との差があるくらい、しのぎやすい。