丹羽文雄さんの飢える魂という本をよんだ。

古本で出会った。¥100でした。

ある男女2組の不倫が軸となり、想いや大義や葛藤や本心や、そんなものがひとつひとつの出来事により上手く描かれた小説だった。

700ページに渡る長編だけど、sex描写も勃起もんで読めた。
本当に¥100で楽しませて頂いて恐縮だった。

sex描写も見事だったけど、タイトルの飢える魂という主題にさしかかったときは、コチラが震えた。

時代は昭和30年代だと思うが、まさにオレが生まれた時代が背景で、色々考えさせられたし、
自分の気持ち=本心の深さを垣間みた気がした。

それともうひとつ。

表現者、表現をするという事の根本、ぶれないこと、ぶれはしないこと、なんか色々考えさせられたなぁ。こんなにすばらしい作家さんがいたなんて目から鱗だった。

新しい出会いだった。

これも名古屋のライブで旬な話題として話そうと思う。

いよいよ金曜日だ。

ライブで思ってる事を表現ししゃべるよ。