一服目は玉露。
玉露って、高級で、美味しく入れるのは難しいと思っていました。
しかーし、それは大きな勘違いでした。
玉露は低温の方が良いので、
お風呂より熱いぐらいの45度ぐらいのお湯でよく、
なにより、ほっておいても渋くならないとのこと。
放置可!気楽!
なぁんだ。そうだったのねー。
お抹茶は和菓子を先に全部食べてから、
抹茶をいただきますが、
お煎茶は味が薄いので、先に一服目をいただきます。
うーん。甘い!
この甘さはアミノ酸ですね。
美味しいです。
あとは自由に和菓子をいただいて
二服目の玉露も和菓子の後で美味しい!
煎茶のお湯は高温が良いです。
煎茶で気をつけないといけない事は、
時間が経つと渋くなる事。
だから、最後の一滴まで、茶器に出し切ります。
放置禁止!
なんだ、煎茶の方が気を使わないといけなかったのですね。
ここで、先生、質問!
児島「急いでいる時に急須を回してしまいますが、
これは良いですか?」
先生「みなさん、よくやられていますが、回しても早く出ませんよ。無駄な行為です。」
マヂですか?!
児島「お片付けを楽しようと、ティーパックの袋みたいなのに茶葉を入れて、お湯を注いだりしますが、これは良いですか?」
先生「ダメです。味が落ちます。」
マヂですか?!
先生「茶葉はジャンピングが必要です。
急須が丸いのは中でジャンピングさせる為です。
それなのに、袋に入れるとジャンピングできないですよね。どうしても入れたいのなら、少量にしてください。たくさん袋にいれて、袋がパンパンになるのは、お湯を吸えないし、ジャンピングできないし、最悪です。」
マヂですか?!
なるほど。紅茶のリプトンのティーパックが三角になったのは、少しでもジャンピングをさせる為なんだ!
最悪な事、してました。反省…。
先生「保存方法は缶に入れる事。湿気がダメです。
冷蔵庫保存で5分前に出して、常温に戻してから開封すると、水分がよってこないので一番良いです。
冷蔵庫から出してすぐ開けると、湿気が寄ってきて良くないです。味が落ちます。
あと冷凍庫もダメです。」
マヂですか?!
冷凍庫で鮮度を保つより、湿気対策優先なのですね。
先生「お水ですが、硬水ではお茶はでないです。
例えば外国のミネラルウォーターや海洋深層水です。
軟水の方が良いので、水道水で良いです。」
先生「他に、ほうじ茶も高温が良いです。
ほうじ茶は香りを一番楽しむものです。」
なんとも、色々と勉強になりました。
味覚を磨く事は、
経営センスを磨く事と言われています。
美味しいお茶を入れられるようになり、
美味しいお茶を入れてくれた事に気づけるようになります!