「煎茶道」体験記 | メディセレのしゃっちょう(児島惠美子)のブログ

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2007年7月7日に777万円で薬剤師国家試験予備校メディセレを起業。薬学生から現役の薬剤師まで全力で応援いたします! メディセレスクール、メディセレ薬局、メディセレ教育出版、メディキャリを経営
※以下資格 認定薬剤師 認定スポーツファーマシスト 心理カウンセラー

こんにちは
メディセレのしゃっちょう
児島惠美子です。

茶道といえばお抹茶ですが…
もう一つあるのはご存知ですか?
それは煎茶道。

先日、煎茶道に触れてきました。

お抹茶よりもお煎茶の方が人気の時代もあったそうです。

お抹茶とは違い、急須に入れてお出しします。
茶器は4つでワンセット。
一つは自分の味見用ですので、
1度に3人にお出しできます。

お香を焚いて…

カッパさんにしばし、持っておいてもらいましょう😆

これって、カッパさんが、アチチとなるまでに入れないとダメなのでしょうか?
あ、そんな事はないそうです。
ほっ。笑
細工を施された竹で、お茶の量を測ります。
鉄瓶でお湯を急須に入れますが…

この鉄瓶、面白い🤣
ラクダさんです。
ラクダさんの口を大きく開けて、お湯を注ぎます。
でも、なんだか、ちょっと、このお湯、
美味しそうに感じないのですがぁ!😆

一服目は玉露。

玉露って、高級で、美味しく入れるのは難しいと思っていました。

しかーし、それは大きな勘違いでした。


玉露は低温の方が良いので、

お風呂より熱いぐらいの45度ぐらいのお湯でよく、

なにより、ほっておいても渋くならないとのこと。

放置可!気楽!

なぁんだ。そうだったのねー。


お抹茶は和菓子を先に全部食べてから、

抹茶をいただきますが、

お煎茶は味が薄いので、先に一服目をいただきます。

うーん。甘い!

この甘さはアミノ酸ですね。

美味しいです。


あとは自由に和菓子をいただいて

二服目の玉露も和菓子の後で美味しい!



三服目は煎茶。

煎茶のお湯は高温が良いです。

煎茶で気をつけないといけない事は、

時間が経つと渋くなる事。

だから、最後の一滴まで、茶器に出し切ります。

放置禁止!

なんだ、煎茶の方が気を使わないといけなかったのですね。


ここで、先生、質問!

児島「急いでいる時に急須を回してしまいますが、

これは良いですか?」

先生「みなさん、よくやられていますが、回しても早く出ませんよ。無駄な行為です。」


マヂですか?!


児島「お片付けを楽しようと、ティーパックの袋みたいなのに茶葉を入れて、お湯を注いだりしますが、これは良いですか?」

先生「ダメです。味が落ちます。」


マヂですか?!


先生「茶葉はジャンピングが必要です。

急須が丸いのは中でジャンピングさせる為です。

それなのに、袋に入れるとジャンピングできないですよね。どうしても入れたいのなら、少量にしてください。たくさん袋にいれて、袋がパンパンになるのは、お湯を吸えないし、ジャンピングできないし、最悪です。」


マヂですか?!


なるほど。紅茶のリプトンのティーパックが三角になったのは、少しでもジャンピングをさせる為なんだ!

最悪な事、してました。反省…。


先生「保存方法は缶に入れる事。湿気がダメです。

冷蔵庫保存で5分前に出して、常温に戻してから開封すると、水分がよってこないので一番良いです。

冷蔵庫から出してすぐ開けると、湿気が寄ってきて良くないです。味が落ちます。

あと冷凍庫もダメです。」


マヂですか?!


冷凍庫で鮮度を保つより、湿気対策優先なのですね。


先生「お水ですが、硬水ではお茶はでないです。

例えば外国のミネラルウォーターや海洋深層水です。

軟水の方が良いので、水道水で良いです。」


先生「他に、ほうじ茶も高温が良いです。

ほうじ茶は香りを一番楽しむものです。」


なんとも、色々と勉強になりました。


味覚を磨く事は、

経営センスを磨く事と言われています。


美味しいお茶を入れられるようになり、

美味しいお茶を入れてくれた事に気づけるようになります!