解決してねぇからだよ。 | ポンコツ人間まつながの【こじあけ雑記帳】

ポンコツ人間まつながの【こじあけ雑記帳】

大阪で生まれ育って、のんきに生きるポンコツ人間のブログ。
ライブハウスのブッキングマネージャーを経て、
2018年に大阪から徳島へ移住し、小さな飲み屋を立ち上げた。が、しかし、7ヶ月で閉店。
ただいま、和歌山県の白浜にて、のんびり【人生の立て直し】中。

生まれ育った大阪を離れ、徳島に移住。
憧れの田舎暮らしに胸躍らせて、
小さなお店を徳島県美馬市に開業。

開店から7ヶ月を経て、資金不足により、休業。

移住先の徳島を離れ、和歌山に出稼ぎに来ています。

どうも。ポンコツ店主まつながです。



和歌山に来た当初は、変則的なシフトで、
メンタルやられそうでした。
睡眠時間が少なくて、ですね。

でも、今はもう、仕事にも慣れたし、
睡眠時間が少なくても動けます。


勤務期間の終わりも見えてきて、
先月、過剰にシフトインした分の調整期間として、
現在はとても緩やかなシフトです。

稼ぎたい私としては、休みが多いのは、
多少げんなりですが、
いろんなことを考える時間がとれて、
ありがたいことでもあります。


で、最近、ぼんやり考え事しながら、
自分の人生を振り返っていました。

ちょっと、『引っかかること』があって。


引っかかることってのはですね、
なんとなーく、私、自分の人生において、


【おんなじことを繰り返している】


そんな気がしたんですよね。



毎日の暮らしが、同じことの繰り返しって感じではなくて、
大まかにザックリと見て、【おんなじことの繰り返し】なんです。


自分で言うのもアレなんですけど、
基本的に、私は雇われの身として大活躍するタイプなんですよ。

気は回るし、真面目に仕事しますし、
段取り良いし、飲み込みも早い。


まさに、

【人に使われるために生まれた!】

みたいな人間なんです。


で、そのこと自体は、私自身、
全然、嫌じゃないし、むしろ喜びでもあります。

『私でも人の役に立ってる!わーい!』

って感じです。



でね、でね、そこで、ですよ。
気づいてしまったんです。


昔からなんですけど、私、ちょいちょい『出戻り』する癖があるんです。

一度やめた職場に戻る癖が。

辞めたくせに、誘われると、また戻っちゃう。
戻りたくて戻るぶんには良いですが、
戻りたくないと思いながらも頼られて戻ることも。


別にそれ自体、良いとか悪いとかないんですけど。


ただ、単純に『割と出戻りするよね〜私』て思ったんです。

それは、『同じ職場』に限らず、同業種で別の店とかでもです。


高校生で始めた靴屋さんも、
専門学校への進学と同時に辞めたのに、
店長からの懇願で、1年後には出戻り。

20歳でライブハウス業界に入り、
25歳でうつ病発症して、辞めたにもかかわらず、
その3年後、仲間に呼び戻されて、また別のライブハウスへ出戻り。

そこも、閉店が決まって、
当時バイトしていた焼き鳥屋でがんばろ!てなってたら、
また、誘われて別のライブハウスに。笑
ところが、そこのオーナーがマウンティング過ぎて、
嫌気がさしたので9ヶ月で辞めた。

で、『もう、ライブハウスは本気でいらんわ!』て思ってたら、
30歳の時に、また別のライブハウスからお誘い。


【これ、絶対最後!マジで!もうやらん!】


て決め込んで挑んだら、なんと7年も続いてしまいました。笑


ライブハウス業に至っては、
そもそも好きでやってたけど、
25の時に、うつ病を発症して、正直、
『向いてないな』と思ったんです。

それで辞めたにもかかわらず、
合計5店舗、17年間に渡り、
出たり戻ったりしてました。笑


最後のライブハウスで働き始めたと同時に、
当時バイトしていた焼き鳥屋さんを辞めたんですよ。

けど、結局、『飲食まだやりたいなぁ〜』て思ってたから、
最後のライブハウスと掛け持ちで、
ラーメン屋でのバイトを始めるっていう。^^

で、ライブハウス業も落ち着いて、
もう、これ以上、この業界でやってけないなと思って、
最後のライブハウスを退社。

その後、すぐにネットビジネスの勉強を開始。

しばらくして、
ネットビジネスの先輩方とシェアハウスで暮らすため、
神戸に移住。

ちょろっと、自営業まがいなことを始めるが、
全然、うまくいかず撤退。
(自営業じゃ食えずに神戸でもバイトしてました。笑)


結局、39歳で、大阪へ逃げ帰る。


それから1年後。
借金の返済と、少しの蓄えを増やし、
徳島へ移住。

小さな店をOPENし、7ヶ月で休業。

今、和歌山で出稼ぎ中。




なんか、わかります?
この流れ。

雇われで頼られたら、出戻ってしまう感じ。

ほんで、ほんまにやりたいことをやってるはずなのに、
お金に困ったら、すぐバイトに逃げる感じ。笑


なんか、そんなんを繰り返してるだけだなぁって、
気づいてしまいました。



でも、こういう現象がなぜ起こるのか?


重々、承知しております。



あのね、人間ってね、
問題が解決しない限り、
同じ事象を繰り返してしまうんだよっ!

人生は修行やからね!
超えないと、しっかり片付けないと、
いつまでも同じこと繰り返すねん!




あーーー!
めんどくせぇーーーーっ!



つまるところ、私の人生は、
何も解決していないってこと。


あ、でもね、ひとつ言えるのは、
あれだけ出戻りしたライブハウス業を、
サッパリ辞めて、一切、未練がないのは、

『やりきった感がある!』

からです。


『もう、精一杯やりました!これ以上は無理!』

てぐらい、満足していれば、次に行けます。



だからこそ、ですね。

徳島の店をほったらかしたまま、
ケツ割って、逃げるわけには行かんのですよ。


ただ、今の状態で徳島に出戻りしても、
また繰り返すだけ。
きっと、借金も増えるでしょう。


なので、今、必死に考えてます。
何をどうすれば、あの町でやってけるのか。

店を少しでも長生きさせるために、
必死で資本を作ってます。


そう。
徳島の店を、解決するんだ!

じゃなきゃ、この先、どうにもならんのだ!


手放すならば、

『もう!やりきった!これ以上やっても無理!』

て、くらいやってから。


それでも、ダメなら気持ちよく去れますからね。

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実は、この『無駄な繰り返し』感に気づいたからこそ、
今の出稼ぎ先の直雇用のお誘いを断ったんです。

今の現場の人も仕事も好きですし、
もっとよくしたいとも思うし、
きっと貢献できるとも思います。

先日のブログでは、給与面に触れて断ったと書きましたが、
脇町の店の利益と、今の現場の手取りがトントンの場合、
別に今の現場を続けても問題ないんです。
私としては。

むしろ、脇町の店を完全に閉めて、和歌山でってのも考えました。


けど、それじゃ、また繰り返しになるから。
移住して、店立ち上げて、
納得もしてない、満足もしてない、
そんな状況でケツ割って逃げたら、
また、同じ事象を繰り返すから。


それが、めんどくさいし、イヤなんで。


だから、いずれは脇町に戻るし、
店もやるでしょう。何かしら。

やれるだけやって、あかんかったら、
その時は、白浜に戻ってくるのかもしれない。

でも、それをあまり意識すると、
絶対、脇町の店は失敗する。


なので、今はニュートラルに。
常にニュートラルに。