スペシャルクラス優勝 | J3KOJI wind&bikeのブログ

J3KOJI wind&bikeのブログ

ブログの説明を入力します。

長文注意。なんと優勝しました。木曜日にセッティングをしに行って、とんぼ返りで金曜日の仕事終えて、その夜に静岡へ戻る。土曜日はプロクラスの開催なので、カミ海面でひたすら練習、なかなかファンコンディションで乗り倒しすぎた。翌日のアマチュアヒートに備えて早めに就寝。1回戦目は先日のプロアマ戦のアマチュア1番だったI川君。初戦から熱すぎるぜ。僕はチャレンジャーなので、失うものはあまりないが、がんばりたいところ。風はまあまあ吹いていて、セイルは3.4でパワーホールを使用。波回りが良くて、7点のリッピングが効いて、何とか勝つことができた。フォワードは5回決めて回りすぎと注意された。2回戦目はH巻さん。自分的に絶好調だったフォワード2回連続失敗して焦る。Hさんに目の前でびしっと立たれてさらに焦る。波回りもいまいちで10分ヒートで残り6分なのにまだ何もしていないぞ。気持ちを切り替えて今からスタートと思いメンタルリセット。そしたらフォワードも決まるようになって1レグで2本連続揃える。波はあまり良いセットを取れなかったが、薄いところを責めてアピールするライディング。Hさんが良いセットをとっていたので、負けた感満載だったが、それぞれのジャッジが1ポイント未満の僅差でギリ勝ち上がり。首の皮一枚つなげた。次は超強敵杉タクマ弟リョーマ君。シード選手のA元大ちゃんを破って上がっているので実力はお墨付き。キレっキレのフォワードとスタイリッシュな波乗りも兄貴譲り。はっきり言って勝てる要素ゼロでオヤジ狩りほぼ確定、だがもてる力を全部出して当たって砕けろ。普通にジャンプ2本と波乗り2本乗ってやる事はやったので悔いはない。なんとミラクル勝ち上がり⁉︎やばっ、まさかのファイナル進出。対戦相手は優勝常連のT阪さん。風がブンブンに吹いてきたので、アウトホールをコントロール側にする。対戦相手は雲の上の存在なので、これまた勝てる要素0ゼロどころかマイナス。セイルチェックの時はこれが夢にまで見たファイナリストの見る光景かとこみ上げるものがあった。ファイナルらしい戦いができればいいや。1発目の波乗りは、ジャッジ正面でちょっとサイズのある薄いところに攻め込んでアピールみたら、見事にワイプアウト。セットが次から次へとやってきてなかなか復帰できずメンタルやられながらインサイドでもたついていると、マストが自分のおでこに振ってきた。暖かくて、赤いものが自分の頬を伝わるのがわかる。目の中に血液が入って、しみるがアドレナリンが出まくってるので、痛みは感じない。なんとかゲティングアウトして、気持ちを落ち着かせる。まだ8分あるさ。強風のフォワードループはゲロ吐くほど練習したので、ちょっと自信があった。3回ほど回って練習でもあまり出ないくらいのクリーン着水。波は一応2本乗ったがあんまり良いサイズも乗れず攻めたリッピングもできないままにタイムアウト。負けた感満載だがファイナルまで残れたから頑張ったでしょ、と自己肯定してTさんと握手。続いてウェブクラス、一回戦は突破。これで大会3日目が終了。夜はグランドマスター順位決定になったM谷さんとプロクラス優勝したMMプロと鍋をつつきながら試合の動画を見て反省会及び入賞確定の祝勝会。最終日のウェブクラスは3回戦敗退してしまったおかげで、ブルーシートやら、セールケースなどお片づけモード。2位だと思って臨んだ表彰式。まさかの私の名前がコール。まじかあり得ん。昨日の動画では波乗りが完璧に負けていたが、自分の動画に映っていないフォワードで差が出た可能性が高い。いつも絶対失敗しないTさんが珍しく着水できていなかったのがラッキーだった。運も実力のうちと思ってありがたく優勝いただく。一昨年4位、去年3位今年は1位か2しかないね。なんて冗談で言ってたんだけど有言実行。年始早々に運を使い果たした感じ。でも皆さんに祝福の言葉をいただき感謝。決して1人だけの力では得られなかった勝利。こういう結果って入賞者たちがフォーカスされがちだが、一回戦で負けてしまった選手(何度も経験あります)は当然多数いて、悔しい気持ちで帰宅する全員をリスペクトして感謝の気持ちを忘れずに引き続きウィンドサーフィンを楽しんでいこうと思う。運営の皆様ありがとうございました。毎年毎年しぶとく続けているとたまにご褒美がもらえるんだなぁ。