模型鐵:KATO キハ81系(Legend collection) 車輪転削(笑) | TRAIN SQUARE(模型と実車)

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撮り鉄は事実上引退。現在はNゲージ(主に貨物列車)をメインに楽しんでいます。

今日は、11月の散財で入線したKATO Legend collection キハ81系の車輪転削(要は劣化している黒メッキを剥がす)の模様をお届けします。

気分は国府津車両センターの転削線です(笑)。

 

Before and after

画像左が黒メッキを剥がしたもの。右が元の状態の物です。

 

●このようにやっています

車輪を車軸から抜き(片側は車軸に付いたまま)、モーターツールに咥え、綿棒にピカールを少量付け研磨します。綿棒は一瞬で真っ黒になり、車輪踏面はピカピカになります。

 

●研磨終了

研磨の終わった車輪をタミヤのエナメルシンナーに漬けシャカシャカ洗い、ピカールの成分を落とします。

そのエナメルシンナーは、ここまで汚れます。

 

●作業完了

エナメルシンナーをキレイに拭き、車輪と車軸を元通りに嵌め台車に戻して作業完了です。因みに上の画像で4両分の輪軸になります。

 

そういえば、まだキハ81がどういう構造になっているか見てなかったので、バラシてみました。

 

●キハ81

下回りはサスペンション機構、DCCデコーダー搭載対応の現行仕様でお馴染みの構造なので、今回は車体側(特に前頭部を中心)を分解してみました。

前頭部連結器カバーは、赤い部分とグレーの部分が別パーツで構成されていて、下回りと組み合わせると合わせ目が分からない程にピッタリと合います。

驚いたのはキャブインテリアの構造で、ヘッドライトの導光材を排気管の中へ通すため左右分割になっていました。毎回思いますが、よくこういう構造を思いつきますよね。

最後にちょっと手こずりながら元に戻し、ライトの点灯チェックを済ませ全ての工程が完了しました。

 

車輪の研磨は、動力車に関しては絶好調なので下手に触らずそのままにしています。

また、編成両端のキハ81は車輪研磨の効果か、我が鐡道の試運転線ではライト類のチラツキは一切起きませんでした。