小ネタ:一寸変わったコキ104 と Plus α | TRAIN SQUARE(模型と実車)

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撮り鉄は事実上引退。現在はNゲージ(主に貨物列車)をメインに楽しんでいます。

台風🌀7号は、東海〜近畿に上陸するようです。停電が起こる可能性もあるので、持っている方はモバイルバッテリーの充電や、懐中電灯🔦・ラジオ📻等の乾電池のチェックもしておいた方が良いかも知れません。


では本題。


今日は一寸変わったコキ104形貨車の話題。


過去に撮影した写真を見直していると、謎のブラケットのような物が付いたコキ104を見つけました。


●2018年9月撮影

この配6795レに、件のコキ104が連結されていました。
因みに編成は、コキ107+件のコキ104+チ1000+タキ43000(243000番台)+タキ1000 でした。
珍しくチ1000が連結されていたので、それを撮影したのですが、手前に見えるコキ104の緊締装置(可倒されている)の隣に、三穴のブラケット(取付座?)のような物があるのに気付きました。
拡大してみました。
お分かりだろうか? 荷重・自重表記の手前に、謎のブラケットが見えますね。これは一体何なのか?  ちょいと調べてみました。
 
で、正体が判明し…

要は「海上コンテナ積載対応」のコキ104で、例のブラケットのようなものは、折りたたみ式ツイストロック緊締装置を取り付ける為の受台(取付座)でした。

Wikipedia内、形式毎の概要「コキ104」の所で詳しく記述されています。


で、その元「海上コンテナ積載対応」のコキ104ですが、無意識の内に撮影していました。


●コキ104-414

よーく見る👀と、受台が見えますよ。

⇩拡大🔎してみました⇩
受台が5箇所見えますね。
撮影した当時はそんな経歴を持ったコキとは知らず、なんの気無しに偶々撮影したものでした。

●20ft海上コンテナを積んだコキ104
海上コンテナ積載対応車は、識別の為に車体に大きなMマークがありました。

●折り畳み式ツイストロック緊締装置
こういう構造だったんですね。
※上記画像2点は勝手にお借りしました🙇

Plus α (オマケ)

こちらも過去に撮影した写真を見直している時に見つけました。

●偏った積載の例
一見コキ104に普通に積まれたUF42Aコンテナに見えますが、よーくご覧下さい。
画像手前側(デッキ手すり側)に寄せて積まれているのがお分かりかと思います。どういう事かと言うと…模型を使って見ていきましょう。

●上の画像の積載を再現
こういう積載もあるんですね。ちょいと見づらいかも知れませんが、矢印の位置のツイストロックで固定されていました。

●上から見た状態
画像左側には、20ftコンテナ一個分のスペースがあります。
だからと言って、こういうパターンの積載は無いと思います。見るからにバランスが悪そうですもんね💦

でも、こういう積載の写真を撮影していました。
偏って積まれたUF42Aと、20ft分の空きスペースに19G 5tコンテナが積まれています。
ちょっと分かりにくいので模型で…😅
UF42Aコンテナの向きが写真と逆ですが、この状態で積まれていました。

しかし、こうして見ると知らない事だらけ。色々な積み方があるんですね。
コキ104の海上コンテナ積載対応車も、偶然撮影した中に写っていたものに違和感を感じ、調べて判明しました。

またしても重箱の隅をつつくような記事になってしまいました。
皆さんも、禁断のコキ&コンテナの沼に嵌ってみませんか?😅