本日、舞台『遠野物語 奇ッ怪 其ノ参』全公演が終了しました。

正直まだ終わったという実感はない。

数日経ってからようやくジワジワと感じるのだろう。

ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

この作品に関われて良かった。

最初こそ不安はあったものの、念願の前川さん、仲村トオルさんをはじめとする素晴らしい役者陣・スタッフさんの中で芝居をつくれる喜びを毎日感じていた。

少しずつササキという役に近づき、少しずつ自分を解放していき役を作っていくのは今までにない感覚だったし、演劇と自分との距離が縮まった気がする。

まぁ、これは勝手に自分が感じただけなんですけどね...(笑)

遠野物語はどうして作られ、今も語り継がれているのか。

その真相はわからないが、良い事も悪い事も引っ括めて“人間”という生き物が浮かび上がってくる。

その中から様々な想いを受け取り、現代を生きる我々は学んでいかなければならないと思う。

全てを終わらせないために...

明日からまた別の作品が始まる。

こうして、いろいろな作品に関われている喜びをパワーに日々精進していこう。