先日、映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』の試写会に行ってきた。

葛飾北斎の娘、お栄を主人公にした杉浦日向子さん原作のアニメだ。

杏さんはじめ、声優陣も豪華で素晴らしかった。

男のような気質のお栄や、偏屈な親父の北斎...

それぞれの登場人物たちが魅力的だ。

細かいところは、映画でお楽しみください。

杉浦日向子さんの作品には、今年秋に公開予定の映画『合葬』で、僕は関わらさせていただいた。

その時にも感じた事だが、杉浦さんの作品は最低限の描写しかなく、じわじわ、しみじみ感じさせてくれる。
本を開くとすぐに現実を忘れて、登場人物たちと同じところにいる感覚。
杉浦さんは実はタイムトラベラーで、江戸などをそのまま見てきて後世に伝えているのでは?
と、思ってしまうほど“リアル”なのだ。

独特の心地良さに皆さんも触れてみませんか?

どちらの作品も是非、ご覧ください。
{6AAAAAC5-1CE9-4906-85AF-1C67A9A84192:01}