瀬戸康史LINE公式アカウント
劇団イキウメ公演『カタルシス 地下室の手記』を観劇。
地下室でひたすら愚痴をこぼす1人の社会不適合者を描いた、ドストエフスキーの作品だ。
演出は前川知大さん、演じるのは安井順平さん。
安井さんは事務所の先輩で、役者としても人としても大好きな方。
演者は安井さん、ただ1人。
以前も観た作品なのだが、今回は更に孤独で陰鬱な男の怒りと悲しみがパワーアップしていた。
その主張にハッとさせられる場面も...
あれは台詞?いや、安井さんの...?
そんなものを飛び越えていた。
ドストエフスキーは安井さんのために書いたのではないか...そんな事まで思わされた。
凄かった。
終演後、安井さんに挨拶をする。
滅入っていた。
そこで、やはり役だったのだとわかる。
安井さん....神配信乙ノシ。