昨日、舞台『タンブリング FINAL』にゲスト出演してきた。
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僕らがドラマ『タンブリング』をやっていたのが約4年前...

AAAにっしーとも話していたのだが、ドラマをやっていたのはもっと昔のような気がする。

お互いそれだけ忙しく、充実した日々を送っていたからだろう。

ドラマ『タンブリング』は僕の青春を思い出させてくれた...いや、青春そのものだったのかもしれない。

撮影がクランクインする半年前から新体操練習が始まり、体育館で毎日共演者の皆と顔を合わす。

まるで学校に通学しているようだった。

初めての新体操はとても新鮮で、しなやかさの中に野獣のような闘志を秘めたスポーツだった。

初めは技なんか何もできず、体も硬い。

くじけそうな時も多々あった。

そんな時プロデューサーから、

「新体操競技の部分は吹き替えでやるか?」

そう言われた。

この言葉が僕らのプライドを粉々に壊し、もう1度団結して取り組む姿勢を目覚めさせた。

そこからの僕らは何か変わった気がする。

もともと仲は良かったのだが、更に結束力が増し、新体操と真摯に向き合うことができた。

誰かが諦めてしまいそうな時も、

“ダチは見捨てねぇ”

この精神で、支え合ってやってきた。

この仲間達じゃなかったら、ドラマ最終話での新体操団体演技は完成していない。そう言い切れる。
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そんな、タンブリングの精神を受け継いでくれていた舞台タンブリングの歴史。

vol.1~FINALまで全て観させて頂いたが、どれも斬新な演出、それぞれ違った魅力があった。

特にFINALは、ドラマ『タンブリング』とかぶるところが沢山あったので、撮影の時を思い出したり、とても感慨深かった。

D☆DATEリーダー荒木兄さんは今回先生という立場で新体操部を見守っていたのだが、最後の先生の台詞はタンブリング制作側からの言葉だったように感じた。

昨日は舞台袖で涙してしまった。

本当に思い入れの強い作品『タンブリング』ももうFINAL。

この作品に関われた事を誇りに思います。
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*公演終了後、ドラマキャスト・スタッフで同窓会