こんにちは。
競輪の仕事、トレーナーの仕事、将来に向けての人脈作り、選挙の手伝いなどでかなり忙しくブログの更新どころではありませんでした。
前回トレーナーについて色々書きましたね。
ダメなトレーナーも多くいる一方、優秀なトレーナーもたくさんいます。
アルバイト感覚、仕事としてトレーナー業務をマニュアル通りにこなすだけのトレーナーは論外ですが、優秀なトレーナーであっても内容によっては実力が様々です。
私はプロの競輪選手としてのトレーニング経験と体調管理、度重なる怪我からの復帰経験を基にしてトレーナーをしています。
ですので、自らのアスリート経験を生かしたパフォーマンス向上のためのトレーニング、コンディショニング。
怪我からの復帰、機能改善のためのコンディショニングを得意としています。
一方、ボディビル系などパフォーマンスではなく、筋肥大や筋肉の形作りに特化したようなトレーニング指導は得意ではありません。
もちろんある程度のボディメイクの指導はできますが、ボディビルやベストボディのコンテストで戦えるほどの指導力はありません。
そっちは自らの経験が無く、研修や教科書での知識しかないので未熟だからです。
このようにトレーナーによって得意不得意はあるので、そのあたりを考慮した方が良いと思います。
あとはスポーツトレーナーの場合、そのトレーナーがどれだけその競技を知っているかによっても違います。
陸上短距離出身のトレーナーなどは野球やサッカーの競技特性を理解していないこともあります。
私が10年ほど前に少しだけ世話になったトレーナーはラグビー出身で自転車のことは分かっていませんでした。
そのトレーナーは、やはり自分がラガーマンとしてトレーニングしていた経験があるため知識と経験はあったのですが、自転車=太ももという思い込みがあり、ひたすら太ももを鍛えるという指導をされました。
自転車競技は下半身だけ鍛えれば良いわけでは無く、ハンドルを引くための上半身の力、その力を下半身に伝えるための体幹力も必要です。
さらにパワーだけでなく、反応スピードやスピード持久力も大切です。
このように競技特性を理解したトレーニング指導をできるかどうかもトレーナーの能力として問われます。
トレーナーは競技のコーチではないので技術的なことや専門的な指導はしませんが、競技特性を踏まえたトレーニング、コンディショニングが出来るかどうかですね。
というわけで、世の中には色々なトレーニング方法、健康法、ダイエット方法がありますが、トレーナーによって方向性は違うし、皆さん自身の目的や体質もちがうため何が正しいかと言うことに明確な正解はありません。
色々なトレーナーに相談して、最終的にはじぶんで考えることが大切ですね。