Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~

Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~

ただいまイギリスでドタバタ中。

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今ごろですが7日に日本に帰ってきました。
帰って来るのはとても辛く寂しい思いでした。

足は1日1日ほんとに少しずつ良くなって来ていると思います。
明日から仕事。微妙に時差ボケなのでまずは明日の朝ちゃんと起きることが出来るか。。。
Ultra Trail South West 2012に出てきました

コースはイギリスのNATIONAL TRAILであるSouth West coast Pathを使って、Porthlevenという町~Newquayの外れにあるWatergate Bayまでの海岸線100mile


スタート前にランナー全員でフォトセッション
22日19時スタート

いつものジョグよりペースを落とし、力まず只々タンタンと進みます
最初のCPは10mile地点
その手間に世界遺産にもなっているフランスのモン・サン・ミッシェルのイギリス版St. Michael's Mountが夕日に浮かび上がって綺麗に見れました
イギリス来るまでは存在は知らなかったのですが、今回レース中に見ることできたのは嬉しかったです
しかもCP1までは2時間と予想していたので、まだ天気も良く明るいうちに見れてラッキーでした


CP1~CP2へ
ここは街の中を通って行きます
移動式遊園地や週末でたくさんの人が食事や飲みに出てきてる中を通って行きます
絶対に何のレースかわからないのに皆応援してくれます
ある子供はテキトーに「あと○○mileだよー」とか、いろんな言葉をかけてくれますが、中でも一番好きな言葉はKeep going!!はたして何回自分自身に言い聞かせた事か、、、

22時過ぎて街を抜け出し暗くなったのでヘッドランプを装着(急遽日本から送ってもらいました)
いよいよ夜間走行の始まりです
街の中で1回迷いましたが、とにかくサインを見逃さないこと
気をつけているうちにCP2に到着
グミとビスケットを頬張りながら出発


CP2~CP3へ
この辺からトラブル続発
今回のレースはSouth West Coast Pathという元々あるコースを使っているため大会独自のサインが本当に×2少ないです
レースブリーフィングでも「SWCPのサインに従って進んでください」「夜は友達を作って下さい」と言ってはいましたが看板も別に統一されてるわけでもないので頭の上にあれば足下にもある
暗闇の世界になれば尚更見えない
やっぱり自分のまわりでも迷う人多く、その度に一緒に探したりしていました

日本のレースでは森林の中の1本道でもサインがある親切なレースもあるくらいサービス精神旺盛のに対し、今回出てみたEndurancelifeの3レースに限っていえばシンプルというか最低限な感じ
あとは自分の責任だよって感じですね
日本のレースの感覚まま来たら違和感を感じることが多いかもしれませんね

話は戻ってCP3に到着
時間は深夜2時過ぎた頃
ここのCP3は大きいエイドステーションになってるのでホテルのレストランを解放して温かい飲み物食べ物があり、Drop Bagを受け取れるので装備を補充したりと少し休みました
完全に寝る準備をして寝ている人もいましたね


CP3~CP4へ
さっきのステージで迷うことが多発していたのでこの先の不安を考え、5人グループの人達に仲間に入れてもらいました
それでもlost...
話し合ったり(聞いてるだけ)分断作戦したりと進んで行くうちに人数が増えていく
迷っている人に追いついたり、追いつかれたり
いつしか10人を超えていましたね 笑
男10人以上で深夜に有刺鉄線の入った牧場の柵を「おい、気をつけろ」と言って越えたり、潜ったり、崖を上ったり、人の家の庭を通ったり、それはそれでおもしろかったですね
でも誰もネガティブな言葉を吐いたりせず明るく陽気に進みました

次第に空は明るくなってきてCP4に到着
カップラーメンならぬカップポリッジを食べました(カップラーメンより健康的)


CP4~CP5へ
明るくなってきてだんだんとグループは解消
この辺から町や家も無くなり、1本のトレイルと海と空のみになりました
早朝の天気は良く海面がキラキラして綺麗だけども風が強い
この辺からなんだか右のふくらはぎに違和感が 汗
走る時間より歩く時間の方が長くなりました

後ろからはCP4をスタートした60mileのランナー達がきました
トップの選手は残り95kmくらいあるのにもう独走状態で速かったです

CP5に到着
そこで60mileクラスの最終ランナー的な太ったオジさん2人組に会うと「100mileやってるのかい?すごいな!100mileやる人を尊敬するよ!!」と言われました
「いやいや、あなた達も60mile充分すごいですよ」と言いたかったけど思考回路が追いつかず、とりあず「ありがとう」と「あなたも頑張ってくれ!」を言っておきました
自分として合格点です


CP5~CP6へ
ここからは完全に1人旅に入りました
前も後ろも遠く見渡しても誰もいなくなりました
違和感も完全に痛みになり歩きです
だけど不思議とネガティブな気分には入らず、すれ違う一般ハイカーと挨拶をしながら進みました

やがて町が見え始めビーチも見え、どうやらサーファーの町っぽいです
そこでCP6に到着
次のCPは10mile先
この足じゃ絶対に完走は無理と考え、ここでリタイアを申し出ました


どうやらリタイヤした人は迎えを呼ぶなり自分でゴール地点まで行ってくださいとのこと
諸事情で迎えに来れないことを伝えると4時間待てば連れて行ってあげると言われ、待つ事にしました
少し時間が経ったら自分と同じくここでリタイアする人が現れ、その人も迎えに来れる人がいないようだ
そしたらその人が「タクシーを呼んだから乗って行くかい?」と言われ、お金は少ししか持っていない事伝えると「いいよ」と言われたので遠慮なくお願いした

さすがはカード社会のイギリスで、タクシーでまずはATMへ
その次にCP8へ向かい、Drop Bagの回収
そしてゴール地点のWatergate Bayへ
持っていたお金を渡そうとするが「これはギフトだから要らないよ」と言われ受け取ってもらえませんでした
なので知っている限りの丁寧な英語で名前を尋ね、お礼を言いました

レース中でも明らかに異国人種の自分に沢山の同じランナーやスタッフが親切に話しかけてくれたりしました
日本に帰ったら困っていたり、同じ境遇の外国の人見かけたら話かけてあげようと思いました
あと基本現金派の自分はもっと賢くカードを利用しようとも思いました


レースはリタイアで残念は残念です
完走Tシャツやメダルが欲しかったです
でも出来るとこまでやったし何もネガティブな気持ちはありません
むしろ限界を知れて嬉しいです

ただ一つだけ風邪はいけませんでした
計画をすべて無駄にする
体の栄養などバランスが悪くなる
日本ならヤバイと思ったら速攻で直すパターンは持っているのに海外だとそれが難しい
気をつけていても難しいところです

しばらくベッドの上で休みまーす
22日金曜日にUTSW 100mileに出てきます

イギリスの残りの滞在日数を考え、出ないで充分に満喫するべきか、それともやった事もない距離へ挑戦したい気持ちか
締切り日ギリギリまで考えて考えて考えて...出る事にしました


オール海岸線one wayの160km
口では100mileなんて簡単に言えるけど、100km行っても残り60km
簡単じゃないことはわかってます
しかも崖っぷちの海岸線...
きっと風はすごく吹き付けてくるでしょう

でも覚悟はもう決まっています


しかし問題発生!
数日前より風邪を引いてます
順調に過ごしてきたイギリス生活でよりによってこんな時に・・・

今は体調を取り戻すのに精一杯です

$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~
さてさてPlymouthというお街の喧騒から離れ、先週末から生活の拠点をLauncestonという町に移りました
町の外れの方にあるJoの実家でお世話になっております
町自体はそんなに大きくはないですが、コーンウォール州の入口的な町です

とても静かで自然いっぱいです
聞こえて来るのは車の音ではなく遠くのヒツジとウシの鳴き声
ボクの地元・飯山より色々な動物が簡単に観られます
さすがに熊はいませんが・・・


$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~
ほんとに静かです
Plymouthではカモメのやかましさに朝起こされますが、ここでは爽やかな小鳥達のさえずりです


$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~
車一台分の古い橋
結構こういうの多いです


$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~
物陰をそっと覗けば野兎いっぱい
辺りは無音なんでメッチャこっちを警戒しています


心落ち着きます



でも今週と来週は引き続き学校に行くので今日から片道1時間以上のバス通学です
今日はいきなり乗る時間間違えて20分の遅刻 汗
明日からはもう大丈夫でしょう


それでは!


ではないのですが、
いま住んでいるPlymouthにはPlymouth Argyle FCというチームがあります

現在は4部にあたるフットボールリーグ2を低迷しているようですが、かつては2部にあたるチャンピオンシップで戦っていたようです

しかし2、3シーズンでトントンと2部から4部リーグまで転落、、、

もうシーズンは終わってしまっていて試合を観戦することは出来ないんですが、2011年がチーム創設125周年ということで11-12シーズンが終了してから記念試合が行われるというので先日観戦に行ってきました

なんと相手はあのマンチェスター ユナイテッド!!


だが両チーム名の後になんか書いてある

"LEGEND"...

そう、LEGEND達によるマッチです

まぁチケットも安いし観たかったので行ってきました


Plymouth Argyle FCのホームスタジアムであるHOME PARK
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メインスタンド側のゲート
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試合前の国歌斉唱の後いよいよ開始
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後半途中、マンチェスターが得点したところで試合を止めて全員給水タイムです
現役選手ではないんで身体を労りながらね
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直後に給水パワーで得点
$Koji's chilled-out outdoor jam train ~ okushinano 117 go ~


現役を退いて年月が経っているせいかスピードが少しないけれども、足もとのテクニックやボールの扱いの正確性などさすがLEGENDでした!
知っている選手はいなくて残念ですが、記念試合ならではの和やかな雰囲気の試合で楽しかったです

結果は5-3でプリマスの勝ちでした
8ゴール見れたので満足、満足

やっぱり何でもいいんで実際に生で観るのはいいですね
エネルギー溢れる会場にいることで元気になれるような気がします

それにしても前に座ってたオバチャンもエネルギッシュだったなー
試合中マンチェスターの選手に向かって
「あなた邪魔なのよー!!!」