- 独特なランキング
これおもしろいランキングで、ぼくはけっこう知らない曲あります。
え、イギリスだとこんな感じなのか? とぱっと見で驚きました。見るのが楽しいリストです。
- なぜ独特なランキングなのか?
「イギリス人が一番好きな曲トップ500」なんてタイトルをつけちゃうと、ほんとうにイギリスではこういう音楽が人気なのかと思ってしまうかもしれませんが、ぼくの見立てでは違うと思います。
スムース・ラジオ(名前からして流す音楽の傾向が予想できる)というラジオ局の呼びかけで7万5千人以上の回答とありますが、このラジオ局のターゲットは40歳以上、いわゆるアダルト・コンテンポラリー・ミュージック寄りみたいです。
そう思うと、わかる人には納得できるランキングに見えてくるんじゃないですか? ジョージ・マイケル、エルトン・ジョン、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、フィル・コリンズなど。まあランクインしてる曲も、渋くて静かで煌びやかな大人っぽいものが多いですよね。(もちろんそういう曲ばかりではありませんが。)
- ロッキング・オンよ……
ロッキング・オンの記事を読むと、そのラジオ局の方向性に一切ふれていないんですよね。それで以外な結果って。まじでこのラジオ局の傾向に気づかなかったんじゃ?
- 一位の曲を最後に
George Michael - Careless Whisper (Official Video)
どうもイギリスではジョージ・マイケルは国民的な歌手みたいです。トータル1億枚以上のセールスだとか。日本だとワム!のラスト・クリスマスのほうが有名な気がします。
元からカリスマなうえに、亡くなったのも人気に拍車をかけたのではないでしょうか。イギリスといえばジョージ・マイケル、というイメージができました。
この曲は懐かしい感じ。日本でも90年代とか、渋い俳優が曲を出すとこんなイントロから始まるものでしたね。