こんにちは。小泉進次郎です。
一昨日は環境省の仕事納めでした。
COP25の開催地マドリードから戻って、約10日間。
今年最後の記者会見では、この3ヶ月の振り返りと、来年の抱負を述べ、その中で2030年までに環境省の施設で使用する電力を再生可能エネルギー100%にすることを宣言しました。
環境省のRE100実現に向けて(REとはRenewable Energyの略で再生可能エネルギーのこと、100は100%を意味します)来年度には3つのアクションをスタートします。
1. 既に再エネ30%の電力を調達している新宿御苑では、再エネ100%の電力調達をします。
2. 全ての地方環境事務所(北海道、東北、中部、近畿、中国四国、九州)管内で、再エネ100%の電力調達に向けた取組みを開始します。
3. 国立水俣総合研究センターなど、電力消費量の多い直轄施設で、より安価な電力を調達できる共同調達を試行して、2021年度には再エネ100%の電力調達の可能性を探ります。
再生可能エネルギーを日本の主力電源にしていく上で、まずは環境省自身が動き出しました。
2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す、ゼロカーボンシティの取組みも、年末までに31自治体になり、人口も約4,700万人に到達しました。
この宣言をした自治体は今後再エネの導入を加速していくことでしょう。
まずは環境省自身の積極的な取組みが、世の中を変える一助になると確信しています。
その他、海洋プラスチックごみの削減など、様々な課題はありますが、持続可能な社会の実現に向けて、環境省が社会変革を推進していきます。
今年一年間、本当にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします!
会見発言要旨
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