こんばんは。小泉進次郎です。

 

今日は「水俣病犠牲者慰霊式」に出席する為、熊本県水俣市に行きました。

 

水俣は、環境省にとって特別な場所です。環境大臣に就任した時に、環境省の職員から真っ先に言われたのは、水俣病という公害があった事で環境省(当時は環境庁)が出来たと言うこと。
当時、社会問題だった四大公害病(水俣病、第二(新潟)水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病)が環境省設立のきっかけになりました。

 

今回は水俣病の患者さんの施設を訪れ、水俣市の経済団体、若手事業者との意見交換、水俣病関係団体との懇談など、様々な予定がありましたが、印象的だったのは、水俣病の語り部の皆さんとの昼食懇談会でした。

 

語り部の一人の漁師さんが、朝獲って来てくれた、お刺身や釜揚げシラスは、新鮮で美味しかったし、語り部さんたちのお話は、本当に心に刺さるものでした。
熊本県内の小学生は五年生になったら全員、語り部の皆さんから、水俣病の話しを聞く機会があるそうです。

 

慰霊式では献花をし、政府を代表して「祈りの言葉」を述べました。

 

水俣湾に面する公園での慰霊式は、これまでの悲しい歴史に思いを馳せ、胸が熱くなるものでした。地元の小学校六年生二人の最後の「祈りの言葉」は本当に素晴らしかった。五年生の時に語り部さんから直接話しを聞き、六年生になって慰霊式で感動的な言葉を発表する姿に、語り部さんの活動が確実に世代を超えて伝わっていることを実感しました。

 

環境大臣としては勿論ですが、一政治家としても決して忘れてはならない、大きな責任を感じた一日でした。

 

 

 

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