こんばんは、小泉進次郎です。


昨日は茨城県のつくば市で、農業関係の研究所3ヶ所を視察しました。


最初に訪問したのは、農業環境技術研究所です。ここでは、温室効果ガスの発生を制御する取り組みの実験施設、また畑でのドローンの活用事例のデモを見せていただきました。ドローンシステムは、予想以上の性能で、リアルタイムの映像だけではなく、光合成速度や畑の表面温度等も分かるとのこと。実用化が楽しみですね。


次に、農業生物資源研究所を訪問しました。遺伝子組み替えによって生まれた光るシルクや、花粉症に効く米等、最新の事例についてお伺いしました。また、「ジーンバンク」と呼ばれる農産物の遺伝子を収集・管理している施設を視察しました。最先端の研究から生まれる夢のある取り組みに、大きな可能性を感じました。


そして、農業・食品産業技術総合研究機構に伺い、ここで開発された食品をいただきながら意見交換をしました。例えば、シャインマスカットといった人気の高い農産物も多く開発しているとのことで、この機構の食の発展における役割の大きさを感じました。これからもより一層、こういった成果に関しての情報発信に力を入れてほしいと伝えました。また、自動走行トラクターのデモも見たのですが、全くの無人でも精度高く作業ができていて、農業の担い手不足等に対する解決策になりうると感じました。


最後は龍ケ崎市に移動し、横田農場を訪問しました。横田さんは自民党の部会で開催した若手農家のヒアリングにもお越しいただき、その先進的な取り組みに感銘を受けていたので、今回現地を訪問できてよかったです。横田農場は、周辺の農家から農地を借り受け、今では125haもの広さで米作りをしています。さらにその農地を、コンバイン、田植機わずか1台づつで耕作しているという効率の良さも驚きです。米粉を使ったスイーツも販売するなど、6次産業化にも取り組んでいました。また、農水省の事業である「次世代水田管理作業体系確立コンソーシアム」として、他の企業や農業従事者と一緒に技術開発に取り組んでいます。生産者が研究者という位置づけで事業を行うのは初めてで、画期的な取り組みです。横田さんのような活躍する若手農家の方に、どんどん農業の発展を引っ張っていっていただきたいと思います。


昨日現場で見た様々なイノベーションで、農業の世界が一変する可能性がある、と実感しました。これらを農業の成長産業化に繋げるため、引き続き議論を続けていきたいと思います。どんな環境の変化にも対応できる強い農業を実現できるよう、来年も農業関係者の皆さんと一緒に頑張ります。


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