こんばんは。小泉進次郎です。


昨日と今日の2日間、鹿児島県の種子島に出張でした。


島に着いてまず、種子島の文化や歴史を紹介している鉄砲館を訪れました。「キッズコンシェルジュ」として、島の小学生たちが鉄砲館の中を案内してくれて、種子島に鉄砲が伝来した時の物語や様々な形の火縄銃等を説明してくれました。皆さんもう何度も案内をしているらしく、とてもしっかりと分かりやすく説明してくれました。特に学びになったのが、鉄砲と一緒に、そこに使われていたネジの技術も初めて日本に伝来したということです。こういった日本の産業の発展にとって重要な技術が、種子島から広まったという話は、多くの人に知ってもらえるように広めていきたいですね。


その後、武家屋敷「月窓亭(げっそうてい)」にお邪魔し、指定管理者になっている「ひとつ葉(ば)の会」の皆さんによる種子島の民族行事の実演を見せていただきました。また、種子島発祥である安納芋や島の食材で作ったお茶請けをいただきながら、観光を盛り上げるための取り組みについてお話を伺いました。新たな商品を開発し、自主財源を生み出すことにも力を入れているそうで、自立したまちづくりへの着実な一歩を感じました。


それから種子島宇宙センターを訪問しました。この日、H-ⅡBロケット5号機の打ち上げがある予定で、楽しみにしていたのですが、天候の関係で延期になってしまいました。とても残念だったのですが、宇宙飛行士の星出彰彦さんにもお会いすることができ、JAXAの皆さんにも展望台や宇宙科学技術館等の施設をじっくり案内していただけたのでよかったです。未知の世界である宇宙の話を聞くと本当にワクワクするし、興味が尽きないです。またいつか、ロケットの打ち上げを見に行きたいと思います。


2日目は、西之表市の市役所で、長野力市長と地域おこし協力隊の6人の皆さんと意見交換を行いました。都会から種子島の持つ自然や文化に惹かれて来ている方が多い印象でした。今回43名も応募があったそうで、改めて種子島の魅力の高さを感じました。地域の皆さんと協力して、ぜひその魅力をさらに高め、外に向けて発信していってほしいと思います。


最後は、地域おこし協力隊に採択されたことをきっかけとして種子島にUターンし、「なかわり生姜山農園」を運営している遠藤裕未さんのお話を伺いました。遠藤さんは、以前栽培されていて、地名の由来にもなった生姜を、町の皆さんを巻き込んで復活させる取り組みをしています。生姜を使った新たな商品の開発や農作業体験イベントの開催等も行っているそうで、地域おこし協力隊に参加した方が地域に溶け込んで継続して活動していく理想的な形だと思いました。


種子島と聞くと、「鉄砲伝来」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、今回訪問して、「世界一美しいロケット射場」とも言われる種子島宇宙センター、サーフィンに最適な海、種子島にだけ生える植物、安納芋をはじめとする特産品、歴史や伝統文化等、様々な独自の資源を持っていることを感じました。この資源をどう活用し地方創生に繋げていくか、これからも種子島に注目しています。






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