こんばんは。小泉進次郎です。


今日は岩手県の盛岡市を訪問しました。


はじめに訪れた岩手大学では、まず学長を始めとする大学の皆さんから、復興を担う人材の育成やコミュニティ再建支援、水産業への技術支援など、様々な復興への取り組みを伺いました。


また、動物専門の移動診療車や、岩手大学の卒業生である宮沢賢治さんの卒論や写真なども見せていただきました。


それから復興に関わっている学生さんや卒業生の皆さんと意見交換を行いました。初夏の気持ちのいい天気の中、皆さんの取り組みを伺い、今後それをどうやって継続し、より多くの方を巻き込んでいくかについて、前向きな話ができました。


少子高齢化に伴い、大学の役割も変わりつつあります。地域とどう関わるか、また他の大学にはない強みをどう発揮するかは、これから全国の大学が考えなくてはいけないテーマです。岩手大学のこれからの取り組みに期待しています。


岩手大学の次は、 岩手の伝統工芸である南部鉄器を作っている株式会社岩鋳(いわちゅう)を訪問しました。実際に鉄器を作っている工房を見せていただき、その職人技に感動しました。コーヒーのドリッパーや、カラフルな鉄器など、伝統と新しいアイデアを組み合わせた商品も作られていました。最近は鉄器が外国人観光客に大人気で、生産が追いつかないそうです。日本の伝統工芸の魅力を改めて実感しました。


最後は赤武(あかぶ)酒造株式会社を訪問しました。赤武酒造は、もともと大槌町で明治27年から酒造りをしていたのですが、東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けて、新たに盛岡市で事業を再開しました。酒蔵を見学した後、看板商品である「浜娘」などのお酒の試飲をさせていただきました。従業員の皆さんが熱い思いを持ち、一丸となって酒造りに向き合っている事が伝わってきて、こちらまで元気になりました。


今までの岩手出張は沿岸被災地の訪問が多かったのですが、今日の出張では初めて盛岡市をじっくりと回る事ができました。都市としての魅力をさらに高めながら、沿岸部の復興との繋がりも強くしていく必要性を感じました。岩手最大の都市としての盛岡市にこれからも期待しています。


最後に一点お知らせです。6月6日(土)の12時から東京都庁で、岩手県・宮城県・福島県で、復興のために働いていただく任期付職員を募集する説明会を開催します。被災地の自治体では、まだまだ人が足りていない状況です。当日は私からも被災地の現状や、復興のために働くことに関心のある方々へのメッセージをお伝えさせていただきます。


詳細はこちらからご確認ください。たくさんの方のご参加をお待ちしています!

「被災3県任期付職員募集合同説明会」が6月6日(土)に開催されます
http://www.reconstruction.go.jp/topics/20150520113137.html




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