こんばんは。小泉進次郎です。


東日本大震災から4年となる今日は、岩手県野田村で開催された岩手県主催の追悼式典に出席しました。


式典の前に、野田村の「のだ塩」の工房に伺いました。のだ塩は、野田村に古くから伝わる海水を煮詰める方法で作られている天然塩です。津波で工房は流されてしまったのですが、2012年に高台に再建されました。薪の火を使った釜で、4日間かけて作られるのだ塩を味わい、職人の皆さんのこだわりと伝統の深みを感じました。


その後、野田村の城内地区で、完成した高台団地の造成地を視察しました。ここには2012年、高台移転の候補地になり、まだ山があった頃、そして一昨年にも工事中の頃に訪問しています。来月からここに家が建っていくとの事で、ここまで至る過程の現場の皆さんの努力を感じ、胸が熱くなりました。


それから追悼式典へ向かい、会場の控室で、東京都と復興庁から野田村に派遣されている応援職員の方々と意見交換を行いました。専門技術を活かし、やりがいを感じながら活躍し、地元からもとても感謝されている様子がよく分かりました。被災地には約2000人の応援職員の皆さんがいますが、4年が経過したこれからも活躍を期待しています。


最後に式典に参加し、14時46分に黙祷し、献花をしました。来賓代表や、遺族の方のお話を伺いながら、この4年間を振り返っていました。今まで、様々な立場で被災地に関わってきましたが、これからも立場に関係なく、また何年たっても、復興に全力を尽くしていきたいと改めて感じました。


4年間、復興に関わってきたのは、将来、子どもや孫の世代から「あの震災の時はどうしていたの?」と聞かれた時に、自分の言葉で震災とそこからの復興について伝えたいと思ったことも大きな理由のひとつです。今まで持っていた価値観を根底から揺さぶられるほどの歴史的な出来事、東日本大震災について考え、行動し、次の世代に伝えていくことは、戦争を知らない私達の世代にとって重要な使命だと感じています。




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