こんばんは。小泉進次郎です。


今週1週間は、まち・ひと・しごと創生本部の職員が徳島県神山町のサテライトオフィスで仕事をしていました。9月の神山町視察の際に決めた地方創生担当の官僚の神山町への派遣が実現した形です。


今回の職員派遣では、次の3つを目的としていました。


・テレワーク端末を利用したオフィスワークの「体験」
・サテライトオフィス、移住・定住に関する「現地調査」
・サテライトオフィスでの企業経営者等の視察受け入れ等による「理解促進」


何度かテレビ会議システムを使って神山町に派遣されている職員と打ち合わせをしました。実際に住んで働いてみたことで、例えば、霞ヶ関から持ち込んだパソコンの使いにくさや、家族と一緒に住んだ際に通う学校をどうするか等、様々な課題が分かったとのこと。仕事が終わった後は現地の方々と食事をしながら交流しているということで、こちらにいる時よりもイキイキしているように感じました。


また昨日は、東京の2ヶ所と徳島の2ヶ所(徳島県神山町、美波町)の計4ヶ所を繋いでのテレビ会議を行いました。神山町には、東京の企業経営者、経済団体等が視察で訪れており、現地の企業やNPOの関係者を含めて、サテライトワークや移住・定住等に関する現状と課題について話し合いました。


今回の職員派遣で、政治や政府の行動力とスピード感が大切だという事を感じました。派遣された職員が持ち帰ってくる課題やアイデアを、今後の地方創生や多様で柔軟な働き方を実現するための施策に繋げていきたいと思います。