こんばんは。小泉進次郎です。


今日は、ずっと準備を進めてきた「ふたばの教育復興応援団」の発表を、福島県郡山市の富岡町教育委員会にて行いました。


前例のない環境で頑張っている双葉の子どもたちに、前例のない教育を実現しようと汗をかいている福島の皆さんを応援するために、この会を設立しました。応援団の皆さんと一緒に、「FUTABA SCHOOL PROJECT」として、来年新しく設立される双葉郡の中高一貫校の授業や部活動を始め、双葉郡の教育復興に向けた様々な取り組みを行う予定です。


応援団には、各界で活躍されているたくさんの方々にご参加いただける事になりました。お一人ずつ、私からお声がけをして、時間をかけて話し合いをしてきました。今日第一弾として発表した応援団のメンバーは、私を含めて以下の11名の方々になります。


安藤 忠雄さん(建築家)
乙武 洋匡さん(作家 東京都教育委員)
小宮山 宏さん(三菱総合研究所理事長 元東京大学総長)
佐々木 宏さん(クリエイティブディレクター)
潮田 玲子さん(元 オリンピックバドミントン選手)
為末 大さん(一般社団法人アスリートソサエティ 代表理事)
橋本 五郎さん(読売新聞特別編集委員)
平田 オリザさん(劇作家 ・演出家 東京藝術大学特任教授)
宮田 亮平さん (東京藝術大学 学長)
山崎 直子さん(宇宙飛行士)
小泉 進次郎


今日発表した皆さんがハブとなって、これからも応援団のメンバーは増えていく予定です。応援団の仲間たちと、福島県の関係者の皆さん、また文科省が連携しながら、プロジェクトを進めていきます。


このプロジェクトが発足する際に大きな力になったのが、双葉の子どもと大人が一緒になって、双葉のこれからについて自由に話し合う「子供未来会議」で出た子ども達の様々な声です。その中で特に印象に残っているものに、「いろいろな職業のプロに出会って自分なりの夢を見つけられる『小さな窓』がたくさんあってほしい。」という言葉がありました。今回の応援団の皆さんは、まさに一人ひとりがこの「小さな窓」です。この窓を通して、子どもたちに大きな世界を見せて、子どもたちの可能性を広げていきたいと思っています。


このプロジェクトに関しては、今後も情報発信を続けていく予定です。双葉の中高一貫校を、子どもたちが通いたいと思える理想の学校にしていくことを始め、子どもたちの未来に対する責任として、子どもたちが夢を持てる環境をつくるための様々な取り組みを考えていきたいと思います。



※「バドミントン」を「バトミントン」と記載しておりました。お詫びして訂正いたします。(7/12)

※「東京藝術大学」を「東京藝大学」と記載しておりました。お詫びして訂正いたします。(7/14)