学生たちと

こんばんは。小泉進次郎です。


今日は仙台を訪問し、東北学院大学で開催された「復興支援インターン」振り返り報告会に出席しました。「復興支援インターン」は、以前このブログでもご紹介しましたが、被災地の企業で学生を受け入れ、インターンとして就業体験をしてもらい、インターン終了後その経験を学園祭等で情報発信してもらうという取り組みです。


会場には気仙沼の企業6社でインターンを経験した学生が7大学から35名集まり、それぞれインターンで経験したことや今後の施策などをプレゼンテーションしてくれました。どの発表も簡潔で分かりやすくまとまっていて、感心しました。皆、インターン先の企業の商品の魅力をどう伝え、被災地への関心を高めるための情報発信をどう継続していくかについてしっかり考え、現実的で地に足の着いた施策を提案していて素晴らしかったです。


また、昨年復興庁でお会いした東京経済大学の災害ボランティアサークル「レスキューズ」の皆さんにも今までの活動報告をしてもらいました。インターンに参加した学生達と同世代ということで、ぜひ縁を繋げてほしいと思い、今回お招きしました。「レスキューズ」は今後の災害に備え、東京消防庁と連携して救助活動の訓練を行っています。地域の防災力を高めるために、他の大学にもどんどん広めてほしい取り組みですね。


今日から3月ということで、震災から3年も目前ですが、未来に向けて具体的な行動を起こしている大学生達から話が聞けて、希望を感じることができました。インターンに参加した学生達とレスキューズの学生達同士で今後も交流を継続し、周りの若い世代も巻き込んで復興支援・防災の輪を広げていってほしいと思います。