こんにちは。小泉進次郎です。
さきほど横須賀にある海上自衛隊地方総監部で護衛艦いかづちの出航式に出席してきました。
いかづちは給油支援活動を行うためにインド洋に向かいます。
現地まで約２週間、インド洋に着けば気温４０度以上の暑さの中で、荒波の中失敗が許されない厳しい任務をこなすのが隊員の皆さんです。
隊員のご家族やご友人もお見送りに駆けつけていました。何が起こるか分からない厳しい環境に向かう隊員を見送るご家族・ご友人のお気持ちはいかばかりか。
また、愛するご家族、恋人、仲間達に暫しの別れを告げる隊員の皆さんはどんな気持ちでしょうか。
いかづちの乗組員は私の前を敬礼をしながら通り過ぎていきました。目には涙がありました。
私の後でお母さんに抱っこされた小さな女の子は、泣きながら「おとうさーん」と何度も叫んでいました。
今国会ではこの給油支援活動を続けるのかどうかが一つの焦点になっています。民主党は単純延長しない。自民党は継続すべき、という方針です。
私自身も継続すべきという考えです。
民主党が単純延長しない。継続はしないと決めるのは自由です。自民党と主張が異なっても仕方がありません。
しかし、単純延長をしない理由、なぜ継続するのは駄目なのかをはっきりと説明しないのは納得出来ません。
現場の最前線に立つ自衛官だって納得出来ないでしょう。
今日のいかづちの出航式に出て改めてこういった問題を政争の具にしてはいけないという思いを強く持ちました。
隊員の皆さんのご無事とご活躍、そして日本で留守を守るご家族と隊員の無事を願う方々のご健康とご多幸を心から祈っています。