こんばんは。小泉進次郎です。

昨日、今日と予算委員会に出席しましたが疑問に感じることがいくつかありました。

一つ目は、質問者が指名する閣僚と、委員長が指名する閣僚が食い違うことです。

例えば、質問者は総理に答弁を求めているのに委員長は総理ではない、他の大臣を指名して答弁に立たせるということです。

委員長が与党から出ているから仕方ない。自民党が与党の時は同じことをした。
確かにそうかもしれないけど、質問者が指名した閣僚がまず答弁に立つというのが本来あるべき姿ではないでしょうか。

二つ目の点も同じようなことですが、答弁を求められていない大臣が手を挙げマイクのところに進み出て、しかも委員長までその大臣を指名して答弁をさせたことです。

これには自民党も委員長に抗議をしました。当たり前のことです。このようなことを許していたら、発言したい大臣はだれでも発言出来る、まるでマイクの争奪戦になってしまいます。

野党にとって国会での質問の機会は、自らの主張を与党にぶつけ、国民が持つ疑問を国民に代わって政府に質す貴重なチャンスです。
この権利が正しく行使されるようにしないと、野党が持つ与党に対するチェック機能が果たしきれなくなってしまいます。


永田町の中では当然のことで、私のように疑問を感じること自体が若いと言われそうですが、すっきりしない、素朴な疑問を感じざるを得ませんでした。

予算委員会の様子をテレビやインターネットの中継で観た方はどう思いましたか?