人気ブログランキング参加中。ここをクリックしていただけますか?

        涙指数2  ★★☆ ミニタオル

 

 第二次世界大戦で捕虜になったナチス兵が、終戦後の

 英国で国民的な英雄になりました。

 

 って、まるで、映画か、小説みたいですね。ところが

 実話なんですって。さらに、びっくりです。

 

 本作は、元ナチス兵のバート・トラウトマンが、

 英国でいかにして国民的英雄になったかを描いています。

 

 彼の人生は、ドラマチックで、まさに映画みたいです。

 

 1945年。ナチスの兵士だったトラウトマン

(デヴィッド・ クロス)は、戦地で捕虜となり、

 イギリスの収容所に送られます。

 

 収容所でサッカーをしていたとき、地元チームの監督に

 ゴールキーパーとしてスカウトされました。

 

 やがて彼は、監督の娘・マーガレット

  (フレイア・メーバー)と結婚。

 

 名門サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」の

 入団テストに合格しますが、ユダヤ人が多く住む街で、

 ふたりは、誹謗中傷を浴びて……。

 

 どんなに非難されても、彼は懸命にゴールを守り、

 マーガレットは夫を信じて支え続けました。

 

 粛々と自分の仕事をやり続けるのは、大変ですが、彼は

 やり通して、結果を出し、英雄として受け入れられた

 のです。

 

 つらくてもやり抜くことで、状況を変えることが出来る

 んだと希望が感じられました。

 

 彼の受けた仕打ちをみていると、許すことは、難しい

 けれど、憎むことは簡単なんだと伝わってきます。

 

 だからこそ、許すことはとても大切なんだと、実感

 させてくれる作品です。

 

 ラストは、胸が熱くなっちゃいますよ。

 

 サッカー好きの方なら、なおさらです。

 

    10月23日(金)から、劇場公開中 

ⓒ2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann