なんか、初動の意見が交錯してて、

観に行くか行くまいか悩んでたんだけど、

昨日の暑さでは外遊びもためらわれ、

かといって、他に適当な映画もなかったのよねぇ。

 

映画館は400人収容で、50人くらいかなぁ。

空いてました。

 

主人公は、宮崎駿監督お得意の未来少年コナン顔。

時代は昭和18年くらい?

内容は、ヒ・ミ・ツ!

小説「君たちはどう生きるか」とは、

関係ないと断言していいでしょう。

 

他のSNSなんかでは、

何が言いたいのか分からなかった、

ストーリーがない?、わからない?

ま、観てきた人間に言わせると、

それはその通りかもです。

 

物語って、起承転結、予定調和

期待する筋書きってもんがあるんだけど、

この映画は、

それをちょくちょく外してくれるのよね。

だから、あれ、これはなんなの?

と、理解しようとするんだけど、

それがなかなか追いつかない。

 

それは例えば、トトロってなんなの?

まっくろくろすけってなんなの?

なんで、サツキに優しくするの?

映画の中では登場理由も、

その正体も、

行動原理も、何も説明されていない。

時間をかけて、人間好きな妖怪の類い

くらいの解釈をみんながしているだけ。

 

千尋が雇われた油屋も湯婆々も同じ。

顔なしも同じ。

ハクは河の神様みたいだけど、

それがなんでここに居るのか、

千尋との関係とかもよくわからない。

一応、昔、千尋がおぼれてたらしいけど、

じゃ、千尋がまた迷い込んだ理由も不明。

 

結局、宮崎駿の作品には、

こういう意味不明で脈絡が無くて、

正解の無い設定がよく出てくのよね。

で、観客が右往左往するのを楽しんでいるのかもしれない。

または、そこは観客の解釈に任せているのかもしれない。

 

だからね、そこは誰かが正解探しを試みるんだけど、

それは無駄では無いけど、お節介だとは思うのよね。

 

夢は各人が勝手に見るじゃない。

そして、その展開は常に支離滅裂だよね。

場所はしょっちゅうテレポートするし、

登場人物は突然出てくるし、

展開は早いし、思い通りにならないし、

これはそういう映画。

 

トトロだと

サツキとメイの姉妹愛・家族愛があるし、

千と千尋の神隠しだと

湯婆々などとの駆け引き、もしくは

善悪の対立軸があり、

ストーリーやらイベントが分かりやすかった。

 

今回の映画は、それが完全に支離滅裂で、

伏線を、つまり宮崎駿のアイディア・思いつきを

提起するだけしておいて、

ほとんど回収しないまま終わります。

その予想外というか無軌道な展開は、

夢だと思えば不思議ではありません。

でも、見ている人はどうしてそうなるのか、

どうしたら元の物語に戻れるのか、

理解しようとしていると置いてかれます。

 

面白そうな展開の臭いだけ嗅がせて、

何も食べさせてもらえない感じ。

だから、なんだか分からないのです。

 

ま、それが彼のたくらみかもしれないし、

彼自身が、次回作が作れそうもないので、

とりあえず形にしておいて、

誰かに引き継がせたいのかもしれません。

それも含めて、

正解なんて、誰にも分からないのだと思います。

 

映画とか小説とか、

一応の結末を迎えますが、

今回の映画には結末らしい結末は、

ないと言っていいでしょう。

不思議の国のアリスは冒険をして帰ってきますが、

そこには冒険譚やら体験からくる学び・教えがあります。

 

この映画は回収しない、つまり結論に至ってないので、

読後感は残りません。

だからなんなの、これからどうなるの、

あれはどうなったの?

 

それは自分の心の中で紡いでいくか、

自ら映画監督になるしかないのかもしれません。

 

ま、

「○○監督が宮崎駿の意志を継ぎ」、

なんて見出しで、駄作を作りそうな気がしますが。

 

最後に

 

まだ観てない人は、

観て損はしないと思います。

探偵コナンや仮面ライダーみたいな、

分かりやすくスピード感のある展開が好きな人にはお勧めしませんが、

宮崎駿が好きでも嫌いでも、

あー、この人はこんな事を考えつく人だった、

日本民話の怖さと

ジブリの不思議世界と、

ちょっとした既視感を味わえるでしょう。

アニメーションとしても、3Dでない、

良き日の日本アニメとして鑑賞できますし、

声優陣は豪華だし、主題歌も、ね。

何回か観るうちに、

「君たちはどう生きるか」

の主題が分かるかもしれません。

 

 

PS これを書いて寝たら、

   久しぶりに亡くなった親父の夢を見た。

   親父が生きてるのを不思議に思わず、

   普通に話してたよね。

   夢って、そういう世界。

   戻ってきてから、

   普通ーに酒飲んでたなぁ、とか思い出す。

 

 

5月25日金曜日。

10何年かぶりにディズニーシーに行き、

帰るのが惜しくて、ずるずると午後7時を回ってしまった。

5月とはいえ夕闇迫るシーもなかなか幻想的で、

ToyStoryの煌びやかな電飾を撮ろうと構えた瞬間、

ヴィー-、ヴィーー、と嫌な音。

どこで鳴ってるんだ?、あ、自分のスマホか!?

 

そう、最近はお馴染みになってしまった地震速報だった。

このあたりは埋め立て地だからなぁ、

大きいと、ちとヤバイかな?

とか、考えていると、

目の前の人たちが一斉にしゃがんで居るではないか?

おお、防災意識の高い人が多いんだなぁ、

 

 

と思っていたら、

 

「頭を保護し、座って下さい」

 

と女性スタッフが大きな声で指示を出していた。

そうなのだ、地震速報が出たので、

全館で防災モードになったのだった。

咄嗟の災害にきちんと対応できているところは、

流石、世界に名だたる東京ディズニーだな。

ま、最近は地震が多いから、訓練もしてたんだろうね。

 

とはいえ、頭上に何も無いところで「頭を保護~」は、

ちょっとマニュアル過ぎて、少~し違和感ありでした。

自分みたいに反応が鈍くて立っていると、

「座って下さい」と徹底的に声をかけていた。

 

それがルールなら仕方ないし、

緊急時に来場者にウロウロされても、

防災活動や点検作業の邪魔になるからね、

それでいいんだけど、

「安全確認できるまで、その場で座って待機して下さい」

とかの方が説得力あるような気がしました。

 

結局、5分ほど座って待機してました。

シーのあたりは震度3~4位かな。

埋め立て地のせいか、震源に近いからか、

少し、長めで、なんか、ぐにゃあっとした揺れ方でした。

 

ま、また地震来ても嫌なので帰ることにしましょう。

 

 

黄昏のシーのエントランス付近。

すぐ後に始まるショーを見るために、

人垣ができてます。

地震、何するものぞ。

 

とは言うものの、

他のアトラクションはそのまま中止になってしまったみたい。

 

以下、本日のディズニーシーの風景です。

コロナ禍はまだまだとは言え、

なかなかの人出です。

 

▲アクアスフィア

 

▲エントランス

 

▲プロメテウス火山とメディテレーニアンハーバー

 

名前からすると、これは海というより港ってことらしい。

 

タワーオブテラーに向かう

 

▲タワーオブテラーの庭の石像。

倒れてるのもあって、やや整備不良。

割と新しいアトラクションだったと思うんだけどねぇ。

 

▲雀がポップコーン食べてた。昔は居なかったような気がする

 

▲タワーオブテラー内部。

 

 

 

▲センターオブジアースの中から

 

ここは毎回乗ってます。

待ち時間85分。

 

次に、久しぶりに(20年くらい?)海底2万里に行きました。

全然、覚えてなくて、初めての気分でしたw

待ち時間40分。

 

 

▲エレクトリックレールウェイ【クイズ】

  この電車は乗客を降ろして、乗せて、発車まで、

  さて何分かかるでしょうか?

  正解は、最後に

 

電車に乗ってタワー前に戻り、

タートルトークへ 待ち時間40分。

ちょっと子ども向けだったな。

面白かったけど。

ちなみにChatGPTみたいなAIかと思ったら、

声優さんによるアドリブみたいです。

 

 

このタートルトークは、

今日(29日)に自分のお勧めに出てきた映像。

今までYouTubeで見たことないし

ディズニーの画像なんて検索もしたこともない。

なのに、こうタイムリーに紹介されると

自分の個人情報がどこからか漏れてて

関連づけられて出てきたのか!?

とか疑いたくなります。

 

 

ここまでで4時間経過。

そろそろ疲れてお腹も減って来たんだけど、

久しぶりに来たし、

もう、生きてるうちに来ないかも、

ってんで、もう少し乗っていきましょう。

 

▲アクアトピア 水面を乗り物がぐるぐるするやつ

 でも、これには乗らないで

 隣のニモ&フレンズ・シーライダー

 これは初めてだと思うんだが、

 子どもも乗る割には、意外に動きが激しい。

 待ち時間40分

 

▲インディージョーンズ 内部

 さっき来た時は80分待ちだったのでカメに行ったんだけど、

 この時は並んで降車して出てくるまでで40分。

 

▲もう、乗り物はいいか、と思ったんだけど、

 出たところにあるトランジットテーマパークライン

 要は船です。待ち時間5分。

 

▲またまたタワーの前に戻ります。

 

 

 

 

もう、夕刻ですね。

 

プロメテウス火山とエレクトリックレールウェイ

 

せっかくなので、また電車で戻りましょうか。

 

▲この港の桟橋の感じは、サンフランシスコのフィッシャーマンズ ワーフとか、

 オレゴンのニューポートとかの雰囲気に似てます。

 というか、その2箇所しか知らないんだけどね。

 

 

そろそろ夕闇が迫ってきましたね。

夜景も撮影して帰りますか。

ToyStoryのところの電飾が綺麗だったよね。

ということで、向かった時に地震に見舞われました。

 

 

また、揺れて電車がなくなるとやっかいですからね。

 

▲イクスピアリ

 

とか言いながら、ここは舞浜駅に隣接するイクスピアリ

屋根もあり、140店舗もある一つの町ですね。

 

▲ディズニーストア(右)

 

ディズニーランドの商品ではありませんが、

ディズニーグッズはここでも買える、というか

ここの方が小物とかの種類が多い気がします。

お洒落で珍しい食べ物屋さんもあるし、

ここで夕食にするのもいいね。

今回は探検だけでした。

 

ということで、10時から20時まで、

10時間歩きっぱなしの一日でした。

え、食事風景が無いって?

だって、食べてないもの。

今回は、乗り物が早く乗れたので、

数を優先したのでした。

 

▲新木場駅のちくわ天そば 510円。空きっ腹に染みます。

 

クイズの解答

 エレクトリックレールウェイは、到着から発射まで2分です。

 下ろして、点検して、座らせて、安全確認して、出発。

 これで2分。待ってるのは長いんですが、

 1回1回は意外に早いので驚きましたね。

 そして、電車が行ってしまっても、

 次の電車が来るのに1分しかかかりません。

 反対の駅までの所要時間は約3分。

 つまり、電車は2両編成を3本使って動いています。

 自動化されていないので、電車の間隔は詰まったり空いたりします。

 でも駅の中は単線なので、前の電車が出ないと入れません。

 たまに、急ブレーキが掛かり、おおっとなります。

 

 なお、閑散時には2本運行もあるとか。

 電車は予備編成がもう1本あるそうです。

 

                                                                <了>

 

 

 

 

なんだろうね。

 

健康が欲しかったり、

 

人生をもう一度、とか思うけど、

 

1からやり直すのもめんどくさい(笑)。

 

ということで、

 

15年くらい逆戻りしたいかなぁ。

 

そして、自分の力で頑張りたい。

 

ま、それは無理なので、

 

15年後の自分の願いとして、

 

15年前の今に戻ってきたと思って頑張るよ。

 

ちなみに、ブログを始めたのは12年前です。

 

 

 

 

キャンペーン詳細をみる

 

みんなの願い事を見る

 

 

人間、勢いというものは怖いね。

前回からわずか3日目に、再び登山してきました。

 

今回は新潟と群馬県境にある巻幾山(まきはたやま)です。

標高は1967mと谷川岳とそう変わらないのですが、

ロープウェイはない。

実登1400mを超えます。

ついでに連山の牛ヶ岳(1961m)と

割引岳(わりめきだけ、1931m)にも行こうという、

欲張りプランです。

 

 

前回の四阿山が標高差980m、9.5km、6時間でしたから、

今回はざっくりと、その1.5倍ということです。

 

またしても夜中に4時間のロングドライブをして、

5:10に麓の駐車場に着きました。

今回は100分仮眠して、7:30に出発しました。

 

▲駐車場から見える割引山(中央右、左は天狗岩)

 

出発した時、嫌な予感はしてたのですが、

やっぱり正面の遠くて高い山まで登るのでした。

 

前回は1人も抜かれなかったのですが、

今回は途中、8人に抜かれました。

3合目で抜いていった二人は9合目ではもう降りてきましたし、

3.5合目で降りてきたランの人はいったん降りて、

9.9合目で追いついてきました。

 

流石に1500mの登坂を苦にしない山登り人は、ちょっと違うな。

 

途中の風景は、今回は省略しましょう。

長いし、途中の道は見てくれている人も飽きたんじゃないかな(笑)

 

それより何より、巻幾山の頂上付近は、眺めが素晴らしい。

それを見て欲しい。

 

▲9.5合目

▲9.6合目

▲巻幾山 本当の頂上

▲巻幾山→牛ヶ岳

▲牛ヶ岳から群馬側

▲割引岳

▲割引岳から天狗岩・駐車場方面

▲下山9.5合目

▲偽巻幾山から振り返りの巻幾山と割引岳

▲7合目あたりから天狗岩と割引岳

 

ここら辺が、今回の体力の限界でしたかね。

この時点で足が棒になり、踏ん張りがきかなくなりました。

 

▲6.1合目あたりからの天狗岩と割引岳

この見晴らしのきく場所で、写真撮ろうという気になって

ちょっと木(根?)を踏んたら滑って

左足首をグキッとやり、

右足を三カ所打撲・すり傷を負いました。

瞬間、「やっちまった」という思いと

「ぐぅぅぅぅぅっ」という、うめき声をあげてしまいました。

 

10秒くらい痛みをこらえて

やっぱり、限界を超えてたんだなと思い、

休憩して撮ったのがさっきのの写真

と、撮影していたら、ハチがブーン

なんとなく帽子で払うと、

ハチは仲間を呼んだ!!!

ブブブーン

 

うわ、スズメバチの巣があった

 

あわててザックをつかんで逃げました(笑)。

あれ?、足は大丈夫みたいです。

 

その後はゆっくり、確実に降りましたとさ。

 

▲ナナカマドの実 綺麗。毒抜きをすれば食べられるらしい

 

▲スポットを浴びるキノコと花

 

午後4時30分、9時間ぶりに駐車場に戻りました。

2リットルのお茶は無くなり、車のお茶をがぶ飲みです。

 

▲ふもとの田んぼからの割引岳(たぶん)

 

▲それにしても、山の風景はどこを撮っても絵になる

 

▲前回、温泉で苦労したので今回は調べておいた

 金城の里、なんと\350 天然温泉 石鹸もあるwww

 

▲さて、帰るか 182km、6時間かかるみたいwww

 

5分後、スーパーがあったのでブドウをお土産に買い、

ガリガリ君ソーダも購入。

Amazon | 赤城乳業 ガリガリ君ソーダ 110ml×31本 | 赤城乳業 | 氷菓・シャーベット 通販

山登りあとに、これは旨すぎる。

ついでに風呂上がりだしね。

これが今夜の夕食になりました。

 

▲ただいまぁ。

 なんとか5時間で帰着。ノンストップでしたwww

 超高速参勤交代みたい(*゚∀゚*)

 

これで今年は3座クリア。

記念の10座めは、あの山にしようかな?

 

お疲れ様でした。

 

<了>

 

今年は山登りが順調だ(笑)

 

実は2009年から山登りを始めた

もしくは始めようとしていたんだけど、

気持ちばかりで実行がおざなりだったのね。

 

旅行のついでに鹿児島の開聞岳と

近場の筑波山に登ったのがせいぜいで、

どちらも1000m程度で、

とても登山とはいえない。

たまに秩父の山に行ってみる程度だったんだけど、

なんか調子づいてきました。

 

今回は、群馬と長野の県境にある

四阿山(2354mあずまやさん)と

隣の根子(ねこだけ2207m)に行ってきました。

標高はそこそこだけど、

標高差はトータルで1000m程度と、

足慣らしには丁度いい感じです。

 

例によって夜中ドライブで移動し、

長野県側の菅平牧場に6:00に着きました。

駐車場は無料のようですが、

入山料として一人\200を牧場に払います。

80分だけ仮眠を取り、いよいよ出発です。

 

▲8:00 1600mちょいの標高から登山開始

しばらくは牧場の柵に沿って進みます。

しかし、80分しか寝てないからなのか、

標高が高いせいで酸素が薄いのか、

ペースが上がらない。

先行のゆっくり登るおじさんについて行けない(;゚ロ゚)

▲8:25 牧場の上の東屋とそこからの眺望

この時点ですでに標高は1700mくらい。

もう十分な感じもする。

ちなみに、壁の無い建物のことを「あずまや」というけど、

東屋とも四阿とも書くのです。

阿は棟と同義で、四方に屋根があるだけ、

みたいな意味なんだそうです(受け売りの知識w)。

▲9:02 60分で8合目の石碑に到着

約2/3ほどの位置です。

ここのあたりからクマザサが多くなります。

谷川岳より森林限界が高い気がします。

とか言ってると、なかなかの坂が目の前に。

先が見えすぎると、プレッシャー感じます。

と、思ってたんですが、頂上はすぐそこでした。

根子岳と四阿山は昔の噴火口の外輪山だそうです。

▲9:34 2207m

その外側を見下ろす感じです。

最初のスキー場が、かなり下に見えます。

ここまではガスがかからず、良い風景に恵まれました。

▲9:54

案内板の先に見えるのが四阿山です。

2分も歩くと右の写真にあるような崖がありました。

そして、岩稜のような岩場が続きます。

噴火の時期が異なる地質が入り組んでるらしく、

根子岳の頂上とは岩の質が違います。

スレートのように「へき開」構造が顕著です。

その岩場に登ると、

けっこうな高度感が味わえます。

この程度でぶるっていては、アルプスには登れないので、

度胸試しには丁度いいです。でも怖いゎw

 

岩場を抜けると緩やかな丘陵風景が広がります。

ここを160mほど下り、登り直します。

鞍部に木が生えていないのは、風の通り道だからでしょうか。

15分ほどで鞍部までおりて、振り返ったところ。

登り返しの道は、岩と根と滑る土で、

なかなか急登で苦戦します。

260mの登りに50分かかりました。

帰り道との分岐点。

ここまでくれば、あとはハイキングですね。

右の階段部分は、鳥居峠からの登山道分岐点。

散らばっている赤い石は軽石でした。

頂上の直前にある山家神社奥の院「信州祠」。

祭神は白山大権現。

長野側から登ると、

ここを頂上と間違える人も多いので注意。

(さらにここを上州祠とする資料も見かける)

▲11:28 到着 「上州祠」があります。

ここは群馬県なのかな。

柱には嬬恋村って書いてあります。

なぜ祠が2つあるのかは、不明

少し古いブログを見ると、最近、建て直したみたい

ガスが出てしまい、上田市側はほぼ視界なし。

 

左の雲の中に根子岳があります。

12:00まで昼食休憩にして、下ります。

きた時の分岐から少し下ったところ。

赤い石は私が積みました。

ここまで下ると雲の隙間から下界が見える。

途中の中四阿山から。

雲は切れて、爽やかな風が吹いてたので、

しばらく、気持ち良い吹かれてました。

右は雲の晴れた根子岳。

その下は白樺の樹林帯の下のクマザサをかき分け、

沢を渡れば、元の牧場に着きます。

と、簡単に書きましたが、4.6kmくらいあるので、

なんだかんだ2時間30分ほどかかりました。

 

最後まで読んでくれた人にご褒美というか

きれいな蝶の写真をプレゼント

 

 

自分の中で、今年、最高の一枚です。

調べたら、アサギマダラ という蝶みたいですね。

 

帰りは、上田市に来たのでと思い、

真田温泉健康ランドに行こうとしたら、火曜日休館

では、隣の小諸市の「あぐりの湯」に行くと、

ここも第2・4火曜は定休。

最終的に御代田町にある「大谷地鉱泉」に寄りました。

なんでも200年以上の歴史があるということですが、

現在は新築された小さな湯場ですね。

入湯料も400円と激安(石鹸等は無いので100 円で買う)

ただし、小さいが故に、

個人宅のお風呂を借りてる感じだったり、

4つしか洗い場が無い、

地元の常連さんが多いなど、

ちょい、恐縮しながらのお風呂になりました。

そんなわけで、あまりお勧めはしないでおきます。

泉質は単純泉に近いかなぁ。

 

ほかに、奥ノ院を管理していた山家神社と

真田氏本城趾を見学して帰りました。

 

さて、今年のうちに10座目指して頑張りましょう。

次はどこに行こうかなぁ。

 

<了>

AI技術の進化がすごい

自分もコンピュータに絡む仕事をしているので、

AIの進化には日々驚かされている。

 

とくに、今年というか、いま、注目の真っ最中、

midjourneyのインパクトは凄いと感じている。

 

7月だったか、この絵には驚いた。

ぜひ、拡大して見て欲しい。

 

 

一番の驚きは、その空気感。

遠近法と言い換えられるかもしれない。

自分は絵画の勉強をしたわけじゃ無いけど、

AIが、実際には見えていない

人物が対峙している『空間』を描いていることに

ものすごく驚いた。

 

そして、その理屈を知っていたとしても、

見えない空間を表現する

筆の技法を習得するために、

絵師がどれだけ絵の具と格闘するのかを考えると、

これを1分で描いてしまうAIに、

絶望すら感じてしまうのだ。

それは、将棋や囲碁で、

「なんだか分からないうちに負けていた」と

プロ棋士が嘆くのに似ている。

 

自分が小学生の時、

カシオがカシオミニという電卓を売り出した。

そろばん塾に行っていた自分に

友人が言ったもんだね。

今日から僕は、電卓を使う(からソロバンはいい)

金がある子は、

現在の感覚で10万円の電卓を買ってもらえる

そんなことを思い出したよ。

 

話がそれたが、

今回のアプリ・技術によって、

一つの職業または作業が、

人間に取って代わるのは間違いない。

 

だが、midjourneyで画像検索してみて欲しい。

すごく上手な絵も沢山出てくるが、

ヘンテコなのが多いのも事実。

とくに、人の顔でまともなものは皆無だ。

それくらい、人間側の目利きが厳しいのだな。

 

それは外国人が描く日本人の絵と同じだよね。

それっぽく描いても、日本人と中国人の区別がない。

その微妙な差異を、人は見極めるのだ。

 

そういうところに、

まだ人間が優る余地が残っていると思う。

 

とはいうものの、

それがいつまでかは分からない。

CGのウルトラマンや俳優に違和感があって、

どこか好きになれない感覚は誰もがもっているだろう。

 

だが、その差も、年々縮まっている。

そして、おそらくは、

本気になれば見分けられない技術は出来ている。

それを実用化しないのは、

見る側に、CGだと分かってみて欲しいのだ。

だって、本物の俳優の演技をみたいと、

観客が本音では願っているのを知っているからなのだ。

 

所詮、CGは偽りの仮面でしかないというわけだが、

二次萌えする日本人は、CGに恋する日も遠くないかな。

そしたら、三次元の出番はなくなるのか?

 

いや、今でもLPレコードが売れるように、

生身の人間が手作業ですることに

意義を見出すのも人間なのだ。

その意義に見合う技術やレベルがないと、

それこそAIに取って代わられてしまうということだ。

 

かつて、馬車が自動車に駆逐された。

馬車は、観光か儀式めいた場でしか、

その出番が無くなってしまった。

長崎の坂を登る馬も居なくなっちゃったしねぇ。

コストが重視される場面ではそうなってしまう。

 

価値ある技術、作品、人間こそ・だけが認められる

そういう時代をAIがもたらすのだろう。

 

 

 

 

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車上荒らしに遭ったこと

もう、20年位前になっちゃうけど、

イトーヨーカドーの屋上駐車場でやられました。

車は少なかったけど、

全然人が来ないというほどでもなかった。

時刻は6時くらい、

季節は忘れたけど、暗くはなってたと思う。

 

ミスドだけを買いに行って車に戻ったら

荷物が動いている気配が。

するとバッグの中に置いといた

別の財布のお金だけが無くなっていた。

 

わずか15分くらい。

施錠はもちろんしている。

 

わずかな時間だったからと、

うっかり荷物を助手席に置いたままだった。

きっと見てたんだろうね。

 

すぐに警察に電話して現場検証。

ワンボックスカーの後ろドアの鍵の部分。

鍵穴の隙間からドライバーのようなもので開けたらしい。

少し大きめの隙間になってるくらいで、

手口を知らないと見つけられないほど。

 

被害届は出したけど、犯人は捕まらないらしい。

 

やっぱり、車内に残しちゃだめなのだろうね。

以来、見えるところに荷物は置かない。

置くにしても座席の下とかすぐに見つからないところに

そして、盗まれて困るものはもって歩いてます。

 

<了>

 

 

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この夏、久しぶりに登山をし始めたら、

少し調子に乗ってきた。

 

というこで、少し本格的?な山に挑戦しようって事で、

谷川岳に行ってきました。

 

表題で日本百名山を謳ってますが、

標高1977m、

ロープウェイを使えば、標高差700m足らず、

往復8km、4時間が目安です。

 

そう、秩父の武甲山1300mに登るのと大差ない。

ということで、ハイキングと銘打ってます。

 

とはいうものの、

自宅から群馬・新潟県境はそこそこ遠い。

明日は早起きして高速道路だな、

ということで検索してみると、

138km、2時間弱とのこと。

念のため一般道はと調べると、3時間5分。???

 

何か間違ってるかなぁ、と確認しても変わらず。

どうやら深夜移動(現在am1:00)なら早いみたい。

それなら今移動して、現場で仮眠しよう(^^)

 

と思い立ってしまい、

丑三つ時(am2:00)車で出発したのでした。

 

今日は8月29日(月)

天気予報だと、今週は今日しか晴れないみたい。

ということでの強行です。

前橋市内で結構な雨に降られ、

先行きが心配されましたが、

沼田市内ではすっかり上がり一安心

 

国道17号線は、渋川から沼田までの20kmほど、

沿道に人家はほぼなく、お店もなく、

つまり、ほぼほぼ周りは真っ暗です。

どこの山奥だよ、という感じで沼田市に入ると、

一軒の明るいお店が。

きっと物の怪の宿に違いありません。

というのは戯れで、こんな所で24時間すき家発見

お腹も空いてたので、牛皿定食いただきます

(まだ朝定食の時間ではない?)

 


 

お腹もふくれ、5時過ぎには駐車場着。

ロープウェイ駅の駐車場は500円なので、

歩いて10分下の町営無料駐車場です。

ちょっと予定外だったのは気温で、14度。

これは冬の昼間の気温だよねぇ。

長袖持ってない、というかTシャツの私。

寒いので、

唯一のスポーツ用のアンダーウェアを着込む。

 

2時間仮眠して起きた。

明るくなってたけど、低い雲が垂れ込めてて

これでは、上は五里霧中かなぁ

と思い、様子見で仮眠継続(笑)。

 

9時45分に目が覚めて、

やばい、寝過ぎた、と少し後悔。

8時にロープウェイ乗るつもりだったので、

2時間の遅れ、

山の遭難は、こういう時間遅れが原因なのよねぇ。

どうしようか、悩みました。

雲は少し高くなったけど、日差しはない。

気温は少し上がったみたい。

雲の中を登坂するのは構わないけど、

帰りもロープウェイで降りようか。

それなら1時間は短縮できるし。

 

と、頭の中で計算して、

ロープウェイ土合口駅に向かいます。

 

 

往復2100円は、実登の苦労を考えれば安い。

次回があればここも登りたい。

そしたら、百名山制覇にも目処が付きます。

 

 

7分ほどで天神平駅に着きます。

標高は1319m、目指すトマの耳は1977m、

たったの658mじゃないですか。

楽勝かな、と高をくくります。

 

 

15分後、歩いて下山する田尻尾根との分岐。

往復券を買ったので、今日は使いません。

ここらへんは、木道があるので歩きやすい。

 

 

と言っても、少し荒れてて、

雨上がりで滑りやすい。

 

 

土合口駅が見えた。歩くと90分。

 

 

少し登って尾根筋に出ましたが、

新潟県側は真っ白で視界ゼロです。

 

 

登り始めて1.6km地点の避難小屋。

ここから少し行くと鎖場・はしごが見えます。

 

 

ここからが本番でした。

手袋をして、綱と鎖をたよりに登ります。

 


 

こうした坂を苦労して登ってみると、

 

 

こずえの先に見える頂上まで、

尾根の登山道が続く。

心が折れそう。

 

大きな岩があったので登りました。

▲天狗の留まり場という岩の上から

 

ここまで90分ほど登り続けてきたんだけど、

そろそろ牛皿パワーが切れてきたみたい。

水分補給して、もう一踏ん張りで限界。

 

天神ザンゲ岩というところで15分休憩

まだ、胃がおにぎりを拒否してたので、

カップゼリー4個食べました。

 

すると、あら不思議。

どんどん足が進みます。

というか、天神ザンゲまでが急登でしたね。

空も少し晴れてきました。

 

あっという間に。肩の小屋に到着。

もう少し頑張ればよかったです。

 

日本海側

 

夏山って感じの空。美しい。

 

 

トマの耳、到着。

 

2000m近くだと、雲の上になるのね。

でも、谷川岳は2つの頂上があるのです。

 

よく、猫の耳にたとえられたりします。

 

向こうに見えるのが、最高峰のオキの耳。

晴れてる瞬間に撮ったので暖かそうですが、

風は強くて、ガスが巻いたりしてます。

体感温度は10度くらいかなぁ。

 

もうひと頑張りです。

 

 

群馬県側の断崖絶壁。

登山道も、この切り立った崖沿いにあります。

ハイキング気分なんだけど、

危険と隣り合わせなのは忘れちゃいけない。

 

トマの耳を振り返ります。

こっちの峰の方が綺麗だね。

 

到着~。13:03

150分くらいでした。

まあまあのタイムだと思います。

 

さらに10分弱で富士浅間神社奥の院があります。

 

岩の上に鳥が居るの見えますかね。

(だから鳥居????? www)

鳥居まで、道を先導してくれました。


奥の院は新しい石の社(やしろ)でしたが、

左の暗い所が祠(ほこら)になってて、

懸仏(かけぼとけ)と呼ばれる

鏡のような仏様が祀られていたそうです。

資料は駐車場のインフォメーションセンターで見られます。

 

岩陰では、天神ザンゲで追い抜かれた

アベックがガスバーナーでランチ。

羨ましい。

 

さ、帰るか。

肩の小屋まで戻り、おにぎりを食べます。

 

 

パンはパンパンに膨らんでました。

ま、これは後で食べようかな。

水分も食糧も、高山だと警戒して、

少し多すぎた。

 

ピストン(同じ道の往復)なので、

以下は、谷川岳の自然の紹介です。

 

出ました。

定番のキノコですね (*゚∀゚*)

 

でも、高いところでは、キノコはあまりない。

それより、やっぱり花ですね。

 

 

下りは流石に早い。

ザンゲ岩からストックを使ってたんですが、

これは必須ですね。

岩場はバランス崩しやすいし、

天狗の岩あたりは蛇紋岩が多く、

すべすべに磨かれてて滑りやすい。

飛び降りるほどではないにしても、

ちょっと足の長さが足りないときにも重宝します。

 

ということで、15:30には天神平駅まで降りてきました。

 

これなら最初の予定通り、

田尻尾根伝いに90分で土合口駅まで

降りられたかもですね。

ま、次回の課題かな。

 

早く降りられたので、近くの温泉で汗を流しましょう。

谷川温泉「湯テルメの湯」です。630円。

こぢんまり、サウナもないけど、露天風呂は広い。

近くに神社にあったので行ったのですが、

そこで驚きの発見が!!!

 

▲富士浅間神社 中宮

 

なんと、ここは頂上にあった奥宮の麓の神社だったのです。

しかも、奥ノ院までの案内板がありました。


なんと、ここから天神平まで登れるそうです。

3時間半かかるみたい。

奥ノ院までは6時間ということですね。

往復するだけで日が暮れる。

昔の人は凄いなあ。

 

ここを歩いた人のブログがあったので、紹介します。

 

 

なんか今日のルートより険しいらしい。

しかも、熊穴まであるし。

 

怖いわぁ

 

温泉で汗を流し、

さて、またロングドライブだ。

 

 

水上駅前と隣に展示してあるD51

人影のないのが気になりますね。

 

渋川市まで降りてきたら、

行きつけの焼き肉屋さんで中華蕎麦。690円

 

高速道路を使わないので、

145km走って帰ったのは22:30でした。

今日は途中で眠くならなかったなぁ。

 

さ、明日は勤務だ。

(というか、勤務後これを書いてたwww)

 

お疲れ様でした。

 

6座目と思ってたんですが、

九州の阿蘇山に修学旅行で行ってたので修正しました。

ここまで登頂しているのは、

月山、那須岳、筑波山、穂高岳(奥穂)

開聞岳、阿蘇山の7つ

2020/9/96修正

 

<了>

 

 


 

 

 

今回は、坂東三十三観音巡りのついでに、
白山に登ってきました。
神奈川県厚木市の第6番札所
飯山観音の裏手になります。

(無駄に長いですm(_ _)m )



近くの飯山グラウンド駐車場から登ります。
標高は300m足らず。
頂上まで60分の案内があります。



登り口はわかりやすいけど、
草が生い茂ってますね。
天候は曇り。にわか雨の予報も出てますが、
雲は高いので大丈夫でしょう。



少し登ると、金網が。
害獣の防護柵のようです。
柵には扉が設置されていて、
登山者が開閉して山道に入る仕組みです。



ここ1週間のぐずぐずした天気のせいか、
湿度が高い。
今日はまだ誰も登ってないらしく、
クモの巣が張ってる。



しかも、山の中ではずっと
ブヨ?が耳元でブンブンうなってました。
ジメジメした山道ですが、
階段はまだしっかりしてそうです。



20分で展望ポイントのベンチに着きました。
でも、ほぼ展望がないのでスルーします。

女坂との分岐を過ぎて、
もう一頑張りすると、頂上でした。
所要時間30分。



自分の脚力が上がったのではなくて、
そもそも想定時間が甘いのでしょうね。
雲が低いので遠くまで見えませんが、
やっぱり頂上はいいよね。



お参りも控えているので、
写真を撮ったらさっさと行きましょう。
すぐに男坂の分岐まで来ましたが、
半分の30分で登ってきたので
桜山にも行くことにしました。



あ、神社があった。白山神社です。
今日、初めて、他の登山者と会いました。
写真を撮っていたので、
帰りにお参りしましょう。



いったん下降して登り直しです。
登り切って近かったなと思ったけど、
ここは桜山ではないらしい。



もう一足伸ばしたところが、桜山でした。
眺望はわずかで、ちょっと物足りない。
ま、二つの山を制覇したということで、
戻ります。



往復で20分でした。
男坂は少し階段が多いかもですが、
所詮200m級なのであっという間です。



古い空き缶が落ちてたので拾いました。
しかし、このお節介が悲劇の元でした。
後半に書いておきますが、
閲覧注意です。



階段が整備されているので、
多少崩れてるところもありますが、
一気呵成に降りていきます。

 


金網の扉で先程の登山者に追いつきました。



飯山観音の裏手の登山口です。
左が女坂のようです。



長谷寺(飯山観音)本堂です。
お参りして、下山します。



振り返ると、ここからもいい眺めです。
門前の小川沿いの参道を降りていくと、
駐車場への分岐点に戻ります。

 


少し登り直して駐車場に戻りました。



ほぼ1時間半の、軽いハイキングでしたね。
お疲れ様でした。

しかし、この後、とんでもない事態に。

以下、閲覧注意です。
なかなか、グロいので、自己責任で。



閲覧注意

 

 

閲覧注意

 

 

ほんとに見るの?

 

 

 

 

 

仕方ないなぁ








車に戻り、
トレッキングシューズを脱いだときです。

ボトリっ    は?


▲クリック注意

うわっ、

丸々としたヒルがいるではありませんか。

実は、
空き缶を拾ったときも悲劇があったのです。
どうも、缶にくっついていたらしく、
缶を撮影していたら、何か違和感が。




この細いのが、

あれだけ太ってるということは・・・

 

これにはびっくりしました。
まあ、男なので慌てながらも撮影しました。

しかし、こいつらを引きはがすのが、
なかなか面倒くさい。
そもそも掴みにくいし、
伸びるし、
吸盤でがっちりしがみついてます。

 


しかも、引きはがしても、
引きはがした逆の手に吸い付いてしまう。
二度、三度と引きはがして
隙を見て放り投げられました。

しかし、駐車場までついてきたやつは、
まるまると太ってます。
まさか(>_<)



うわー、しっかり吸血されてます。
しかも、右足3カ所、左足2カ所。
靴下の上からも吸ってたみたい。

じゃ、別のヒルもいるかもしれないと思い、
靴を脱いだら2匹、
あわててズボンも脱いだらさらに3匹。
追い打ちをかけるように、
アブまで飛んできます。

さすがにパニックになりつつ、
誰もいない駐車場で、
パンツ1枚でヒルを引きはがしてました。

この頃になると、
引きはがすのも手慣れてきました。
手ではがしても、すぐに張り付かれるので、
タオルで包むようにはがして、
指でアスファルトにはじきます。
熱くなったアスファルトの上で、
すぐに動かなくなりました。
あれ?、最初のでかいのはどこに?

その後、
流れ出た血を拭き取って帰宅しましたが、
悲惨な状況は続いていました。

 

▼ほんとに閲覧注意

 

 

 

 

 

 



ヒルの唾液に含まれる
ヒルジンによって血が固まらないので、
流れ続けた血は、
ひどい血糊になってました。
しかも、凝固作用がないので、
少し乾燥してるだけなのです。
これは普通のカサブタとは違い、
水には容易に溶けるようです。

お風呂で洗い流すと、
まだ血が止まりません。
カットバンして一晩過ぎて、
やっと止まりました。

それにしても、
ヤマビルは初めて見るし、
もちろん吸血されたのも初めてでした。

自分は裏山のある田舎で育ちましたが、
埼玉でヒルを見たことはない。
秩父でも高尾山でも南アルプスでも、
もしかしたら生息してるかもですが。

ここら辺が暖かいのか、湿気が高いのか。
神奈川のヒルの実態に詳しい人がいたら、
教えてください。
丹沢とか大山とかにも登りたいんだけど、
女の子だったら卒倒ものの体験でした。

 

<了>