若かりし頃、人材派遣の業界にいて、20代で独立して、今日まで。

良くも悪くも、この分野で「小岩さんはセミナー参加ご遠慮ください」と拒まれることは、随分前から慣れっこでした。

私自身は、自分のセミナーには同業のみなさんにも参加してほしいタイプだから、ちょっと複雑な思いでしたが、まあまあいろいろな考え方があるから仕方がないですね。


それが、最近はなぜかダイバーシティとかジェンダーのテーマでも、ときおり参加させてもらえなくなってショックです。

若い頃からそれなりに書き物の仕事もしているので、私は著作権とか知的権利への意識は人一倍強い方だと思います。

単純に、新しい分野、みんながあまりやりたがらないテーマは、関心を持つ人たちで学びあって高めあって切磋琢磨していった方が、絶対に生産的だし愉しいと考えているだけ。

そんな発信側、主催側に立って頑張って行けるよう、努力を続けていきたいと思っていますニコニコ


 

 

 

私の書籍やブログについて、ちょっとありえないようなご批判をいただきました。

私が今までに書いた本はそんなに売れているような分野のものではないですし、ブログだって業界の有名ブロガーさんなんかには遠くとおく及ばない存在ですから、基本的にはほぼほぼ注目されるような場面はありません。

それでも、やはり書店に並ぶ商業出版はある意味目立つ立ち位置にありますし、ブログもめげずに20年近くコツコツ続けていますから、良くも悪くも目にとまる人にはとまるのかもしれません。

 

今までもいろんな批判とかちょっとした中傷のようなことを受けることもなくはなかったのですが、まったく悪いことをやっているわけもないですし、その都度明るく受け流して何の問題になることもありませんでした。



今回は、ある種の公的な団体を代表するという社会的に立場のある方から、その方の職務に付随するような場において、間接的に私の本やブログが誹謗中傷されました。

それだけでしたら、世の中でよくある見解の相違や意見の応酬ですから、客観的にも何ら不思議なことではないでしょうし、私も問題だとは思いません。

むしろ、立場や考え方が違う方から、あえて厳しい意見や見解をいただけるのは光栄なことであり、素直に学ばせていただきたいという思いで、書くという行為に及んでいます。



個人的に少しショックだと感じたのは、その方が本やブログの内容をほとんどいっさい読まれないまま、一方的かつ辛辣なご批判を私以外の関係者に対して披瀝されたという点です。


内容を読まれず一方的なイメージによってレッテルを張られるということは、世の中では往々にしてあることですが、やはり高い倫理観が求められる地位にある方がされるべきではないと思います。

なおかつ、その批判の内容は、著者略歴やブログに掲載されている写真についての非難が主な理由とのことです。

どなたにも好みや価値観があるのは当然ですが、それが表現の自由にとどまる範囲において、あたかも書物や執筆全体の評価かのような批判を公けにされることは、適切ではないと考えます。



私は真摯に著者略歴やブログ掲載の写真を振り返りましたが、社会的・対外的に問題となるような内容は見当たりませんでした。

知り合いの法律家にも少し相談を持ちかけましたが、第三者的にみてもほぼ同様の評価とのコメントをいただきました。

そもそも、今のご時世、スーツ着用でプロに撮影依頼した写真が批判されるというのは、もっぱらその人の主観による好みの問題としか思えません。

それ以前に、ブログにはここ半年ほどほとんど人物写真は掲載していませんので、批判の的自体が相当に曖昧ではないかと思われます。

 


私が何よりも残念に思ったのは、社会的に尊敬されるべきであろう方が、あろうことかルッキズムによる批判をなさったことです。

これは誇張を恐れずにいえば、黒人の方に対して、「黒い肌の人はダメ」というようなものであり、いつしかの首相秘書官が、性的少数者の方を「見るのも気持ち悪い」と発言したようなものです。

しかも、執筆内容を読まれないままにあたかもそれが全体の評価かのような発言を、間接的になさった点は、やはり私自身の名誉にも大きくかかわることです。


百歩譲って、そのような信念をお持ちでならば、架電やメールも含め直接本人に伝えられたならば、堂々と意思疎通を図ることができたのではないかと思います。

これは私個人の問題とともに、ルッキズムに苦しむ人の立場もよくよく理解する法律実務家としての正義感からも、放置できません。

こんな思いで、私はその方に対して、正式に抗議をすることにしました。


 

今回は、このような経緯について書きましたが、全体としてみれば、私や私たちを応援してくださる方、協力してくださる方のが圧倒的に多いです。本当にありがたいことです。

そして、今もまた新たなテーマに挑んで日々せわしく過ごしていますが、具体的にお力になってくださる方の輪がじわじわと広がりつつあることに、心から感謝しています。

私は、合う人とは合う、合わない人とは合わないから、まったく関わらない。場合によっては仲たがいしても仕方ない。こんな考えが苦手です。理想かもしれないけど、最後まで人間愛は持ち続けたいです。

そんな思いで、今回はあえてこのような赤裸々な出来事について書かせていただきました。賛否両論あると思いますが、私は是々非々で恥じることがありません。

 

今後はよりいっそう謙虚な気持ちで、どなたとも仲良くできるよう精進していきたいと思っていますほっこり


 

 

 

 

 

 

 

ようやく、社労士実態調査の回答が終了しました。

ある意味、社労士として登録している者の義務だと思うので、ホッとしています。

それにしても、単純なアンケート的な調査かと思いきや、かなり考えないと回答できない項目があったり、自分自身を振り返って評価できるような内容も盛り込まれていました。
 

あらためて、社労士としての自分自身の今までと現状について、少し落ち着いて定点観測的に向き合う機会になった気がします。

こうした網羅的な実態調査を企画立案、制作実施された社労士会の関係者のみなさまに感謝ですね。


全体の集計結果が、楽しみですキラキラ