先日、三重県中小企業交流会(MR)の定例会で登壇しました。
テーマは、「経営者・起業家のための 労働法・社会保険の基礎のキソ」。
MRさんは、令和(R)に三重県(M)で三重県内の企業を盛り上げるべく発足した「学びの会」だそうです。
地元三重県のために何ができるか?
顧問先の社長とのご縁でお話しすることになりましたが、とにかくメンバーのみなさんが真摯的で、熱量が熱い会でした。
古くも新しくもさまざまな経営者の集いがありますが、その両方の良さをバランスよく持って運営されている雰囲気が十分に伝わってきました
20代で開業した頃はどこに行っても「まだ若い」とか「最年少」とかいわれてきましたが、20数年が過ぎ去って気がついてみると、まわりの経営者や幹部のみなさんも随分と若い人が増えたように感じます。
まあ自分が歳をとっただけですが(笑)、社会的にも組織的にも新陳代謝が大事だということを思うと、やはり若手の経営者・幹部のみなさんの頑張りがますます必要な時代だと思います。
私はかつては親くらいの年長の経営者に可愛がられるのが好きでしたが、今では若手といわれるみなさんの輪に入ってもまれるのがすごく楽しいです。
時代が変わった、あるいは自分が変わったというより、意識しないうちに自然と柔軟に対応しているだけなのかもしれません。
平成生まれの経営者がどんどん活躍されることに日々ワクワクしながら、少しでもお力になれる存在として頼られるよう精進していきたいものです
誰の人生にも、良いこともあれば悪いこともあります。
良いことを増やし、悪いことを減らすよう努力します。
この営みに、マインドが関わる要素は大きいです。
プラス思考はプラスの結果を生みやすく、逆もしかり。
昔から云われている「言霊」とは、本当だと思います。
でも、良いことばかりを発信している人は胡散臭い。
プラス思考と良いことばかりの発信は、違うと思います。
どの人の人生にも苦労があり、挫折も失敗もあります。
それらと必死に抗おうとする覚悟や勇気は、美しい。
本当のプラス思考とは、内側に負との対峙があります。
不運にも良くないことがあったとき、素顔が見えます。
本気で自分の人生を切り拓く人は、失望で終わりません。
負の要素にも、必ずプラスの糸口があると信じています。
真のプラス思考は、こんな強いマインドから導かれます。
影を照らすエネルギーを帯びた光に、人は感動します。
思えば、人が年輪を重ねることの意味はここにある。
また、謙虚な姿勢で先人たちの叡智に学ぶ意義もそう。
表面だけの薄っぺらいプラス発信に終始しないように。
自分一人が思い過ごしでアクセルを踏むことの限界。
本当のプラス思考は、挫折を味わう人にこそ届くもの。
開業直後からずっとお世話になっている方が旅立ちました。
まだ50代の若さでの急逝に言葉がありませんでした。
顧問先の社長として、みえ企業成長塾の参加者として、熱心な経営思考の持ち主として、勉強熱心の人生の先輩として、さまざまな場面でお世話になってきましたので、本当に悲しいです。
私は出張先でお通夜には参列できませんでしたが、同時刻に心からのお悔やみを申し上げました。
先週今週と悲しいお別れが続いていますが、故人への想いを胸に自分自身が成長できるよう頑張っていきたいです。