今週は遅ればせながら今年初上京でした。

 

年初からちょっとホームでの仕事に追われていましたが、

いろんな意味で整ってきましたので、東京、大阪、その他にと

いっきにせわしい日々になっていきそうです。

 

まずは新春セミナー。

日経ビジネス発行人の北方雅人氏の講演に参加しました。

会場は、バイデン大統領も訪れたあの「八芳園」。


田舎ものの私はお天気良いからとひと駅歩いたら、
かなり遠くてクタクタになってしまいましたが、
ほんとうに素晴らしいパワースポットですね桜

 

 

 

 

テーマは、「名経営者はいつから名経営者になったのか」。

 

京セラ・稲盛和夫氏

ユニクロ・柳井正氏

堀場製作所・堀場雅夫氏

サイゼリヤ・正垣泰彦氏

・・・

 

などそうそうたる経営者を直に取材してきた北方氏が語る、

あまりにも生々しいリアルな経営者論。

 

人材ビジネスにも通ずる採用、定着と向き合う経営論もあり、

とっても刺激的な90分間でした。

 

 

なかでも印象に残ったのは

「成功はアート、失敗はサイエンス」

ということば。

 

 

野村克也氏の座右の銘としても有名な、

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

(肥前国第9代平戸藩主・松浦清の言葉)

 

にも通ずるところがありますね。

 

 

大塚家具の社長父子を取材されたトピックなども取材して、

 

「なぜうまくいったのか?」

 

だけではなく、むしろ、

 

「なぜうまくいかなかったのか?」

 

をどこまでも愚直に聴き続けてきた氏の眼差しに、

経営者本人では決して語れない“真実”を感じましたキラキラ

 

 

 

 

そして、最後に残った名経営者の資質は、

ずばり、「変わり者」だということ。

 

みんながやるからでも、

やったら必ず儲かるからでも、

これからブームになるからでも、

理論的に正しいからでも、

過去の実績があるからでも、

社会貢献したいからでもなく、

 

「だれが何と言おうが、自分がそれをやりたいから!」

 

言葉にすると暴論のようですが、この肌感覚と熱量こそ、

名経営者の名経営者たるゆえんだと思いました。

 

真摯に、学びを得ていきたいものですねびっくりマーク

 

 

 

 


 

ずいぶんと久しぶりに、神保町に寄ってきました。

むかし大学院で学んでいた頃によく行きましたが、本当に懐かしいですね。

 

あの頃よりも古本屋さんが減って、今風の飲食店が増えたと思います。

お世話になっている出版社さんの部長さんが定年を迎えられて、

新たな部長さんになられたので、ご挨拶に。

やっぱり、こころ落ち着く街ですね📖




ここ一週間、いろんな経営者や同業者に会っての実感。

人間は他人を変えることはできない。

 

経営では他人に影響力を与える役割が求められるから葛藤が起こる。

 

でも他人を変えられないのはみな同じ。

 

自分も決して人様に染まる必要はない。

 

だから高らかに理念を掲げる経営者は強い。

 

大義のある影響力は、他人を変える以上にたくましい。

初心をわすれず、たゆまなく歩んでいきたいものです。