最近は残暑が厳しい、もう夏と冬ばかりで春や秋はほんと短い、といわれて久しいですが、今年はほんとにそうですね。


私は真夏生まれの夏好きなので、どちらかというと夏の延長戦は嫌いじゃないですが、それでもちょっと今年の残暑はこたえるかもしれません🥵

 

まあ、とはいえ、今は秋の果物真っ盛りで、一年の中でももっとも賑わう時期なのは間違いないですから、果物好きにとっては幸せな季節ではありますね🍇🍑ぶどうリンゴ

 

 

 

 

最近は業務的にも季節感がなくなってきてて、事務所や形態にもよるとはいえ、私たちのような事務所でも必ずしも初夏が繁忙期ともいえない感じで、もう年中何かしら繫忙期な気がします。

そしてこのところまたコロナの動向も気になってきたとはいえ、ひとまず5類になったということで、この夏は活動的にいろんな予定を入れまくったので、週末もほとんど出張とか遠出は続いていて、やっと地元いられると思ったら土日も事務所に缶詰めといった感じ💦


でも、そんな中でも、いや、そんな状況だからこそ、趣味やプライベートも大切にしていますが、それは切り替えやリフレッシュという意味もさることながら、仕事以外のことをがんがんアクセルを踏むことで、むしろエンパワーされて内からぐんぐんエネルギーが湧いてきて、結果、当たり前のように仕事もどんどん前進していくから!
 

前からずっと思っていますが、やっぱり仕事とプライベートは絶対にわけることはできないし、むしろ根っこでしっかりとつながっているから、どっちも全力投球することで人生がさらに楽しく磨きがかかっていくのですキラキラ

 







前置きが長くなりましたが、私のプライベートは、グルメにワイン、旅行に歴史探訪、音楽にファッション、スポーツ観戦に美術館めぐり、そして最近は学業といろんなものがありますが、なかでも絶対にはずせないのが、音楽🎶

クラシックもポップスも現代音楽も好きですが、やっぱりアーティストでいえば、中島美嘉。昨年の弊社20周年イベントで、美嘉ちゃんのデビュー曲を演奏してもらったくらいですから、もうずっとそれなりの思い入れがあります。

デビューした時期も、活動期間(20周年)もほぼ同じ、年齢こそ10歳くらい若いですが、ずっとずっとファンとして見つめながら、ちょっと大げさにいえば、ともに歴史を刻んできたという思いがあります。

そんなわけで、どんなに忙しくても、ツアーには必ず行きますし、できればもっともっと参加したいくらいなのです😊



いま開催中の今年のツアーは、「YOU」。昨年が「I」だったから、その真逆のコンセプトですね。

ファンが選んだベストヒット全集的なセットリストですから、それはそれは冒頭からいっきに盛り上がって、もう数曲でお腹いっぱいになるくらいです。

個人的には、マイナーな曲、一般うけしないくらいディープでどん底級に暗い曲なんかも大好きなのですが、今年のツアーはおそらく誰が聴いても絶対に楽しめる曲ばかりなので、歴史に残るツアーなのだと思います!





中島美嘉の魅力。圧倒的な歌唱力だったり、世界観だったり、ファッションセンスだったり、唯一無二の声質だったりすると思いますが、どれもそうですが、ライブに関しては、やはりファンとの距離感、そしてコミュニティなのだと思います。

どんなアーティストでも、熱烈なファンはいるし、独特の距離感があるし、もちろん独自のコミュニティがあると思いますが、中島美嘉の場合は、またいっぷう違ったところもある。

それは、私がファンだからそう感じるところもあるけど、やはり彼女自身の魅力だったり、持ち味だったり、特性だったりが、強固にあるのだと思いますふんわり風船星



知っている人は知っていますが、中島美嘉はMCがうまくありません。むしろ、できないといってもいいくらいです。だから、そのコーナーは、ファンが声がけしたり質問したりして、彼女がそれに答えてくれるスタイルです。

ようやくコロナ禍が落ち着いて声出しができるようになったので、今年のツアーにも、そんな光景がしっかりと復活しました。

そして、中島美嘉は、人柄がいいことで知られますが、不器用でアドリブがきかない人なので、彼女がぐいぐいとファンやメンバーを引っ張っているというよりは、メンバーが不器用な彼女を支え、ファンがみんなでライブを作り上げているという雰囲気に近いのです。


私は、こんな世界観が、とても好きです💖


 


今年のツアーは、ファンが選曲しています。それだけなら、まあ普通ですが、全体の構成も、ファンが主役なのです。

今回のライブでは、ところどころで、中島美嘉の歴史を振り返る映像がちりばめられていますが、それだけでとても感慨ぶかくて熱くなるのですが、そこにはたくさんのファンの姿が映し出されていて、むしろファンが主役のストーリーになっているのです。

いいかえるなら、ファンの目線や立ち位置から、中島美嘉の世界がくっきりととらえられ、そのアングルから世界観が作りあげらえているかもよう🎥


ちなみに、今回のセットリストは、以下のような感じです🎶


 

Seti List

Amazing Grace
ALL HANDS TOGETHER
一色
LIFE
GRESCENT MOON
初恋
STAES
桜色舞うころ
A MIRACLE FOR YOU
あなたがいるから
Love Addict
Helpless Rain
Beyond
僕が死のうと思ったのは
LETTER
不協和音
I DON'T KNOW
GLAMOROUS SKY
LOVE IS ECSTASY
雪の華
FIND THE WAY

(アンコール)
We are all staes
ORION

 


 

私もSNSで同じファンの友達や知人がいますが、このつながりがとても快適で、また今風のコミュニティだなと感じています。

こんな風景って、今の時代のビジネスやスポーツなんかにも、十分に通じるところがあるのではないかと思います。

社長が主役でみんなを引っ張る、監督がリーダーとして選手を率いる。それは間違いないけど、今はそんな力学一辺倒のチームや組織では、うまくいかないことを、もうみんなが知っています。



ここに純粋な音楽性を超えたアーティストの世界観の魅力や、今の時代の“ファンコミュニティ”のあり方を強く感じるのです。

中島美嘉のすごさは、ありのままに表現しているところにあり、そこには不器用さや人間的な限界も含まれている。

すごい有名アーティストだからすごいのではなくて、「“こんな私を支えてくれているみんな”って、めっちゃすごい!」という価値観が、その世界からにじみ出ている。

まさに、今の時代のあり方を感じます。

だから、聴く人は元気が出てくるし、勇気が湧いてくるし、素直に泣くことができるし、自分のすごさを再発見することができる!





すごい人、えらい人、有名な人だから、自分より上とかいう問題ではなくて、素直にその世界観が好きだから、みんなでそれを分かち合って、みんなが幸せになるコニュニティをつくる。

まさに、そうなのだと思います。

私も、中島美嘉のライブに行くと、いつも素直になれるし、涙がでるし、勇気が湧いてくるし、大きな感動をもらうけど、そのあとに残るのは、「気分転換できた」「ストレス発散できた」などではなく、「自分自身の生き方や仕事に向けてエンパワーされた」なのですね。

まだまだ浅学菲才ですが、仕事という視点からも、プライベートの視点からも、自分の生き方という視点からも、いつも大きな気づきとヒントをいただくのです。

こんな感性やつながりをもっともっと大切にしながら、しっかり次に向かって励んでいきたいものですほっこりキラキラ