今日は七夕ですね七夕
子どものころはなぜか七夕になるとワクワクしたものですが、大人になるとそれがなくなるとは思いたくないものです。

梅雨空で天の川を見上げるのは難しそうですが、せっかくなら願いを捧げたいもの。
みなさんは、どんな願いを捧げますか?

私はこの時期になるといつも思うのですが、せっかく願いを捧げるのなら、自分やその周りのことだけではなく、社会や世の中の幸せを願いたいですね。

自分や自社のことに責任が持てないで社会を語っても無力感しかないかもしれませんが、かといって自分の成功や家族の幸せ以外に願うものがない人生はやはりどこか空しいものです。

そして人間は、人格の発展と社会性の向上によって、一般的には幼少期、青年期から壮年期、晩成期へと向かうにしたがって、自分や周りのことばかりではなくて、広く社会や世の中のことを語り、願いを馳せる生き物だと思います。

七夕の夜には、最近こんなことを考えるようになりました星空



7月7日は大抵は梅雨のど真ん中であることが多いですが、旧暦では8月上旬ですから一年でも最も雨が少ない時期です。

夜雨が降ると天の川が見れないから残念と思うのが人情ですが、七夕には雨が降った方が縁起がよいと考える地方もあるようです。

天帝の娘である織姫はその名のとおり織物が得意な女性で、努力家でその地域一番の働き者で知られていました。

ところがある縁で彦星と出会った織姫は、お互いに一目ぼれして瞬く間に仲睦まじくなります。

ここまでは良かったのですが、結婚してからというものの織姫はいっさい仕事をしなくなり、日夜遊興にふけって怠惰な毎日を過ごすようになってしまいました。

こんな織姫の豹変を案じた父の天帝は、将来をおもんぱかって二人を天の川の両岸に引き離し、年に一度、七夕の夜にだけ会うことを許したというのが、俗にいう七夕の所以です。

子どものころから慣れ親しんできた物語ですが、今の世の中になって聞くとあらためて考えさせられることがあり、むしろ今の時代のリアリティすら感じられると思うのは、私だけではないでしょう。

うがった見方をするなら、七夕はダブルインカム時代のライフスタイルを睨んだ逸話だったのかもしれません乙女のトキメキ






ということで、今日、「令和3年版 労働者派遣をめぐる最新情報と実務対応」(日本法令)が発売されました。

先日収録したオンラインセミナーが出版社から発売されるのですが、今回は出版物としてアマゾンなどでも発売されることになりました。

 

 

 


かつて『トラブルを防ぐ!パート・アルバイト雇用の法律Q&A』(同文館出版)や『ビジネスガイド』の巻頭記事などを共著した私と弊社山野が、不慣れなオンライン収録にあたふたしつつも、お互いの正反対の持ち味を生かしてお話しした約2時間30分。

途中、回線状況や講師のPCの不具合などのトラブルがあったり、話し込むうちにふたりとも方言丸出し?の語り口になっているかもしれませんが、令和3年の最新情報と実務対応について盛りだくさんの内容を凝縮してお伝えしていますCD



 

講義の内容 (6月2日に収録した講義の動画が収録されています)

1 労使協定方式と派遣先均等・均衡方式の総整理
~一般賃金をめぐる「例外的取扱い」を中心に~

2 令和3年の省令・指針の改正について
~雇入れ時の説明義務・雇用安定措置の希望聴取など~

3 労働者派遣事業報告書への対応について
~令和3年度の「別紙様式」を中心に~

4 昨今の労働者派遣をめぐる実務Q&A
~労務トラブル・法改正・労働局対応など~

 






93枚のスライドを用いて、令和3年の派遣法改正(省令・指針)、事業報告書その他の最新情報、コロナ対応や行政調査などの実務解説を小岩が、平成27年改正の総おさらい、労働者派遣をめぐる実務Q&Aを山野が担当しています。

 

もう法定期日は過ぎてしましましたが、とても複雑になった事業報告書の実務についても解説していますので、期限延長している場合や令和4年の報告書でも参考にしていただけるかもしれません。

今までオンラインセミナーやDVDなどはいくつか担当してきましたが、アマゾンで発売されるのは初めてですので、少しでも実務家や社労士のみなさんのお役に立てればと思いますほっこり