週末は、「働き方改革と改正派遣法の実務対応セミナー」の名古屋会場を開催しました。
9月の三重会場に続いての第二弾となります。
3連休の1日目という日程でしたが、愛知、三重はもちろん他県からも複数の方々にご参加いただきました。
「働き方改革」についてのセミナーは津々浦々で毎週のように開催されていますが、働き方改革関連法の中の「改正派遣法」もからめた内容となると、東京や大阪はともかく名古屋でも数少ないと思います。
今年は公的団体の講座などで名古屋会場を担当させていただく機会もありますが、そんな意味では名古屋には愛着がありますし、広い意味ではホームグラウンドかなというふうに感じています。
2時間30分ほどのセミナーでしたが、冒頭で①有給休暇の取得義務化、②時間外労働の上限規制、③同一労働同一賃金(派遣法の最新情報を含む)で聴きたいテーマについて手を挙げていただいたところ、驚くほど同数だったので3つのテーマをほぼ均等にお話ししました。
ご参加いただいた方々も派遣会社とそれ以外の会社とがほぼ半数だったので、雰囲気的にもいい流れで勉強会になったと思います。
有給休暇→時間外労働→同一労働同一賃金という流れで、このところ何度もお話ししていますが、やはりみなさんが反応されるテーマはバラバラなのですね。
立場も状況も違うから当たり前と言えば当たり前ですが、これも講師としてはライブ感と責任感をぐっと感じることができて、大きなやりがいです。
休憩をはさんで後半は、予定通り派遣法の最新情報についてお話ししました。
待遇決定方式の「労使協定」についての具体的な解説は、まだ確定されていない段階の予断と偏見とはいえ、タイミングは全国でも一番早いと自負しています。
いま審議会の部会でも最終局面となっていますが、この動きは業界にいらっしゃる方々といえどもタイムリーに具体的に追い掛けられていないなとつくづく感じます。
逆にいえばそれが私たちの役割であり存在意義だと思うので、これからもフライングぎみでいろんな情報発信をしていきたいと思います。
このテーマ、当然ですが終了後も熱いご質問ご意見を複数いただきました。
セミナー後は内々に打ち上げをしましたが、これもなかなか楽しかったです。
気がつけば遠く日本海側から参加していただいた社長と二次会まで。
ありがとうございました。
ということで、今週は東京、来月は大阪で登壇します。
明日の部会も気になりますね。
なにかと忙しい時期ですが、しっかり頑張ります!