三重県鈴鹿市の特定社会保険労務士&特定行政書士・小岩広宣です。

一般社団法人日本生産技能労務協会(技能協)さんの大阪セミナーに参加しました。

大阪にはこの前の3連休の初日に派遣会社様の案件でお邪魔したばかり。

7月は沖縄、東京、大阪、新潟、大阪と行ったり来たりしていて、なかなか事務所には居られませんね(笑)

今回のセミナーは、人材サービス事業者のための「採用と定着」。まさに今が旬のテーマでした。




前半の第1部では、採用成功と定着率アップのためのノウハウ紹介として、5社の先進的な企業から具体的な事例や取り組みについて発表がありました。

自社サイトを中心とする採用マーケティング、スマホアプリによるスタッフとのコミュニケーション、米国先進企業の採用・定着への取り組み事例、IT活用による定着率の最大化、製造派遣に特化したe-ラーニングなど、どれも目から鱗の内容ばかりでした。

製造業を中心とする人材派遣、とりわけ地方における実情からすれば、採用や定着にITを駆使するという感覚にはまだまだ違和感があります。

ともすれば、ITなんてと現場における採用や定着には役に立たないと考えてしまうきらいすらあります。

でも、それがまったくの誤解と偏見であることは、5社の企業トップによるプレゼンを真剣に聞けば、一瞬にして理解できます。

むしろ、地方こそ、そして製造系こそ、これらのノウハウやスキルが本当に求められているのだということが心に落ちますね。

私も具体的にさまざまな気づきとヒントをいただきましたので、順次実践に移していきたいと思います音譜




そして後半の第2部では、成長している企業が具体的に行っている取り組み事例として、業界を牽引する名だたる3社のトップから発表がありました。

この業界に関わっていれば誰もが知る企業トップからのお話しとなれば、勉強にならないわけがありません。

まずは、キャリアコンサルティングを導入したことで、若者の定着率が飛躍的に向上したという事例。

そして、管理者が派遣社員として現場で一丸となって働くことで管理力と定着力を向上させている事例。

最後は、無期雇用へのキャリアパスに向けた経営理念と社内カリキュラムを盛り込んだ塾を開催して成功している事例。


どの経営者のお話しも実に刺激的で再現性があって示唆に満ち溢れていました。

この後に行われた大学教授のコーディネートによるパネルディスカッションも、会場参加者を交えて本当に盛り上がりましたアップ




派遣法の実務を専門とする社労士である私のような者にとって、今回のような勉強会はまさに真の意味で血肉になるものだと痛感しました。

みなさんで業界を盛り上げていこうとされている技能協さんの取り組み、会員企業さん、プレゼンされた経営者の方々の姿勢には本当に頭が下がります。

数々の学びと刺激をいただきつつ、私も業界に育てられ業界に関わって仕事をしている一人として、自分がやるべきことを加速させていきたいと思います。

自分のミッションとかビジョンがまた少し具体化できる取っ掛かりをいただいたような気がします。感謝しかありませんニコニコ





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