三重県鈴鹿市の社会保険労務士・小岩広宣です。
このところ、どこに行っても「暑いですね」が合言葉ですね。
若い人でも熱中症で倒れてしまうことがあるほど、今年は暑い。
昼間の水分補給以外にも、栄養バランスや適度な睡眠が大切です。
そんな中、私のお気に入りは「梅干し」。
梅干しが熱中症に効くことは昔から知られていますが、今年は特に話題になっているようです。
オフィスなどでも、カリカリに干されたお菓子のような梅干しを忍ばせている人もいますね。
私が好きなのは、自然な甘さが人気のはちみつ梅。
梅の酸っぱさとはちみつのマイルドな甘さのバランスが、絶妙です。
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もともと梅干しは、もっぱら熱中症への効果を期待して売られている商品ではありません。
でも、この異常な暑さの中、うまく「熱中症対策」をうたってPRしている商品は、確実に売上を伸ばしているようです。
ふつうに梅干しを売っていて、「暑さにも効きますよ」ではなく、あくまで「熱中症対策の商品」として、すすめるのです。
これは他の商品やサービスについても、いえることですね。
ありのままの商品やサービスそのものをPRするのではなく、「いま顧客が求めているニーズ」という視点から、特徴を前面に打ち出していく。
当たり前ですが、商品やサービスの価値は、「受け手のニーズ」によって決まります。
どんなに希少性のある商品や画期的なサービスでも、顧客のニーズにかなわなければ価値は認められないのです。
今までずっと扱ってきた商品を、だからといって何の疑問もなく販売していることはありませんか?
あるいは、自分が自信があるサービスを、一方的に押し付けてしまっていることはないですか?
同じ商品、サービスでも、だれが「受け手」になるかよって、その価値はまるで変わってきます。
本当に必要にしている「受け手」に向けて、必要なものを届けるのがそもそもビジネスの使命。
「売れなくなってきた」「反応が悪くなってきた」と思ったら、まず「受け手」をもう一度、意識し直そう。
もしかしたら、あなたの商品やサービスを本当に求めている人は、まったく別に存在するのかもしれません