今回の「ドクターＹ ～外科医・加地秀樹～」は、まさかの手術ミスに失恋!?に落胆する加地(勝村政信)のシーンから始まりました。
遠い離島の分院に行かないかと院長から勧められます。
院長秘書で恋人・江頭早苗( 武田玲奈）のマンションで、今彼の若きIT億万長者・六車航平（満島真之介）に出会います。
しかし、六車航平は重い肝炎で余命半年の体でした。
六車の主治医に指名された加地は、ある日、産みの母で六車を捨てた母・成瀬鮎子( 風吹ジュン）に六車と伴に会います。
だが、六車はその母に、自分に唯一生きる望みの可能性を残す腎臓移植を迫まります。
ところが、その母鮎子もまた１型糖尿病によるすい炎に苦しんでいたのです。
「俺のドナーに成れるのはあなただけだったのに....................」まだ六車は諦められません。
そんな六車に加地は、望みはあると語ります。
そして東帝医科大学病院をクビになって、今は落ちぶれホームレスを医者として助ける境遇の海老名（遠藤憲一）にある協力を依頼します。
加地と海老名２人の外科医が、六車のすい臓をその母・鮎子に移植するという超難題の手術に挑むのです。
ところが、母・鮎子を担当していた加地はまた肝心なところで失敗。
麻酔医の城之内博美( 内田有紀）が手術台の脇から「血圧60に低下しています」と声をあげました。
加地先生！危機一髪！
しかし、なんとか乗り切った加地。
術後、母の病床を訪れた六車。
「これからは楽しく生きて下さい」
今度は六車に母・鮎子の肝臓を移植する手術を成功させた加地は、海老名とともに東帝医科大学病院で医師を続けることになりました。